Calle Jaen No.711 La Paz
カブールの楽器博物館は、La Pazの旧市街、
コロニアル時代の建物を残した博物館通りにあります。
建物は「CURZ VERDE」と呼ばれる有名な屋敷で、
悪霊を祓うために祀られた、「緑の十字架」に由来します。
向かいにはペーニャ「MARKA TAMBO」
角を曲がると国立民族舞踊団のスタジオです。
紅い屋根と白壁が、
建てられた当時の面影を、
ノスタルジックに語っています。
広いパティオ(中庭)の中は、
まるで別世界です。
博物館の展示物は、1962年より、
カブールが蒐集してきたものばかりです。
「ひとつ、ふたつと集めて来るんだ。
今思えば、気の遠くなるような話だね。」
「弦楽器の部屋」
チャランゴや、
ギター、アルパ、マンドリンなどの楽器、
また、チャランゴを製作するための工具なども、
興味が尽きません。
「管楽器の部屋」
アンデス地方のなじみ深い笛類から、
アマゾン地方の見慣れぬ笛まで、
部屋の天井にまで展示してあります。
「打楽器の部屋」
太鼓の類の他に、
踊り手たちが身につける鳴り物や、
辻楽士たちの使う日用品、
ボリビアでは、有りとあらゆるものが
打楽器です。
「ロス・ハイラスの部屋」
元ハイラスのギター奏者フーリオ・ゴドーイ氏から、
彼の愛用していたギターの贈呈を受けた事から、
このスペースを作ったのだそうです。
カブールの長女KANTUTA、
その娘FABIOLAちゃんと。
カブールは、
毎日お昼過ぎ博物館に来る事を、
日課としています。
博物館のパティオで、
撮影も兼ねて
ちょっとだけ弾いてみました。