アスパラガスの育苗

アスパラガスの苗づくりはプランターに種をまき、ポット上げし、そのまま冬を越して春に定植します。
プランターへの種まきからポット上げ、定植直前までの工程を紹介します。
あくまでも個人的な方法なので参考くらいにしてくださいね。

用した種・品種:シャワー(タキイ) 生産地:アメリカ

1.プランターの土作り

育苗用に、培養土:8,腐葉土:2の割合と、ピートモスを少々追加してよく混ぜ合わせます。培養土にはバーク堆肥は多少は入っていますが、肥料は入っていないものを使います。
種を蒔く表面の土はふるいにかけた細かい土を使用します。

 

混ぜた後、ふるいにかけて粗い土の塊、基の土、更にふるいにかけたて細かい土を作ります。
育苗なので付属の底板を使用します。

 

粗い土の塊を底に敷きつめ、本来の用土を入れます。
表面は種蒔き用に細かい土を敷きつめます。

 

2.プランターに種まき

まき溝の間隔8cmを2列で、3cm間隔で種をまきます。その後3回くらいに分けて水やりします。

アスパラガスの種です。

 

アスパラガスは発芽しにくいので、乾燥しないように新聞紙で被っておきます。約40日くらいで発芽します。
(私の場合、ちょうど1ヶ月でした。)

3.発芽

発芽の様子です。
6mmくらいで、アスパラの「超ミニ」って感じですね。

発芽4日後、葉のような茎が生えてきます。

 

4.ポッと上げ

ポッと上げ直前の様子です。

腐葉土と培養土を6対4の割合でよく混ぜ合わせます。
(腐葉土:ポット17個、腐葉土:11個でした)
ただし、種まきの時と同じ割合の方が良いかもしれません。

10.5cmポットを28個使ってプランターの苗を全部ポット上げします。
冬を越してみないと心配なので、定植するときに良さそうな苗を選別することにします。

根を傷めないようにそっとポットに移します。

 

28個で、ここから定植の時に選別します。

 

水を何回かに分けてたっぷり与えます。
夏は朝夕、水やりをして、冬に葉が枯れたら地上部を切り取ります。

5.夏の生育の様子

8月9日の様子です。
これ以上は大きくならないようですね。

6.地上部の切り取り

 

12月24日、完全に枯れているので地上部をハサミで切り取ります。これで春に芽が出るのを待ちましょう。

7.新芽の出始め

2月13日、新芽が出始めてきました。
(約8mm、太さは1mm程度)
まだ3つのポットだけですが、次々にでてくるでしょう。

8.そろそろ定植の準備

3月28日、青々しくなって定植出来そうな大きさになってきたので、定植の準備(堆肥の施し)をしておきます。
冬の対策は何もしませんでした。寒さに耐えての苗ですね。

9.定植直前の苗

4月13日、定植直前の苗です。
28個中、7株を定植するので、この中から良さそうなのを選びます。
ただ、この時点で雄株か雌株かは判別出来ません。
といっても選択は、迷いますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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