竹の子ビン詰めに圧力鍋の活用 阿部流 圧力鍋による瓶詰め術 

準備として寸胴鍋に4ビンを入れても十分水没する量の湯を沸かしておく。
 むいた竹の子を4ビンに詰める。湯をひたひたに入れる。圧力鍋に蒸し皿を敷いて水を少々入れる。圧力を高圧にセットして
  10分間(最近手を抜いて5分かな?)加熱する。時間が来たら火を止め圧力が下がるまで待つ。
2、ビンを取出し、熱湯をあふれるまで継ぎ足す。別に熱湯で2分間消毒しておいた蓋を軽く閉める。
   寸胴鍋の熱湯の中に4ビンを入れ7分間煮沸する。
3、鍋から4ビンを火傷しないように取出し蓋を思いっきり強く締める。
  
さらに7分間沸騰させる。十分な高温が必要、油断してぬるくなればすべてがパー。
   煮炊き用ストーブを使うと経済的だが、十分な加熱ができるか注意。失敗経験あり

4、これで出来上がり。
 1回4ビンに30〜40分かかるので、やはり時間はかかるが、経費を少しは節約出来る。
 圧力鍋なら高温、高圧のすさまじい殺菌力が期待できる。ふたを圧力鍋に入れないのは密閉を保つ樹脂膜が
 圧力鍋の高温で変質するのを防ぐため。圧力鍋を使うとふたの樹脂膜が変質して、食べる時にふたがきつくて
 大変苦労するからふたの消毒に圧力鍋は使わない。
 最後のふたを閉めるときに、火傷しないように防水の断熱手袋か又は市販のビン締めが必要である。
 瓶詰めに失敗は付き物です。私もしょっちゅう失敗します。うまくいかなくても次に工夫してがんばってください。