アスパラガスの苗づくりはプランターに種をまき、ポット上げし、そのまま冬を越して春に定植します。
プランターへの種まきからポット上げ、定植直前までの工程を紹介します。
あくまでも個人的な方法なので参考くらいにしてくださいね。
用した種・品種:シャワー(タキイ) 生産地:アメリカ
育苗用に、培養土:8,腐葉土:2の割合と、ピートモスを少々追加してよく混ぜ合わせます。培養土にはバーク堆肥は多少は入っていますが、肥料は入っていないものを使います。
種を蒔く表面の土はふるいにかけた細かい土を使用します。
混ぜた後、ふるいにかけて粗い土の塊、基の土、更にふるいにかけたて細かい土を作ります。
育苗なので付属の底板を使用します。
粗い土の塊を底に敷きつめ、本来の用土を入れます。
表面は種蒔き用に細かい土を敷きつめます。
まき溝の間隔8cmを2列で、3cm間隔で種をまきます。その後3回くらいに分けて水やりします。
アスパラガスの種です。
アスパラガスは発芽しにくいので、乾燥しないように新聞紙で被っておきます。約40日くらいで発芽します。
(私の場合、ちょうど1ヶ月でした。)
発芽の様子です。
6mmくらいで、アスパラの「超ミニ」って感じですね。
発芽4日後、葉のような茎が生えてきます。
ポッと上げ直前の様子です。
腐葉土と培養土を6対4の割合でよく混ぜ合わせます。
(腐葉土:ポット17個、腐葉土:11個でした)
ただし、種まきの時と同じ割合の方が良いかもしれません。
10.5cmポットを28個使ってプランターの苗を全部ポット上げします。
冬を越してみないと心配なので、定植するときに良さそうな苗を選別することにします。
根を傷めないようにそっとポットに移します。
28個で、ここから定植の時に選別します。
水を何回かに分けてたっぷり与えます。
夏は朝夕、水やりをして、冬に葉が枯れたら地上部を切り取ります。
8月9日の様子です。
これ以上は大きくならないようですね。
12月24日、完全に枯れているので地上部をハサミで切り取ります。これで春に芽が出るのを待ちましょう。
2月13日、新芽が出始めてきました。
(約8mm、太さは1mm程度)
まだ3つのポットだけですが、次々にでてくるでしょう。
3月28日、青々しくなって定植出来そうな大きさになってきたので、定植の準備(堆肥の施し)をしておきます。
冬の対策は何もしませんでした。寒さに耐えての苗ですね。
4月13日、定植直前の苗です。
28個中、7株を定植するので、この中から良さそうなのを選びます。
ただ、この時点で雄株か雌株かは判別出来ません。
といっても選択は、迷いますね。