日蓮大聖人御書1170頁「崇峻天皇御書」より


主君を折伏して鎌倉追放一歩手前となり兄弟からも見捨てられ、同僚からも中傷された信徒の四条金吾氏でありましたが
主君が疫病にかかり、どうしても治せないので医術の心得がある四条金吾氏に治療させて治りました。
そして兄弟達も四条金吾氏のところに戻ってきました。
四条金吾氏としては世の無情を感じてしまい日蓮大聖人に
「今までの苦労は何だったのか?」という疑問の手紙を差し上げたのでしょう。
その手紙の返事が崇峻天皇御書であります。

日本においては殺された天皇陛下が2人おられます。
第20代安康天皇と第32代(日蓮大聖人御書では33代とされています)崇峻天皇であります。
538年に仏教が日本に伝えられた際の天皇は29代欽明天皇、崇峻天皇はその息子であり、聖徳太子の伯父に当たり、聖徳太子の父は31代用明天皇であり崇峻天皇の弟に当たります。
崇峻天皇御書においては信仰が破綻している
精神不安定の霊波之光信徒にとって忘れられている
本当は大切な教えが説かれております。

教主長谷敬詞の「命の次に大切なのはカネである」という言説を破折し
「蔵の財よりも身の財すぐれたり。身の財よりも心の財第一なり」(1173頁)

つまりカネや財産よりも、健康や名誉、資格や経験など身につけたものの方が大切である。そして心―福徳が一番大切である。
とあります。

(付録)霊波信者の言説

1666.reihamonndai  
名前:霊波問題は卑怯者    日付:2005年11月27日(日) 12時35分
(中略)
仕事とご奉仕のバランスが重要です。仕事を放棄しご奉仕に専念すればたちまち金銭苦となるでしょう。

2代様より「お金は命の次に大切にしなさい」との御教え頂いているのですから、当然でしょう。


この霊波之光の信者の主張によると「命の次に大切なものはカネ」と新宗教霊波之光では教義としています。
霊波之光第2代教主長谷敬詞は札幌支部勤務時の体験を通してこのように講話で説いていたとのことです。
当方の場合は友人とか家族とか信用がカネより先に出てきます

崇峻天皇は聖徳太子に命じて人相を占えと命じました。
聖徳太子は3回お断りしましたが、どうしてもと崇峻天皇が言うのでやむなくお答えになりました。
「(崇峻)天皇は殺されます」
崇峻天皇は「なぜか?」と尋ねられると聖徳太子は
「眼が赤く血走っており、人に恨まれる相です」
崇峻天皇は「どうしたらそれを免れることができるか?」との問いに聖徳太子は
「免れるのは難しいですが(儒教で言うところの)仁義礼智信に心がけ、物事に対して耐え忍び怒らないことに心がけることであります」

崇峻天皇はこれに心がけるようにしていましたが
あるとき猪を献上した者がおりました。
崇峻天皇は死んだ猪の眼をづぶづぶと刺して「いつか憎いあいつをこのようにしてやる」と叫んだのでありました。
聖徳太子は「なんと言う事を言うのか。だからあなたは人に恨まれるんだ。今の言葉は身を害する剣となるぞ」と言われました。
聖徳太子はもみ消そうとして多くの財をこの言葉を聞いた者たちに分け与えましたが、
ついに蘇我馬子の耳に入り「これはオレのことだ」と言って刺客に命じて崇峻天皇を殺してしまったのであります。
天皇であっても一言で殺されてしまったという事実を取り上げて
日蓮大聖人にあっては四条金吾氏に今までのことは悔しいだろうが思ったことをパンパン口には出してはならないぞと教えられたのであります。

霊波之光においては恨みを買っている班長が多々掲示板の上で取り上げられておりますが、
当方が見る限りにおいては浅草のK女史が恨みを買っている人間に見えます。
月刊誌第1号にて浅草の花やしきで一族揃って写真撮影で写っておられる方でありますが、
写真で見た彼女は一般人としてなら単なる元気のあるおばさんなのでしょうが、
霊波之光というインチキ教団の幹部になることによって増上慢となり、人を平気で傷つけたり、誤解を招く言動を多くされているのと違いますか?
その結果、説教中に襲撃されたり、悪口を掲示板で書かれる、
挙句の果ては威張り散らしていた人間が地区長となりその下に付くことになってしまったことで
ざまあみろという悪口が組織内で流れてしまったというお話も聞いております。
自分が糞壷の組織内でいかにもエラいのだという思い上がりは大きな問題でありますが
このような人物の下についたり、一緒に活動しなければならない人は不幸であります。
霊波之光が「心」というものを教えていない「現証」として紹介させていただきます。


またK女史だけではなく組織内に不満を持っていてグチりまくっている人も同じようなものであります。

崇峻天皇御書に戻りますが
孔子は9回考えてから1つの言葉を発した。
周公旦は髪を洗っている時に来客が来たら髪を絞って、
食事中なら食べているものを吐いて口を濯いで
来客を待たせることなく応対された。
仏法というものはそういうものでありますよ。
普段のふるまいが大切ですよ、と四条金吾氏に教えておられます。

軽率な言動で人を傷つけたり、傷つけられてさらに傷つく。
言霊信仰霊波之光の「現証」であります。
また少なくとも言動には気をつけ、我慢すべきところは我慢して
言うべきことか?誤解を与えることはないか考えてお話になることです。

霊波信者は因縁という言葉が好きなようです。
じゃあ、あなたが一生懸命霊波の信仰をしているのに子供の病気という悪因縁はなぜ切れなかったのですか?という素朴な疑問が沸いてきますよね。
宗教活動をすればアトピーや心臓の疾患は治ると言うのなら、最初から障害などない方が宗教活動しやすいのと違いますかね。
宗教活動させるために子供に障害を与えるなどと言うのは明らかにおかしく、霊波が信者からカネや労力を騙し取るだけの営利インチキ教団であるとしかいいようがないですよ。
霊波之光など信じていると頭が完全におかしくなり
感覚がマヒして不幸を不幸とも思わなくなってしまうのです。
決して「因縁」などという簡単な言葉で片付けられるものではありません。
これは因縁などではなく、霊波之光という邪教を信じたことによる現証であります。
一般の人に子供の障害は先祖の因縁によるものだ、などと言ったら殴られるでしょう。
信者だって同じであり、そういう軽率な言葉を吐いてしまうところに霊波之光という信仰の間違いがあるのです。


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