覚命寺の返還


宗務広報 第1294号(平成29年6月24日)

覚命寺(北九州市小倉北区)、宗門へ返還

本日、これまで正信会問題によって、昭和57年より不法占拠されていた本地山覚命寺が、35年ぶりに宗門に返還されました。
これは、同寺元住職であった秋田舟済が、本年5月17日に死去したことによるもので、これを機に宗門へ返還されたものであります。
なお、同寺は、今後、常照寺・上田道一師が兼務住職として職務を執行し、占有管理してまいります。 以上


大白法平成29年9月16日号 福岡県北九州市・覚命寺復帰奉告法要-第2代住職入院式も厳粛に


8月30日午後1時より、北九州市小倉北区の覚命寺において、覚命寺復帰奉告法要並びに第2代住職大場正妙御尊師の入院式が、厳粛に奉修された。
覚命寺は、昭和42年12月24日、総本山第66世日達上人大導師のもと落慶入仏式が奉修され宗教活動が開始された。
しかし、元住職、秋田舟済が、創価学会の52年教義逸脱路線に端を発した正信会問題により昭和57年2月5日に擯斥処分となったが、同寺を不法占拠した。
しかるところ、本年5月17日に秋田が死去し、6月24日に覚命寺御宝物・寺院建物等が宗門に返還され、35年ぶりに復帰した。
これに伴い、北九州市八幡東区の法霑寺から小倉地域の信徒が移籍して当寺の所属信徒となり、日蓮正宗の正統な宗教活動が再開されることになった。
この法要には、福岡東布教区支院長・近藤謙導御尊師、副支院長・高木栄正御尊師をはじめ布教区内外の御僧侶方が御出席。また、橘克彦覚命寺総代をはじめとする当寺所属信徒、さらに多数の代表信徒が参列した。
法要は、大場住職の導師により献膳の儀。読経・唱題と奉修された。
次に近藤支院長より新住職紹介並びに祝辞が述べられ、続いて信徒を代表して橘総代より祝辞が述べられた。
最後に、大場住職より丁寧な謝辞と今後の決意が披露された後、記念撮影が行われて法要は終了した。
未だ、擯斥僧侶により不法占拠されている寺院が多数あるが、1日も早くすべての寺院が返還されることが望まれる。


覚命寺元信徒taikutumann18さんより


秋田舟済住職には、いろいろ御指導をしてもらいました。御説法が上手なお方でしたが、最後の最後に故日達猊下、日顕猊下の指導に従わなかった事が残念な事です。
堅持院の故渡辺広済住職が、実の兄にあたり、初代正信会議長という関係で仕方なく所属するようになったのではと、私は考えています。
日蓮大聖人の仏法は、三大秘法を離れ、師を違えて信心しても成仏は叶わない、この事は正信会の僧侶もよくよく御存じの事なのですが、なぜこのようになったのかと、悔やまれます。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12177727352