トウモロコシは、ご存じ食べている実は、種になるところですね。1株に雄花と雌花が分かれていて、雄花が花粉を風でまき散らし、雌花の雌しべに受粉します。風が無いと花粉は殆ど飛びませんが、風が吹くと横の方に飛んでいくので一株だと受粉が困難になるので何本かまとめて栽培しています。
雄穂(ゆうずい)といって雄花ですね。
既に花粉を散らしてる
イネ科なのでお米の穂によく似ていますね。
雌花が十分生長しないうちに花粉が飛び始めるので、トウモロコシは集団で栽培し、別の株の雌しべに受粉するようになっています。
雄花と言っても花びらはなく、雄しべはここから花粉を風の力でまき散らします。
雌花で、ヒゲのような1本1本が実につながっています。つまり、トウモロコシですね。
このヒゲ(雌しべ)の先に柱頭といって、ここに花粉が受粉します。
この柱頭に受粉しないと、歯抜けのようなトウモロコシとなるわけです。