2009年9月頃、橙色の粉のようなものがニラの3分の1位に広がっていました。
南側から進入してきたみたいです。
以前から、カタバミだと思うんですが、その葉に橙色の粉のようなものがあちこちにくっついていました。
野菜ではないのでそのままにしておいたのが伝染したのでしょうか?
調べたところ、赤さび病といって、刈り取ってすぐ捨てるか、焼却するしかないと書いてあったので、ニラを根本から全部刈り取り、捨ててしまい、土をバーナーで焼却して、対応しました。これで大丈夫かな?
いやいや、10月3日にはもう、すくすく伸びてきましたよ。それも非常に柔らかく綺麗に再生しています。
根本の方は焦げてますけどね。
と、安心していたら、10月が終わる頃、近くのネギに伝染していました。
ニラの方もポツポツと橙色の斑点が出るので、仕方なく全部根から抜き取り、また根の一部も残るので出来る限り処分し、ネギも全滅なので袋に入れて処分しました。
また土もバーナーで焼いておきました。
2009年11月1日 葉ネギにも伝染
ニラから2m先の葉ネギに伝染してしまいました。
もう手がつけられません!
このネギも全て根っこごと処分しました。
2010年6月7日 赤さび病が周囲に広がる
カタバミ(左上)の裏に赤い斑点が発生しています。芝生にもどんどん広がっています。(左下)
しだいに右下の様に葉の全体に広がり、葉がくずれてきます。
最悪!
糸状菌(カビの仲間)の感染で起き、胞子で伝染するので、
発病した株をすぐに処分(近くの放置しておかない)するか焼却します。
また、連作をすると発生しやすくなります。
薬剤を使用すると効果はありますが、有効な微生物も殺してしまうので、この菜園では農薬は一切使用せず木酢液や輪作などで対応します。
効果が出るのは、来年以降になると思います。
(根気よく)
私の場合、周りに芝生が茂っていて、カタバミが至る所に生えています。芝生も30年近くにもなり、手入れといえば刈り込むことだけでした。
おそらく初めのうちはカタバミだと思いますが、2,3年前にカタバミに赤い斑点があるは分かっていましたが、ただ引き抜いていただけでした。
これからの対策として、芝生を常に短く刈り込むことと、カタバミを徹底的につぶしていくことですか。(芝生は、マシンで刈ると葉っぱが飛び散るので電動カッターで短くします。)
芝生が短い所には赤さびは見られないとは思いますが、比較的茂っている所に発生するようなので、近くの樹木を刈り込んで風通しをよくし、日当たりも良くしてみましょう。
カビの胞子は、湿った環境が長く、気温が上がってくると発芽するので、その発生を抑制するには乾燥と、気温を下げることが必要とされます。
また、夕方に散水する場合は葉に水が当たらないよう心がけましょう。
これでもだめなら、他に中間宿主があるかも知れないので、その植物を突きとめる必要がありますね。(冬には中間宿主で越冬する)
害虫よりやっかいですねえ。(体のどこかのカビとよく似てますね?)
対策は、長期戦になるので「赤さび病撲滅日記」として記録しています。