2007年03月28日…第8回SSS(仙台セミナースクール)定例会…その6

一見、幸せそうに見える人間でも、様々な問題を抱えているものです。

この世の中で、同じ状況が日々繰り返されている訳です。

最近、新聞、テレビ、ネットのニュースなどで話題になっている、ドメスティックバイオレンスなど様々な事がおきていますが、普段、私たちの耳に入ってこないだけで、本当に恐ろしいことは報道されていないようです。

昔からそう言った問題はあったのですが、表沙汰にならなかったのでしょうね。

家庭内の密室で起きている事に関しては、警察は介入できないところに大きな問題が潜んでいたのではないかと思います。

そう言えば、心理学者の加藤諦三さんも、数々の著書で同じ事を言っていました。

最近になり、やっと、そう言った問題を世間でも、深刻な問題として受け止めてくれるようになりました。

これは、日本が少しでもまともな国になるような一つのステップに過ぎないと思います。

一日も、早く、そう言った不幸な人たちを救い出さなければならないと思います。

人間は、自分の立場の事ばかりを考えて、周りの人々、周りの人たちとの関わりの事を全く、考えないので、心の中が不幸になっているのかもしれません。

それぞれの人間の意識をグループとして存在している、というように変える必要がある、ということです。

人間は一人で生きているわけではなくて、集団で生きている、ということです。

自分が幸せにならないと、人の事を幸せにすることは出来ない、というように考えると、いつまでも、幸せになることは出来ない、ということも教えられました。

「自分が幸せにならないと…」と考えている、ということは「現在、幸せを感じていない」ということですよね。

私は、今まで、お恥ずかしいことに、そこのところを勘違いをして、自分が幸せになると、人のことも幸せにすることが出来る、というように考えていたのが、正直なところです。

「今」を受け入れずに、幸せというものをかみしめずに、近い将来、幸せになることを単に夢見ていたような気がします。

現在、幸せを感じなければ、将来にわたっても、幸せを感じない、ということかもしれないですよね。

大谷徹奘さんのお話しを同時に思い出したが、人間はないものねだりをすると、目の前に存在しているあらゆる物の事、有り難いことを忘れてしまい、あれがほしい、これがほしい、このようになってほしい、というように、常に考えを巡らすわけです。

ある物が手にはいると、又、他の物が欲しくなる、というように何時までも満たされずに、常に不平不満を言い、いつまでも幸せになることが出来ない、ということです。

そのようなお話しを思い出すことが出来ました。

25日(日)の第8回のSSSの定例会に参加していて、参加者が言ったことは大谷徹奘さんのお話しに通じているなあ、と思いました。

要するに自分だけの幸せを求めていると、いつまでも、周りの人々を幸せに出来ない、ということです。

周りの関わりの中で、周りとのバランスが崩れると、孤独を感じると言うことです。物事が少しずつ悪い方向に進んでしまう訳です。

逆に周りと自分とのバランスが保たれるようになると、要するに人間関係が良好になると、物事が良い方向に進む訳です。

周りの人たちを幸せにすることを優先的に考えると、自然に自分も幸せになっている訳です。

要するに気が付いたときに、いつの間にか幸せを感じている事でしょう。

以上の事を参加者の皆さんから教えられました。又、今まで様々な人たちから聞いてきたお話とも符合している部分がありました。

有り難いことです。

何とお礼の言葉を言ったらよいのか、言葉が見つかりませんでした。

自分以外は皆、先生ということも、同時に教えられました。
本当に有り難うございます。

第8回SSS定例会に関するお話しは、まだ、続くと思いますが、これから、文章を考えたいと思います。



■嬉しいコメント

○ Re:第8回SSS(仙台セミナースクール)定例会…その6(03/28) ふる〜る・じゅ〜るさん
自分以外は、皆先生って本当にそうだと思います。
人、物関係なく、全てが神仏で、何かしら私に気付きを与えるために、今私の目の前に存在して頂いている。そう思うと草木の一本もおろそかにはできませんよね。
朝、床の中で目を覚ますことができただけでも幸せ。一杯の水を飲み干すことができる幸せ等など。
一日の内で幸せを数えたら、きりが無くなってしまいそうです。
感謝からしか何物も生れ出ない気がします。
そして、その気持ちがあれば、他人と自分との関係も、天秤に乗せて上手にバランスをとることが出来るようになるのではないかなぁと思っています。(2007年03月28日 08時22分28秒)


