平成25年12月8日 苔谷公園コミュニティーセンター1階研修室でジュニア
 冬季審査を行いました。今回は
  白帯・オレンジ帯  13:00〜14:00
  青帯・黄帯      14:00〜15:00
  緑帯・茶帯      15:00〜16:30
 に分けました。
今までと変わったところは、コンビネーションです。今まではこちらの方から課題
をだしていましたが、今回から技の回数を指定して各自の得意な技を披露して
もらいました。初心及び幼稚園の道場生には少し難しい課題ですが、突然の
ことにもかかわらず、みんな頑張っていました。中でも特に指導員も驚いたのは
やはり茶帯の道場生です。当道場は基本的には空手の型は行いません。これは
型を否定しているのではなく、型を行って自分のものにするまで何千回と行わなけ
ればいけない、という状況を考慮して今の練習方法が一番合理的であると判断した
為であります。が、今回の茶帯のコンビネーション(いわゆる型)は、型を稽古に取り
入れている流派(例えば円心会館・芦原会館等)のジュニア道場生が行うのに匹敵
するレベルでした。それも即興で行ったのには指導員全員大満足でした。正直最初
はみんな戸惑うだろう、と思っていました。それも、受けやサバキまで見事に演じて
いました。ジュニアを指導していて子供たちの成長に驚かされることだありますが、
今回はトップレベルでした。成長した子供たちは誉めてあげたいです。

また、6年生井置椋介君の黒帯挑戦の10人組手はこれも素晴らしい内容でした。
打撃のレベルはかなり上がってきています。ハイキック、前蹴り、ストッピングなど
相手をした茶帯や緑帯の皆さんの参考になったと思います。格段に強くなりました。
しいて言うならば、サバキをもう少し使っていれば100点です。今後の課題にして
下さい。井置君は小学1年生から入会し、ほぼ休まず稽古に参加して真面目に
コツコツタイプです。6年生になって突然強くなってきました。子供というのは、突然
成長する時期が必ずあります。成長は少しずつ上昇してきますが、それが急上昇
に変わります。そういえば自分自身にも経験があります。しかし、当の本人はあまり
急上昇している自覚がなく、自分が一番驚いている場合も多々あると思います。
これは、何も空手だけではなく、他のスポーツや勉強などにも言えることでしょう。
ですから、その急上昇を信じて続けることが大切です。

あと特によかったのが谷本万潤ちゃんの引廻しです。元々万潤ちゃんの得意技で
前回出場したサバキゲームではプロテクターが伸縮するゴム製であったために、
うまく捌けなかったのですが、今回の組手では見事でした。打撃とサバキが見事に
融合した動きは男子道場生も参考にしてください。

今回は以上のように本当に指導員一同感激した審査会でした。来年も益々自分
自身のレベルアップを目指して頑張っていきましょう。
受審した道場生の皆さん、保護者の皆様お疲れ様でした。  

   
   


2013年11月24日
毎年出場している神戸ジュニア空手道選手権大会に18名出場致しました。
 今年は出場する流派も増えて37流派479名出場の大きな大会でした。
 
当道場からは6名が試合初出場し、
 小学2年生女子福田茜選手3位
 小学5年生女子瓜生慶子選手3位
 小学5年生男子森本春貴選手4位
 という結果でした。

試合を観戦して思ったのは、うちの子供達は決して他流派の選手に負けていない!!
ということです。というのも、ほとんどの試合が本戦引き分け延長戦で判定です。
途中ハイキックが当たっても止めないで試合終了まで進行し、判定でパンチで押している
方が勝利するというものです。相手のパンチを自分の体に当ててカウンター攻撃し押し
ていく方法です。特に感じのは、かなりスパーリング慣れしてて打たれ慣れているとうことです。
蹴りやパンチの技術や華麗な組手ではなくパワーで押していくというものです。中には
素晴らしい動きをする選手もいましたが、多くは上記戦法で勝っていくという感じです。
多分、道場での練習はスパーリング中心の練習だろうと思います。当道場の選手は一生
懸命相手のパンチを受けてハイキックを入れますが、技ありをとってもらえず終盤にパンチ
で押されて判定負け、というのがほとんどでした。各流派での空手に対する考え方が違うの
で何とも言えませんが、当道場では打たれ強くなるような練習は絶対に行いません。とい
うか、打たれ強くなる必要がないと考えています。これは、最新のスポーツ技術書にも指摘
されていますが、子供は大人の縮小版ではなく成長過程であるということです。つまり、
成長過程の体に打撃を当てて打たれ慣れるということは健全な成長を阻害するもので、
言語道断であると判断しています。
ある道場のホームページには平気で「もう少し打たれ慣れる必要がある」、と道場主がブログ
に堂々と書いているのを見て驚いたことがあります。
また、ハイキックに関してもやはり頭部へのダメージを考えると、当たった段階で技ありをとって、
2回当たれば一本勝ち、にした方が安全だと思います。当道場の選手はほとんどしっかり受
けていたので、問題ないですが、やはりジュニアに関しては安全第一が大前提である、と今回
の試合を観て再認識したところです。
当道場の試合は安全なポイント制を採用していますので、ダメージが残ったり(少しの打撲
はありますが)しませんので今後もルール変更する予定はありません。

