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ガラス製品全般

 

(C)サロン 竹森

 updated on 08/05/2006 13:47:13

2006.11.29.作品18点掲載(計41作品掲載)2022.01.18.作品解説追加。


 

ガラス、ギヤマン、やはりカタカナが似合う響きがする。

            

専門知識がないので詳細な説明が出来ないが、

5月頃より汗ばむ季節が訪れると座右に置き楽しみたくなる器と言える。

 

世界的には紀元前よりガラス製品は生まれるが日本においては

古墳時代の副葬品が初源と思われる、

ただ正倉院御物にはやはり渡来品のお宝(ガラス製品)が納まっている。

           

国産のガラスは長崎から始まったとされている、

鉄砲の伝来と共に技術が伝授され、約100年経過後、

宙吹きと型吹き技法(薄手)が1700年頃江戸に伝わったようである。

なお厚手のガラス製造は切子(カット)技法が可能となり

マニや垂涎の“薩摩切子”が19世紀前後に製造が可能となった。

               

そのマニア垂涎の薩摩切子は1846年薩摩藩主“島津なりおき”が

藩の総力をあげて取り組んだ、

あの美しい薩摩切子の銅赤ガラスはこの熱意により完成した。

                

でもそんな名品残念だがこの世に流通する訳がない。

ガラスは割れ易いので無傷の物に出会うと何故か?心が安らぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 乳白赤縁エナメル彩ローソク立 GL0501

明治〜大正

 

エナメル彩にて花柄や木の葉が絵付けされ可愛い雰囲気

が魅力のローソク立ての紹介です。

 

ハレの日のテーブルに飾りにこの器に蝋燭を立て、火をとも

せば部屋の雰囲気は瞬時に変わり、心華やぐこと請け合いだ。

最大径15,Cm  0041

 

 

 

 

 

 赤縁白筋文コンポート  GL0507

大正〜昭和

細くて白い輪模様が特徴で写真ではお伝えできない、モダン

な雰囲気が漂う“お洒落な”コンポートの紹介です。

一時期に比べこの手の器、お値段もこなれて手頃になりま

した、写真では見えにくいですが低い台座が付いています。

輪線が細かに入っていますので清涼感が漂う名品です。

H6cm 最大径14.7cm  0039

 

 

 

 

 置きランプ  GL0510 

 

本体が赤ガラスにエナメル彩、グローブは金赤ガラスで製作

されたランプの紹介です。

下部のオイルタンク以下はエナメル絵で花火のような

花柄が散らして装飾されています。

残念な事にオイルタンク上部にニューが1本走るものの

実用には差し支えないとおもいます。

このランプ飾る場所によっては一段と引き立つタイプ。

H49cm(火屋含む) NO0032

 

 

 

 

 

 

 座敷置ランプ  GL0002  大正〜昭和 

 

竹筒に蓮の葉の彫刻がほどこしてあり、時代の色がつき

全体に古色が出ている民芸色の濃い座敷ランプの紹介です。

残念な事に竹の体に縦の割れが2本走る。

 

下部の台座は写真に写っていないが木製でロクロ目が入る、

明かりの調整用の摘みは動かない、実使用するには修理が

必要となる、やはりインテリアとなってしまうのか。

このタイプは和の空間に似合うから不思議である。

総高77cm 竹部全長37.5cm 木部台座7.5cm  0019

 

 

 

 

 

 

右)切子シャンパングラス GL0003 

(丸文)5客組 昭和

H11cm 最大径8.4cm 5.000

 

左)切子シャンパングラス GL0004 

               幾何学文  五客組 昭和

H11.6cm 最大径9.5cm 6.000

 

 

 

gl0005

 

 

 バカラ ペーパーウエート  GL0005

現代 イタリア 

 

この芸術性は骨董屋では説明できない、でも太陽光線に

てらされると、素晴らしい輝きを発揮するから不思議。

収納されている紙の箱に松坂屋直輸入と説明書きがあり、

作品の横に 1984 2000/72 と印刻されているので、世界に

限定販売され2000個製作されたうちの72個目とみるが?

モダンな社長室や書斎の机上に飾りたい。

8.3cm、奥行き6.3cmH7.4cmNO0026

 

 

 

 

 

左)縁赤乳白氷コップ GL0006  

H11.5p 口外径8.6p NO0007

 

 

右)縁青乳白氷コップ GL0007 

H12.7p 口外径8.8p NO0010

 

 

 

 

 

 氷コップ 1客 GL0008  時代不明

 

口縁にアタリキズ5_1ヶ所あり残念であるがこれが運命。

薄いガラスの手なので、明治時代くらい有るのか?

