山木屋小学校五年生が作った歌『わ』のCD制作と
コンサートのための支援金募集は 2012年3月末日をもちまして終了させていただきました。
ご協力下さった方々に、心より御礼申し上げます。
本当に大勢の方々からのお心で、経費を上回るご支援をお寄せいただきました。残ったお金は、川俣の小学校の民俗楽器購入資金に充てさせていただきます。
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2011年3 月11 日の東日本大震災による東京電力福島第一原発の事故で、福島県川俣町山木屋地区は、飯舘村や浪江町と同じく、4 月22 日に『計画的避難区域』に指定され、現在も大勢の人たちが、福島県内外で避難生活を余儀なくされています。山木屋小中学校の子どもたちは、現在、川俣南小学校の校舎を間借りして、勉強を続けています。
6月3日 川俣南小体育館で、山木屋小中学生のために『木下尊惇フォルクローレ・コンサート』が行われました。このコンサートをきっかけに、山木屋小五年生の総合学習『Let’sうた博士』は始まりました。7月には、民俗音楽や楽器、衣装、アンデスに暮らす人たちの生活について学び、9月の授業では、子どもたちの希望で、木下や、アルパ奏者の上松美香さんの力を借りながら、みんなで『わ』という歌を作りました。
誰もが忘れることのできないこの一年の締めくくりに、子どもたちには、やはり忘れることのできない楽しい思い出を形にして残したいという想いから、CD制作&コンサートを計画しました。CDジャケットやコンサートのチラシの原画も、今年1月の授業の中で、子どもたちと一緒に作りました。
音符も理屈も使わない歌作りに、「歌を作るのって簡単!」という子どもたち。難しく考えず、まずは何でもやってみようという易しさとともに、プロフェッショナルな手作業を経た製品は「やはり素晴らしい」という実感と、物事の奥深さを、CD制作&コンサートを通じて、子どもたちに楽しく学んでもらいたいと考えています。
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● レコーディング:2012年1月22日 川俣町中央公民館ホール
● 収録曲:『わ』『二羽の小鳩』『ラ・マリポーサ』『木下尊惇によるオリジナル曲』
● 参加メンバー:山木屋小五年生と児童、川俣町の小学生有志、木下尊惇、上松美香
● CDは1,000枚をプレス(非売品)。子どもたちに配布した後、残りを希望される方にお渡しします。CDご希望の方は、メールにてご連絡下さい。数に限りがございますので、希望者多数の場合には抽選とさせていたただくことをご了承下さい。
● コンサート:2012年3月3日 開演14:00 川俣町中央公民館ホール 入場無料
● 予定プログラム:木下尊惇&上松美香によるコンサート、山木屋小五年生による 劇版『ぼくたち 、わたしたちの【わ】』、川俣町小学生有志のケーナによる『二羽の小鳩』ほか
● 後援:川俣町教育委員会
● 協力:山木屋小学校、コスキン・エン・ハポン事務局、ケーナの響く町づくり実行委員会、川俣フォルクローレ交流会、オリエンタルSK、キャンディ、サウンド・オフィス、ヒューゲル、アイニー・ミュージック・カンパニー、夢工房、タカタカ・オフィス ほか
2012.4.13.改訂
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