山はみんなの恵み  問い合わせ

 2016年の秋田県、青森県境 十和利山の人食い熊事件を受けてどう防御するか真剣に考えよう。


会ったら自分を大きく強そうに見せて不動。棒、ナタなどで笹を揺らしこっちが爪が長いと見せかける。目はそらさず後ずさりする。
逃げても無駄、横へは動かず縦方向が熊には見づらい。熊撃退スプレーは5,380円と少しは求めやすくなった。必需品としたい。

   品名 内容  目的  行動 
 装備すべき機材  チンと鳴る鐘 高音がする物のほうが良い  存在を知らせる  後ろからの急襲を避ける
   棍棒 1mぐらいで太くてかたい棒  スキーストックが役立ったことも   正面から睨み合ったら牽制
   熊撃退スプレー   4mまで近づいたら躊躇なく発射   最高の手段
   ヘルメット 頭部の守り  後ろからいきなりパンチ  頭皮の剥離、失神を避ける 
       


 防具が何もなくて死、重傷を免れる対策; ためいき~~
  頭、首をリュックヘルメットで覆い手で頭を抱える。うつ伏せになって内臓を守る。軽傷、中傷で済むことを祈る。
読後の感想;熊の戦闘能力は猟犬が向かってきたような感じだと私は想像する。戦って勝てる相手ではないらしい。
反撃はお互い徐々にエスカレートして後戻りできない交戦状態になるのかも。生か死か。手を緩めてくれることは期待しない。
 

     自己評価 5  私が勝手に評価したので、参考程度にお願いします。
 これまで有効とされていた
対策
 ラジオ  ☆  熊が寄ってくる。全く無効。リュックの位置と帰り道を知らせる道しるべ。
  鈴   ☆☆ 音色が低いと熊に届きにくい 
   鐘   ☆☆☆☆  高音が良い。しゃがんでいるときが危険。小動物に見える。
   爆竹  ☆☆☆☆  竹藪に入る前に点火、鳴らす。山火事に注意。
   男の声  ☆☆☆  男の声 有効 熊は低い声を嫌う {オ~イ}
 防御はどうするか  ナタ  ☆☆  身動きできない竹藪では振り回せない。しがみつく小熊を振り払うのに有効。距離50cm。
   ヘルメット  ☆☆☆☆  熊が狙う頭、首を保護。
   棍棒  ☆☆☆  1m20cm。笹を叩いたりして大きく見せる。顔を叩いたり突いて攻撃。距離2m。
   熊撃退スプレー  ☆☆☆☆☆  安全な距離から噴射。自分にかけない。距離4m。
   複数入山  ☆☆☆☆☆  2人以上で入山。見張り、採集役。


最低限この程度を頭に叩き込み行方不明者になって熊に食害され新たな人食い熊の誕生をさせないことだ。
先祖から受け継いだ山の恵みはありがたく、また次の代に受け継がれるべき宝だ。
参考;米田一彦著;「人狩り熊」2018年5月1日発行  「熊が人を襲うとき」2017年5月1日発行