素人の私ではわからない。

この器形は類例が少なく生かす方法が頭に浮かばない、

器が生きるか?料理が映えるか?

何を盛っておもてなしするかは貴女のセンスしだい?

暑い夏には活躍するであろう予感がする。

H10.5p 口外径11.7p 言い値処分

 

 

 

 

 

 

 フラワーベース  GL0010  大正

 

台座の付け根から折れ、これだけの精作を捨てる訳にはい

かぬ、ガラス工芸作家にお願いして溶着すれば使用でき

ます、その為その分お値段も安くなっています。

 

完品であれば10万円以上の作品、使用された色の数の多さと

形状の複雑さは、これを製作した技量が並々ならぬもので

ある事が窺える作品で本当に使ってあげたい気持ちでいるが?

H20.5cm 0035

 

 

 

 

 葉文グラス五客組 GL0012  昭和  発砲S

 

ガラスの厚み約1,0_と非常に薄造りのグラス五客組です。

紋様は木の葉を一枚描く、葉脈は見事な切子技法で表現

されているので工業製品とは思えない。

葉の全体はスリガラス技法で全体の輪郭を表しています。

なかなか手の込んだ装飾で、バック布が赤いのでガラスに

色が付いて見えますが、透明感のある白色のガラスです。

9,3p 高9p NO0015

 

 

 

 

 ビードロ煙管 GL0013 時代不明 桐箱入り 

 

珍しいガラス製のキセルの紹介です。ガラスの時代鑑定は

小生には出来ませんので専門家の皆様、ご教示ください。

タバコのヤニがキセルの内側にたまり、えもいわれぬ

美しさを見せています、前愛蔵者が桐箱をしつらえ

大切にしているのは、これ以上ヤニが付いても美観を

損なうと判断したのでしょうか?

現在のヤニの付着状況は鑑賞にベストの状態です。

全長15,1cm  管中央部の太さ9_ NO0016

 

 

 

 

 乾隆ガラス徳利 GL0113  中国時代不明  

 けんりゅう

外面から見ても爪ではじいても、とてもガラスとは

思われない作品ですが、太陽光線の元で内側を覗いてみると

ガラス特有の光が反射して見えます。

徳利で使ってもよし、花活けとしてもよし、使い勝手

の良いサイズです。珍品の部類に入るでしょう。

口外径3,1cm 高台径4,1cm角 H15,2cm  0019

 

 

 

 

 乳白ガラスコンポート GL0116  昭和 

 

時代は有りませんが器の外を乳白地、内側に赤色ガラスを

被せたコンポートの紹介です。

窓辺近くに置いて観賞すればガラス類は綺麗ですが

花びらを浮かせたり、ベタや卵生メダカを入れて飼育しても

良い具合に映えます。

 果物類を載せてもおいしく見えるから不思議ですね。

     口外径15cm 全高12,5cm  言い値処分

 

 

 

 

 金赤被切子リキュールグラス GL0120 大正?

 きんあかきせ

 

金赤とは金を利用して赤い色を発色させる技法で金の純度や

その含有量が多い程、良い発色の赤ガラスを作る技法。

いやみのない赤色を呈しカット技法も絶妙で、食前酒などに

使用すれば、ほど良い容量の切子足つきグラスの紹介です。

普通は足の中央にある玉部は加工されないのですが

このグラスはこの玉の部分にもカットが入っています。

切子は見る角度によって色被せガラスと透明ガラスを通った

光が複雑に屈折して交錯し、カット面で乱反射した光が加わり、

趣の異なった華麗な光の芸術を織り成し、魅力があります。

ガラスマニアにとって良いカット作品に人気が集中します。

満容量60ml 全高9,2cm 口外径5,3cm 台直径4,5cm

                       NO0018

 

 

 

 青被切子リキュールグラス GL0121 大正? 

 

GL0120同様の質の良い、青キセ切子グラスの紹介です。

切子の最大の魅力である“光の幻想効果”美しい「ぼかし」を

生み出す為には、被せた色ガラスの厚みが不均一であったり、

カットの深さにばらつきがあれば、この現象が現れません。

大変手の込んだ技術が凝縮されていますので高価になるのも

うなずけますね。   世に氾濫する中国物の切子に見慣れた方

でも今回提示の切子は“色合いに深み”がありますし、なおも

上品なブルーの輝きと発色は、一見で中国物と区別は可能です。

手作りのよさなのか?高台(受け台)のガラスが真円ではない。

夏の暑い日、冷酒をこのグラスで飲んだら“ごくらく、極楽”

