2007.06.05…第10回SSS(仙台セミナースクール)…昼の部(その6)

今の生活を受け入れることが出来なければ、あるがままの自分を受け入れることが出来なければ、現状の問題を解決するために、必至になって一生懸命、行動に移したり、努力して、実際に問題を解決してしまったのは良いが、人間はつい、又、次の問題を見つけ出して、問題を解決するために、必至になって一生懸命、行動に移すわけです。

要するに一つの問題を解決したとしても、又、次の問題を見つけ出す、ということです。

要するに堂々巡りということになりますよね。

私も、同じような経験があります。

何らかの行動をとることにより、一つの悩みが解決したことがあります。

そして、至福の瞬間を味わったのもつかの間、気がついたときは、又、悩み事が増えているわけです。

強いて言えば、悩みを自分で作っている、ということが考えられます。

この私も、つい、そういうことをしてしまうことがあります。

りんりん竹ちゃんは、こういう事を「思考の癖」とズバリ分かりやすく言っていました。

私も、昨日、何らかのきっかけで、こういうのを「思考の癖」というのかなあ、と思いました。
そしたら、少しずつ、そういった事が減ってきたような気がします。

イソップ物語の「ウサギとカメ」とことを思い出しましたが、私は亀のようにのんびりと一つずつ気付いているような気がします。

それも、ゆっくりと、時間が凄くかかっているような気がします。

自分自身に対して、もっと早く気付けば良かった、と思うことも少なくありません。

人間にとって無駄な時間を過ごす、という意味は、過去の生活を「ああすればよかった、こうすればよかった」と後悔し、現在の生活に不満を持ち、将来の生活に不安を覚えることです。

その事も改めて、確認をすることが出来ました。

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