平成22年8月16日・9月16日付慧妙 邪宗破折レポート 霊波之光
神も仏も混ぜこぜの邪宗教 教義体系も説明できぬ稚拙さ


平成22年8月16日慧妙
邪宗破折レポート 霊波之光

法華講員O・K氏のレポート

千葉県野田市にある「霊波之光」の総本山に行ってきました。
たまたま霊波之光の信者を折伏したところ、相手が返答不能になり、「えらい人に話をしてもらうから総本山に行こう」と言いだしたことから、訪問することになったのです。
城を模した建物の門を入ると、中はディズニーランドのように広く、何ヵ所にも設置されたスピーカーからは、ヒーリング系音楽が流れていました。
応対に出たのは”霊講師”(たかぼん注:教会員、相談員もしくは説教者)と称するM氏。


M氏:どういう用件で、おいでになったんですか?

法華講員:私どもは、日蓮正宗の信仰をしておりまして・・・・・

M氏:宗教の教義的な論争については、立教以来、禁じられております。

法華講員:それはどうしてですか?

M氏:宗教はそれぞれの主張があるから、平行線なんですよ。正しいと思うからお伝えするわけですし、平和を求めてきた人に対しては話します。

法華講員:霊波之光を信じると、どうなるんですか?

M氏:御守護神様に救いをいただいている人が、10人に1人、70%の人がいただいています。

法華講員:え、10人に1人と70%では数が全く合わなくないですか?
(たかぼん注:御守護神こと波瀬善雄=戸籍上の本名長谷義雄は神の恩恵に浴する者実に95%と自身の著書『御書』で言っています。教祖と言っていることが違う自体邪宗教である証左です。)

M氏:(無視して)御守護神様は、本当に人間を救うことができる神なんです。

法華講員:Mさんは何か守られた体験があるのですか?

M氏:信仰する前は病気で苦しんでいました。夜中に心臓発作や金縛りにあい、神社に行ったりしましたが、1年半そんな状態で自殺寸前まで行きました。その時に霊波之光のパンフレットを見て、導かれました。
そして、「救っていただきたい」と言いました。すると「ここの神様は病気は治しません」と言い切られたんですよ。

法華講員:あれ!病気を治すのではないのですか?

M氏:病気というのは、その人に得られた結果でしょ。いわゆる因果ですよね。

法華講員:あれ?因果を説くんですか?

M氏:日本人は昔から、病気が治らないと「因果な人ですね。」と言った。つまり因果を抱えた人ということですよ。要するにそれが結果なんです。

法華講員:???・・・・・でも病気が治らなかったら困りますよね。

M氏:病気がどこにあるかといえば、お釈迦様が手法を極めてね・・・・・・

法華講員:あれ?!今度は仏教を説くんですか?

M氏:・・・・・四次元だと。

法華講員:霊波之光は仏教じゃないですよね。神の教えですよね?

M氏:だけどね。日本人が持っている病気や苦しみの原因をどう表現したらよいか。神道にしても仏教にしても古来から伝わる者の考え方、文化、風習・・・・、そういうものを継承して立教したなら、1番わかりやすいだろうと・・・・。

法華講員:質問の答えになっていませんよ。霊波之光は、神を立てる宗教なんですか?それとも仏を立てる宗教なんですか?

M氏:・・・・・・

法華講員:釈尊は、原因を説かない教えを外道、つまり道理から外れている教えだということで、まず最初に切り捨てられています。

M氏:・・・・私が初めて来た時に言われたのは「病気という結果を治すんじゃない。それを起こさせる元、因縁、”悪いもの”とのつながりがあるから結果がでてくるんだ」ということです。

法華講員:論理が飛躍していますよ。まず、質問に答えて下さい。霊波之光は神を説く教えですか?それとも仏ですか?

M氏:・・・・・・

法華講員:さきほど、「御守護神様に救いをいただいている」と言われていましたが、守護神というからには、神を立てているのですよね?

M氏:そうなりますかね。

法華講員:では、その守護神は、どうやって神になったのですか?神の原因は何なのか?これをきちんと聞きたいです。

M氏:・・・・(回答できずに全く別なことを話し始める)御守護神様は天使閣で教えを垂れて、「基礎はできあがったので昇天します」ということで(たかぼん注:長谷義雄が心筋梗塞で頓死した昭和59年3月19日以前の長谷義雄の講話にそのような話はない。つまり文証なしのデッチアゲ)その生涯を終えられたんですよ。そのあとは2代目が引き継いでいるんですよ。

法華講員:要するに、教祖の波瀬善雄さんを「御守護神」として祀っているんですよね。

M氏:・・・・・・

法華講員:波瀬善雄さんは、当時四国で”座禅”の修行をしていたんですよね?その時に「神から啓示を受けた」とあるじゃないですか。”座禅”という仏教の修行をしていて神を悟るということ自体、ありえないですよ。

M氏:座禅は神道でもやるんですよ。

法華講員:やるのは自由ですけど、座禅というのは仏教なんですよ。

M氏:言葉の上ではそうでしょうけどね、人が一念を集中してね、あのう・・・・・。

法華講員:グチャグチャなんですね。神と仏が。

M氏:その当時は、神と仏がわからなかった。御守護神様が神の力を託されて、この地上界で苦しむ人を救っていこうということで立教されて、訪れてくる人が、病気が治るという現場を見て、口コミで広がって行った。教義が広まったんじゃないんですよ。結果が広まっていったんです。なぜ治るのか、助かるのかということをね、鮮明にしなければ、多くの方が神の存在を理解しない。

