知恵ノート:大白法平成27年5月16日号諸宗教破折幸福の科学 - 霊言は全て大川隆法の狂言です。
幸福実現党として政界進出に躍起に新宗教「幸福の科学」。新聞などの広告で、総裁大川隆法の名を目にするが、そのほとんどは霊言の書籍紹介である。
霊言とは大川隆法が様々な霊人(守護霊)を召還し、霊人の言葉を伝えることで、公開霊言シリーズは300冊を超える。
しかし、その中を覗いてみると、霊言は全て大川の思い込み(妄想)であることがはっきり判る。ネットの動画配信の映像を見ると、全く抱腹絶倒の霊言なのだ。
大川は、死人に口なしをいいことに、本人になりきって言いたい放題やっている。それゆえ、死者に対する冒涜だと非難の声も絶えない。
のみならず、存命中の著名人やタレントの霊も呼び出して、好き放題に話す。
本人から名誉棄損で訴えられるのではと余計な心配もすると、おそらくは、あきれて相手にもされていないのだろう。
霊言の内容は、常識的なことを無難に述べているだけ。結局は「いいこと」を言っているに過ぎない。
「霊言」と言えば、誰でも何でも言いたい放題言える。それに対して、他に誰も証明できる人がおらず、厳しく罰せられることもないからだ。
話によると、中国ゴビ砂漠の秘密核基地や宇宙人基地の遠隔透視にも成功しているらしい。
それにしても、これだけたくさん霊言しているにもかかわらず、人々は全く救われていませんが。
今後も霊言を続けることは、その実態と無意味さを証明し続けるだけである。
まず、宇宙人の意識まで呼び出せる霊能力を持っているならば、世界に起こる事故や事件を予言して、事前に食い止めて欲しい。
それから、死人や著名人の守護霊をグダグダ語るのでなく、横田めぐみさんなど、行方不明者の守護霊を呼び出して、今どこで何をしているのか明らかにして欲しい。
また、守護霊を召還できるのなら、本人しか知らないことにも間違えず答えられないといけない。逃げていないで、是非本人と対談して欲しいものである。
大川隆法は、都合が悪くなると、霊言の誤りは守護霊が嘘をついたり、勘違いや記憶違いしているからとシラを切る。
守護霊は本人の潜在意識だから、本人が自覚しているものとは異なる場合がある、などと言い訳したりもする。
要するに大川隆法の正体は東日本大震災すら予見できなかったインチキ霊能者であり、元妻がユダの生まれ変わりと判らず、20数年間も暮らした、重度の妄想癖患者なのである。
学校法人「幸福の科学学園」が今年、大学開設をめざしていたが、
文科省は「科学的合理性を立証できていない霊言を教育の根底に据え、大学の目的を達成できるとは認められない」として、開設不可を通知した。
教団の専売特許である霊言が原因での不許可。自分で自分の首を絞める、何ともお粗末な結末である。
しかも科学的合理性がないと言われての不認可。教団名は確か「幸福の科学」では?
宗教的にもインチキで、科学的にも認められないのでは、もう笑うしかない。
もはや、霊言の実態は明らかであり、破折するまでもないが、日蓮大聖人は「唱法華題目抄」(御書233頁)において、
「権経に宿習ありて実経に入らざらん者は、或は魔にたぼらかされて通を現ずるか。但し法門をもて邪正をたゞすべし。利根と通力とにはよるべからず」と御示しになり、
霊能力では人々を救済できないと断言されている。
また、教団は教えの中で大聖人を多分に悪用するが、彼らを放置しておけば、「種々御振舞御書」(御書1066頁)に、「かゝる日蓮を用ひぬるともあしくうやまはゞ国亡ぶべし」
と仰せのように、国難を引き起こすことにもなる。
大聖人の正しい仏法を受持する我々日蓮正宗信徒は、霊言などという狂言に振り回される会員に、霊言の実態を説き聞かせ、一刻も早く正法に帰依させなければならない。
文部科学省:平成27年度開設予定の大学の設置等に係る答申について(平成26年10月29日)
【判定を「不可」とするもの】