○ Re[1]:第8回SSS(仙台セミナースクール)定例会…その6(03/28) タカノエイサクさん
ふる〜る・じゅ〜るさん
>自分以外は、皆先生って本当にそうだと思います。

周りから教えられることがありますよね。
直接的に教えられる事もあれば、間接的に教えられる事もあれば。

>人、物関係なく、全てが神仏で、何かしら私に
>気付きを与えるために、今私の目の前に存在して
>頂いている。そう思うと草木の一本もおろそか
>にはできませんよね。

全てのものは必要があって存在している。
学ばせるために存在している、というお話しを思い出しました。

>朝、床の中で目を覚ますことができただけでも
>幸せ。

そうですよね。
一日一生という考え方が良いと思います。
朝、起きるときは、無事に生まれ変わった、と思えば良いですよね。

>一杯の水を飲み干すことができる幸せ
>等など。

世の中には、水に飢えている人がいる、ということを考えると、日頃、当たり前に存在しているものは、実のところ、当たり前ではなく、奇跡的な事だと思えば、本当に、有り難く感じるものです。

>一日の内で幸せを数えたら、きりが無くなって
>しまいそうです。
>感謝からしか何物も生れ出ない気がします。

一日の出来事、一つ一つ考えてみると、全て、奇跡ですし、こうして、普通に生きることが出来るのも奇跡ですよね。

>そして、その気持ちがあれば、他人と自分との
>関係も、天秤に乗せて上手にバランスをとること
>が出来るようになるのではないかなぁと思っています。
-----
私も、周りとのバランスを少しずつでも整えて行きたいと思います。
それだけでも、幸福になる近道ですよね。
(2007年03月28日 17時28分22秒)


○ 一人一人  あるがママさん
自分だけが世界の中心だって勘違いして物事をみてしまったりしますが そうじゃないんですよね

周りの人みんなが光る魂の持ち主なんです

そう思うと触れ合ったり一緒の空間にいることが出来る事は感謝して尊敬して感動すべき事なんだと 最近やっとわかりました

今までの自分の不甲斐なさに呆れています(2007年03月28日 21時50分56秒)


○ Re:一人一人(03/28) タカノエイサクさん
あるがママさん
>自分だけが世界の中心だって勘違いして
>物事をみてしまったりしますが 
>そうじゃないんですよね

私も、自分を中心に物事を判断してしまう事があります。
自分が好きだから、相手も好きだろう、というように。ところが、よく見ると、そうではないのですよね。各々趣味や趣向は違う、ということです。
自分では、その事を分かっているつもりでも、実際に人と接していると、「あれー、全然、分かっていなかったなあ」と思うことも少なくありません。

>周りの人みんなが光る魂の持ち主なんです

そうですよね。
私も、最近、一見、嫌な思いをしているように見えても、その出来事があったことにより、大難を避けることが出来たことが多いのです。
案外、敵だと思っていた人は本当は味方だったりした、ということも少なくありません。
それを思うと、人生が何倍も楽しくなりますよね。

>そう思うと触れ合ったり一緒の空間にいることが
>出来る事は感謝して尊敬して感動すべき
>事なんだと 最近やっとわかりました

最近、人との出会いを貴重な事と思うことが出来ました。

>今までの自分の不甲斐なさに呆れています
-----
私も、同じですよ。
なんか、自覚が足らなかったなあ、と思わされることがあります。これは、良く言えば、新しい発見なのですよね。
(2007年03月28日 22時19分36秒)

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