法華講員:説明になっていないと思うんですけど・・・・・・。


平成22年9月16日慧妙
邪宗破折レポート 霊波之光
姿形なき霊波之光の創造神
説明不能に陥り支離滅裂な逃避


今回は、霊波之光側が「教祖の波瀬善雄が座禅を組んでいる時に、神の力を託された」と主張していることに対しての破折から始まります。

法華講員:仏教を説いた釈尊が「神の教えでは救えない」と言っているのに、座禅という仏教の修業をしていて神を悟った、というのはめちゃくちゃな気がするんですけど。

M氏:じゃあ、神の原因はどこにあるのか?

法華講員:そうです、神の原因はどこにあるんですか?

M氏:お釈迦様と同じですよ。

法華講員:はあ?それはどういうことですか?

M氏:日夜、困った人達を見て、人は何故、苦しまなければならないのか・・・

法華講員:生老病死ですね。釈尊は、それを解決しようとして出家されました。

M氏:老いて死ぬということは、人間として必然の結果ですよ。今日のように小さい子が殺されたりなんかするということには、どこに原因があるのか、と。

法華講員:それと神の原因と、どういう関係があるんですか?

M氏:先祖代々の霊魂が苦しんでいる。悩んでいるのは、感情想念の累積です。

法華講員:あの〜、霊波之光では神を立てるわけですよね?

M氏:はい。

法華講員:ですから、その神はどこにいるんですか?

M氏:御守護神様(教祖のこと)は、自分のことを「神の遣い」と言ってました。神そのものとは言っていないですよ。

(たかぼん注:なるほど長谷義雄本人は神とはいっていないが、教団や信者サイドでは長谷義雄は神であるとしていて、長谷義雄は自分を謙遜して神とは言っていないとしている。二枚舌を使っているということです。)

法華講員:では、神そのものとは何ですか?

M氏:大宇宙神。この宇宙は、造らなければありえないでしょ。地球もその一つですよ。地球に住むことを許された者も、やっぱり神によって造られた・・・

法華講員:既成事実のように言いますが、神が一切を造ったというのなら、造る前に神はどこに存在していたんですか?

M氏:神というのは見えないもので・・・

法華講員:神は見えないと言われますが、たとえば、空気も見えませんよ。でも空気は生ずる原因があるし、構成する要素もはっきりしています。それは存在すると信じられますよね。
しかし神は生ずる原因がないですよね。神を構成する要素が何なのか、説明できますか。所詮、神がいるという前提から信じ込んでいるだけではないですか。

M氏:あなたが仏教をやっていらっしゃるのなら、仏教も霊魂ということを抜きに考えられないでしょう。その霊魂を証明できますか?

法華講員:はあ?仏教では霊魂を説いたりしていませんよ。おそらく霊魂と生命をごっちゃにしているんですね。
そのことを話す前に、こちらの質問に答えてくださいよ。

M氏:ふつう、神というと、何か悪い事があると、「神が怒って祟り、罰を下した」という。それを鎮めるために祀ったのが神社というものでしょ。

法華講員:話を誤魔化さないでください。今一番肝心なところなんですよ。神の生じた原因を教えて下さい。

M氏:神の生じた原因ではありませんが、助けられた、ということをもって、神の実在を身体で教えられたのですよ。

法華講員:でも根拠なく信じるのは盲信ではないでしょうか。

M氏:みんな、そうなんですよ。

法華講員:たとえば、銀行に行って「私に一千万円貸してください」と言うとき、どういう事業をしていて、どういうふうに返すのか、という根拠をきちんと説明できなければ、お金なんか貸さないでしょ。でも、こと信仰となると、突然、信仰の対象に対して全く根拠がないんだけど「とにかく信じればいいんだ」という姿勢になってしまい、その根拠を求めないことがおかしいと思うんですよ。

M氏:私どもは、人間の原罪というものがありますから、四次元に入って昇天していきますと・・・

法華講員:それが盲信なんですよ。

M氏:他の信仰のことを悪く言っちゃダメですよ。

法華講員:宗教が与える影響は大きいですから、全ての宗教の中でも最高のものを信仰していかなければいけない。本当に人を救うためには、あらゆる宗教を比較・相対したうえで、最高のものを信仰していかなければならないんです。

M氏:そうやって、比較しないでくださいよ。我々は御守護神様を信じているんだから。最高のものが霊波之光。大宇宙神。

(法華講員一同、呆れて笑い)

M氏:信じていることを笑うんですか?

法華講員:僕らが笑ってしまったのは、最高のものを求めようとしない姿を笑ったんです。

M氏:私達は、最高のものを求めて、救いを求めているんです。

法華講員:あなたのは盲信ですよ。

結局、2時間以上話しましたが、霊波之光はのらりくらりと話をかわすばかり。
相手のいい加減な態度に腹立たしい思いがしましたが、これも邪宗教の害毒と思えば本当に可哀相なことです。こうした低級な邪宗に縛られた人々を救うためにも、これからも折伏を貫いていきたいと思います。