2007年03月29日…第8回SSS(仙台セミナースクール)定例会…その10(最終回)

自分の置かれている状況に関して、腑に落ちて、信じることが出来て、周りの人のことも信じることが出来る。

それが波動の共鳴に繋がり、過去からの体験を全て理解することが出来、又、受け入れることが出来る、ということだったと思います。

一見、自分にとって不都合な事、嫌な事、悪いことのように見えても、自分も、同じように周りの人たちに、不都合な事を押しつけたり、嫌な思いをさせるような事をしたりしていることがあるものです。

私も、過去を振り返ると、そのような事がありました。

例えば、周りの人から、嫌なことをされたとしても、自分も、同じような事をしてきたことがある、ということが分かると、相手の事も許すことが出来ると思います。

更に進歩すると、相手も、自分と同じような悩みを持ち、大変な思いをしている、大変な立場に置かれている、ということが分かると、むしろ、今まで嫌な人間だった人のように思っていたのが、嘘のように、親しみを感じることもあるでしょう。

何の著書なのか、忘れましたが、うろ覚えであることをお許し下さい。

鈴木秀子さんが著書で泊まりがけのセミナー(と言うか行事なのか分かりませんが)を開いたときに、部屋割りをしたのです。

その時、ある一人の人間が、あるメンバーの人と一緒の部屋になることを拒んだようなのです。理由は「どうしても、その人の事が好きになれない。」ということだったようです。

鈴木秀子さんは「部屋割りは変更することは出来ない。」と、その人にハッキリと言ったようです。

でも、いざ、一緒にその人と生活をしていると、仲良しになることが出来たようです。

それで、今では、お互いに電話で会話をしたり、時々会ったりして仲良くしているようです。

と言うように、一見、見ただけでは人は判断できないことは確かです。

私は、それを自分の立場に置き換えてみて、一見、嫌だなあ、と思った人物の事も、冷静にその人の良いところを見る必要があるなあ、と思いました。まず、相手を受け入れることが必要だと言うことですね。

ニュートラルな状態を理解することが必要と言うことです。

これは、小林正観さんも、言っていたことです。

第8回SSSの定例会でも、共通している事を言っていたので、なるほど、と思いました。

全ての教えは繋がっている、ということですよね。

どこの地域にも人間が存在している、ということです。

孤独を感じるのは、周りとのバランスがとれていないことが原因しているようです。

自分を取り巻く、環境との関わりをもう一度、冷静に振り返ってみる必要がある、ということです。

あらゆる者との関わりを理解すると、幸せを感じることが出来るようです。

自分を信じることがパワーになり、又、自分の身の回りにも、良き人々が、良き出来事が沢山、集まってくることでしょう。

「信じるパワーは、凄い。」ということです。

自分を信じると、周りに信じられる人間ばかり、集まってくる、と思いました。

そのように実行に移すと、今まで信じていた事が現象化して、いつの間にか、今まで抱えていた問題が解決する、というお話しです。

そこで、私は思いましたが、自分の身の回りの出来事は、全て自分が引き寄せている、ということを考えれば、人のせいには出来ないなあ、と思いました。全ては自分の責任かもしれないのです。

自分の事を疑わないで、迷わないで100%信じることが大事ですよね。

ところが、人間、良いことは、有りの儘(まま)に、受け入れる事は出来るが、(自分にとって嫌な事は、有りの儘(まま)に、なかなか受け入れられないのですよね。突き詰めて考えれば、自分が引き寄せているにもかかわらず。

そこで、人のせいにしてしまう訳です。

私も、その辺、反省しなければならないと思いました。

人間は、多かれ少なかれ、そのようなことが有ると思います。

でも、気づいた時点で、即、軌道修正する必要がありますよね。

自分にとって一見、都合の悪いこと、嫌な出来事は、人間の精神をトレーニングするために、要するに鍛錬するために、その現象を通して、自分の弱い部分がしっかりと、育まれ、その分、強い人間になることができる、ということです。

そのようなことを繰り返していると、又、100%自分を信じることが出来れば、どんなことでも、乗り越えることが出来る、ということです。

私流の表現で言えば、一見、嫌な出来事のように見えても、その事がきっかけとなり、自分にとって朗報が舞い込んでくることが考えられる、ということです。

私は、何回もそのような事があります。

例えば、バスに乗り遅れることによって、それが幸運に結び付いていたり、冷静に過去から現在までを振り返ると、いかに、過去に一見、不運のように見えたとしても、それが現在の生活の楽しさに結び付いている、ということを思い出すと、何と有り難いことか、感謝しなければならないか、ということに、きっと気づくことが出来、心の豊かさに繋がるのではないかと、私は考えております。

小さい災難が起きることによって、大きい災難を防ぐことが出来た、という体験は、何回もしました。

俗に「小難は大難を避ける」と言うことですよね。

日頃、当たり前だと思っている事でも、良く考えれば当たり前ではなく、有り難いことなのだと思うと、それも、感謝の気持ちを持つ、きっかけになると思います。

自分の人生は何と恵まれているのだろう、と思います。

と、そのように考えていくと、身の回りに益々ハッピーな出来事が増えてくるでしょう。

以上ですが、これで、2007年3月25日(日)第8回SSS定例会の報告を終わります。
又、次回の定例会の時に報告を致しますので、宜しくお願いします。

次の日記からは、再び、本の話題など、別の話題を致します。



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