日蓮正宗第63世法主日満上人建立の本因妙寺
大聖山本因妙寺のデータ
所在地
高知県土佐郡土佐町田井1575-1
沿革
* 昭和24年(1949年)5月16日 - 当時の高知県土佐郡森村に建立。開基は日蓮正宗第63世法主日満上人(明治6年3月5日~昭和26年1月7日)。日満上人の隠居所として建立されたものです。
* 昭和26年(1951年)1月7日 - 日満上人は本因妙寺にて御遷化(77歳)。
遷化当日、日満上人猊下は弟子の河邊慈篤師(昭和4年11月19日~平成14年11月10日 徳島市敬台寺住職、東京都江戸川区妙因寺住職、札幌市日正寺住職、東京都新宿区大願寺住職を歴任)に「私は本日死ぬので総代を集めて欲しい」と命じ、集まった総代たちの唱題の中遷化しました。
* 昭和41年(1966年)11月25日 - 現在地に移転。
* 昭和57年(1982年)9月16日 - 当時の住職井上中道氏が第67世日顕上人の法主としての地位を否定したため、日蓮正宗の宗制宗規に違背したため破門されたが本因妙寺を不法占拠する。
* 平成24年(2012年)6月18日 - 元住職井上中道氏の死去により本因妙寺は日蓮正宗に返還されたものの信徒は1人も残っておらず廃寺状況となり現在に至る。
現状
高知県南国市所在の延寿寺が本因妙寺の土地建物を占有・管理をしています。
現在は出張御授戒や、残っている正信会の檀徒の再折伏の基地として寺院再開に向けて活動中です。
資料:本因妙寺の写真