正霑寺の返還


宗務広報491号 平成元年5月9日

長崎市正霑寺の件について

去る3月25日、これまでいわゆる正信会の者に不法占拠されていた長崎市の広布山正霑寺が7年ぶりに宗門に返還されました。
これは同寺元住職小谷光道が本年2月2日に死亡したことによるもので、同人の代理人弁護士から宗門側の代理人弁護士へ寺院建物の引き渡しが行われたものです。
また長崎地裁における訴訟(代表役員地位確認請求および建物明渡請求)についても双方の訴え取り下げで終了することになりました。
なお同寺については、今後弘宣寺住職片山信英師が兼務住職として職務を執行していきますが、当分の間は寺院整備の為、若干の時期を経た後、寺院として活動する予定となっているので御了承下さい。
以上