全高9,1cm 口外径5,3cm 台直径4,9cm   NO0015

 

 

 

 

 赤被切子ガラス掛け花入  GL0123 

 

上品な赤色ガラスを被せ(金赤かは不明)その部分に

円形のカットを入れた、掛け花入れの紹介です。

残念なことに柱などへの掛け金具?が失われて御座いません

(掛け金具は内径4,3cmの円形がベスト、写真は針金で代用)

ガラスも厚く円形の切子模様はシンプルですが美しく、

このままでも楽しめますが、やはり工夫をして掛け花活け

として使ってあげたい、雰囲気も良く精作の切子ガラスです。

お店で好んで使用していますが、どんな花も受け入れます。

全長17cm 胴最大径5cm 口内径2cm NO0008

 

 

 

 

 吹きガラス瓢形徳利 GL0124  昭和   

 

見事な吹きガラスの瓢箪形徳利の紹介です。

ガラスの厚さは1,6_で底部に切り離し跡がありますが

丁寧に仕上げられていて、老眼の私では気がつきません

爪で弾き、音がキーンと鳴れば江戸ガラスとなり高価

ですが、残念なことに音から判断するとソーダガラスです。

写真でご覧のようにこの器形は決して洗練されていませんが

実用の徳利としては大変使い勝手がよろしいのです。

つまりお酒を1升瓶から徳利に注ぐ時こぼすことなく注げ

ますし、冷酒をグイ呑みに注ぐ時も素直にそそげお勧め

できます。容量も1合弱入り冷酒の季節には大活躍します。

全高11,5cm 下の胴径7cm 口径4,3cm 0005

 

 

 

 

 切子ガラス鉢  GL0125 昭和  

 

切子の技法が大胆かつ精美な職人技で、捨てがたい魅力

を秘めた、鉛ガラスで製作された鉢の紹介です。

使い勝手が良かったのか?見込み面には擦り傷が多く見られ

使用感が伺えます。ガラスの厚みは6,5ミリもありますが

切子の深いところは厚さの半分以上に達し、太陽光線に

透かしたときのグラデーションはさすが切子と唸らせます。

直径20,7cm 高さ9,6cm NO0003

 

 

 

 

 プレスガラスペン皿 GL0126 大正〜昭和  

 

やや黄色い色に傾いたプレスガラスペン皿の紹介です。

良く使用されたのか雲母状の当り傷が3ヶ所ほどあり

また、あまり目立たず指にも掛かりませんが1,2cm

のソゲが1箇所あります。

ガラスで日用品の宿命なのか?無傷の物にはなかなか

出会えず、見所あるゆえに提示させて戴きます。

寸法:横22,8 cm 奥行5,9 cm 高2,9cm NO0003

 

 

 

 

 

 ランプ火屋(ホヤ) GL0128  産地時代不明  

 

 ガラス製のホヤは消耗品で、20年程前にはお蔵の中から

りんご箱一杯の蔵出しをしたことが有りますが、近年はさっぱり

見かけなくなりました。

 写真下側はランプ台の受けにホヤがはまる所ですので、この

内寸法が大切で、なかなかぴったりのものに出会えません。

 団塊の世代の方はお解りと思いますがホヤの掃除は子供が

担当し良く磨いたものです、落として割れば頭にコブが出来た

・・・今は懐かしい思い出ですが?      ¥800

寸法:胴最大径6,8cm 受け口内径27_ 高さ19cm

 

 

 

 

 

 旧型電球 GL0129  昭和前期? 

             紙ケース付はなおも希少価値。

 

 

100V 13W 東西電球株式会社“トウランプ”紙ケース入り

の旧型ハダカ電球の紹介です。

消耗品である電球はなかなか入手が出来ません、

光を発光させるタングステンは点灯時間とともにやせ細り、

切れてしまう運命ですので電球の売り物が無いのは仕方ないか

ご自慢の電笠につけておくだけでも良いですが、点灯して

みますと、レトロな光が視られ部屋の雰囲気ががらりと変わり

あなたのご自慢の逸品になるでしょう。  NO0003

寸法:全高11,2cm 球最大径5,5 cm 

 

 

 

 

 氷コップ5客組 GL0131  昭和  

 

 家庭に冷蔵庫か無かった時代、うだるような暑い日に涼を

とるには、我々庶民の間では井戸水の少し冷えた水を飲むこと

ぐらいであったと記憶している。

 昭和30年代に入ると写真の氷コップに“かき氷を載せて”

イチゴシロップをかけて食べるのが最高の贅沢であった。

 骨董品でもないがこの手の氷コップを見るとそんな郷愁が湧

いて来るから不思議である。

寸法:高5,3cm 口径11,5cm 高台径4cm角 言い値

 

 

 

 

 ショットグラス2種 GL0132  昭和初期 

 

ウイスキーをストレートで飲む時のグラス。ショットとは

1杯を意味する、ストレート・グラスとも呼ばれ30ml入る

シングル・グラスと、60ml入るダブル・グラスがある。

本来ウイスキーの飲み方はストレートが本筋で、のどが焼ける

事からチェスター()と交互に呑むのが米国よき時代の主流で

日本でもS30年代はバーでこの飲み方をしたのが懐かしい。

右)切子紋様で半円と3本線が交互に切られる 30ml入り

左)切子紋様で丸文と上向き3本線が連続で一周入る 30ml

以上の各サイズが2客づつございます。

寸法 右:高9,3cm 口径4,2cm 高台径4,7cm

   左:高6,2cm 口径4cm  高台径3,7cm

 

 

 

 

 リキュールグラス2客 GL0133  昭和初期 

 

リキュール類をお洒落にストレートで飲むグラスの紹介です。

脚が付き比較的口のすぼまった小さな形をしているのが特徴で

リキュールだけでなく、ウォッカ、テキーラ、ラム酒などを

ストレートで飲むときや、プース・カフェなどにも用いられる。

極浅い切子紋様で幾何学文と波紋が三段に入れられている。

寸法:高8,4cm 口径3,7cm 高台径3,9cm 20ml入り

 

 

 

 

 ガラス製インク入 GL0134  昭和前期 

 

 厚いガラスのムクで作られたペン立て兼インク壷の紹介です。

ガラスの表面は指で触れてもキズが確認できませんが、雲母状の

当たり傷が底面に2箇所・赤インク入れの上面に1箇所有りま

す、おそらく落下させた時の衝撃傷が内面に出たのだと想像し

ます、この手のガラス製品は現存数が少なく希少価値有り。

寸法:左右9,3 奥行き4,7 高3,8 言い値

 

 

 

 

 電笠 GL0135  昭和  

 

 昭和30年代頃まではどこの家庭にもあった懐かしい

裸電球用の電笠の紹介です。

 ソケットと笠を止める金具(RSにあります)この一番安価な

電笠がなぜか日本間に似合います、工夫して飾ってください。

 子供の頃の思い出がよみがえること請け合いです。 言い値

寸法:笠径21,9cm ソケット部内径4,1cm 同外径5,4cm

 

 

 

 

 

白色傘型鎬電笠 GL0138  大正〜昭和初期  

 

不透明な乳白色で鎬紋様がモダンな雰囲気をかもしだす、

ガラスシェードの紹介です。

シンプルですっきりした形でこの型はあまり見かけません

部屋のコーナーを粋に照らす演出に向いていると思いますが?

使い方色々、内側には製造時のクラック状の物はありますが

傷はございません。電球は付属しません。

古い電球用ソケット付、古い布コード1bが付属します。

電傘寸法:直径23cm 深さ8.2p  NO0016

 

 

 

 

 

 

 トンボ玉ミックス一連  1718世紀  外国

            GL0150

 

 海外(ベネチア・ボヘミア)のビーズ2300年前の物を

センス良く混合した、ネックレスの紹介です。

 

ネックレス寸法:全長54a 下中央の黒筋玉径19_

 右下は別製品2(これは含みません) 価格1,2万円

 

下右より2番目 珊瑚玉寸法: 高12_強 最大径10_

下右のトンボ玉: 高17_  径13_ 2点言い値処分

 

 

 

 

 

 ) 和ビーズ 7ヶ GL0154 明治

 

とんぼ玉飾り簪、日本髪を結った時女性の左こめかみ

あたりに挿して楽しんだ装身具、江戸末期から明治時代に

かけて流行したようだ。 (提示の作品はその飾玉?)

「とんぼ」の名称は江戸時代にガラス玉がとんぼの目に

似ていることから付いた名称とされている。

寸法:910_(一ヶ) 1011_(6) 一粒1.000

 

下)和ビーズ3ヶ GL0155 明治

 

 サザレガラスとでも呼べばよいのか?ガラス表面が

縮緬のように微妙な光加減のグラデーションがある。

この手のビーズは小生は初見である。

親玉でも良いがペンダントトップでも使用可能です。

寸法:1314_(2ヶ) 一粒1.500円 1ヶお嫁入り)

 

 

 

 

 

 白磁台置ランプ GL0158  明治時代

 

ランプの台が白磁で製作された明治の置きランプの紹介です。

明かりをつける時にはホヤ(ガラスの上部)を取り外して、

芯に炎を近づけ点灯します、ムードを大切にしたい方は、昔なが

らのレトロなマッチで、火の取り扱いにはくれぐれもご注意を!

また火をつけた後のホヤは熱くなっていますからやけどに注意。

(残念ながら調整用の金具は新品状態ですが「芯」がありません)

 木の台座に載せて使用できるように天場には磁器の台座に合わ

5_程差し込があり、安定するように細工が施してあります。

 杉の赤身の台の蓋には墨書で「明治○七年 第八月吉日求之

 浅見村大字和屋 大津氏」と記入され貴重な資料となる。

 寸法: 全高76p ランプのみの高さ=44cm 

 

 

 

 

 

 プレスガラス醤油入 GL0159  昭和

 

用の美が見てとれる昔懐かしい醤油差しの紹介です。

六角形でシノギ文と無文様が交互に入る意匠で、持ちやすく

指先にフィットする器形は長年の創意工夫が完成させた、いわば

用の美がここにあります。

昭和レトロという言葉がこのごろ聞かれますが大戦以前の日用品は

この言葉がぴったり似合うから不思議です。

大きさは小ぶりで二人の家庭にぴったり、注ぎ口上に四つ輪

のマークが陽刻されています。

 寸法:全高11cm 胴の最大径7cm NO0003

 

 

 

 

 

 5オンスタンブラー GL0162 昭和

 

一口でビールを飲むように開発されたと言われる5オンス(150cc

入りのプレスガラスタンブラーの紹介です。

試してみますとなるほど一気に喉を通過できる分量で感心します

体格の良い人では物足りない分量?でも もう少し欲しいところが

みそかも知れませんね・・・腹八分は小生の推奨する秘訣ですから

少量ですがウランが入っているので透明ではなく黄色が入ります

グラスの底には上画像のようにヒツジのマークが入っています

専門家であれば製造メーカー時代がわかると思いますが・・・。

寸法:口径5,9cm 高8,8cm 底径4,5cm

 

 

 

 

 清酒グラス六客 GL0163 昭和

 

佐々木硝子()が清酒用に開発したグラスの紹介です。

これをデザインした“柳 宗理”氏(柳宗悦の長男で物故)

によれば、この盃のデザインを依頼され、日本酒のための盃、と

いうイメージの表現で苦労した。日本的でシンプルでしかも新鮮

な感じ・・・約二年試行錯誤して出来上がった・・・(後略)

なるほど見飽きないしモダンなホルムで清酒の(生酒)を飲む

には“うってつけ”の器といえる。

もちろん冷酒にも合う。 ちょうど60cc 入るサイズ。

寸法:口径5,5cm 高台径3,5cm 高さ6,5cm

 

 

 

 

 

 氷コップ? GL0164 昭和初期?

 

コップ底のガラス厚が2,5cmの厚みがある、おそらくかき氷を

盛り付けるグラスの紹介です。

黄色にかたむいた透明ガラスと胎の厚さは4_強で手持ちの重

さがドシンと手応えがあり存在感が在ります。

 

内容量は120cc4オンス)と見た目より非常に少ないので

焼酎のお湯割りに使えば冷めなくて丁度良いサイズ、珍品。

寸法:高13,2cm 口径7,1cm 底径6,2cm  0004

 

 

 

 

 

アイビーズヴェネチア) GL0171 時代不明

 

この分野は勉強不足で説明が出来ませんが、北イタリアの水の都

ヴェネチア産の眼玉トンボ玉(黒地に黄色の4本の筋と赤丸地に

黄色の眼が入った)アンティークトンボ玉の紹介です。

ジュンネで作られたアイビーズ?に似ていますがこれ以上の

解説は出来ません、時代も不明ですが雰囲気は素晴らしいです。

 寸法:巾1,35p 径1,05m   購入価格でお譲り! 

 

 

 

 

 

 ガラス徳利 3本 GL0172 昭和

 

大戦後くらいか?冷酒用のガラス製徳利の紹介です。

もちろん花活けにも使えます、内容量は240cc 1,3合入り 

ガラスに少量の気泡が混じるおそらく吹きガラス製です

 

よくみると使用による細かなキズが見えます。

食卓を華やかにできる雰囲気を備えています。

寸法:高さ16p 最大径6,5p 高台径5,4p

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CH:文房具 に珍品 「ガラス管鉄筆とゴム筆」・・・(郵政省の景品)

が掲載されています。

 

SA:酒器 に数点ガラス製品あります。

 

 

 

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