その中で、小学5年生、瓜生慶子選手の3位決定戦での試合は見事な一本勝ちでした。
相手の選手は中段前蹴りを水月にもらってダウン(少し申し訳なかったですが)。ファジーな
判定勝ち、ではなく見事な一本です。元々前蹴りの威力は凄かったので、試合に生かせれば
と思っていましたが、大事な場面で出た素晴らしい試合でした。試合後、相手の選手に挨拶
に行き、問題なそうなので安心しました。

いつも試合後思うのは、大きなケガがなくて良かったということです。今回は初陣が多かった
ので、試合前普段よりも心配しましたが、ほとんどの選手がケガなく試合を終え、また試合内容
も想像以上に善戦というか、ほとんどの選手が1回戦突破したので、指導者としては大満足
しています。
やはり、このルールで優勝するためには打たれ慣れないといけませんので今のままで十分です。

普段の練習では、しっかり相手の攻撃を防御して、横に回って攻撃するサバキの動きを今後も
しっかり道場で練習していきます。

今回は出場した選手、保護者の皆様、各先生方お疲れ様でした。
では、普段の道場の練習頑張っていきましょう。

 


     
金星獲得でインタビューを受ける古賀選手
隣のごっつい人は京空会の鈴木代表
  古賀選手と森本選手の同門対戦
少し複雑な心境でした。(森本先生も) 


平成24年10月21日日曜日 第14回サバキゲーム大会に出場しました。
開催場所は昨年と同様京都武道センター(平安神宮内大日本武徳会武徳殿前)で行われました。
当日、試合前に武徳殿を覘きましたら、居合道の審査が行われており重々しい雰囲気でした。
絶好の秋晴れ快晴で、最高の気候で最高の舞台での試合、自ずからボルテージは上がってきます。

<試合結果>
6年生 古賀拓光選手  6勝負けなし金星、トップ賞獲得  累計8勝星
     森本瑠仁選手  1勝                  累計2勝星 
4年生 アルトマン ジェイミー伶選手  3勝星         累計5勝星
     森本春貴選手  4勝                  累計9勝星
     谷本万潤選手  4勝星                 累計6勝星
3年生  平野礼乃選手  1勝星                 累計2勝星
     宮崎一真選手  3勝星                 累計9勝星
1年生  平野心暖選手  4勝星負けなし            累計6勝星

今回は垂水道場で練習している選手が中心に出場しました。
前回の13回大会は対応不足からか、裏投げで結構やられましたので、今回は十分対策を講じました。
森本先生のサバキ虎の穴(?)に始まり、試合最終練習日も徹底してサバキを行いました。
具体的にはサバキ+打撃技、相手のサバキに対する対応、投げ技などです。
結果、上記の様に全員が素晴らしい結果を残してくれました。
森本瑠仁選手は1勝ですか、2試合目は見事な得意の上段ハイキックで勝利、平野礼乃選手の3試合目は練習した裏投げが見事に決まりました。
古賀拓光選手は練習したサバキをいいところで出す事が出来ました。
特に1試合目は金星、3試合目は相手に技ありを取られた後、引き回しから上段ハイキックで逆転1本勝ち!、見事でした。
ジェイミー伶選手は得意の上段横蹴りや引き崩しからの上段ハイキックが決まりました。
森本春貴選手は前回の大会で裏投げで負けた選手と1試合目で当り逆に裏投げで即勝ちし、ジェイミー伶選手に負けた以外は全て勝利。
谷本万潤選手は打撃とサバキがバランス良く出せていました。試合会場で審判をしていた和空会の林先生が上達振りにビックリした程でした。
平野礼乃選手は相対的にいい動きをしていましたが、バランスを崩してこけてしまった試合が有ったのと防具着用での蹴りに慣れれば活躍できると思います。
宮崎一真選手は相対的に危なげない試合でした。最後の試合に負けたのが悔やまれますがこのルールに合っていると思います。
平野心暖選手は負けなしの4勝、残念ながら初級でおエントリーの為トップ賞はなりませんでしたが4勝のうち1本勝が2試合、次回はトップ賞を目指してください。

私が今回の試合で子供達に感じて欲しいのは、いかに対策を講じる事が重要かと言う事です。
これは空手だけでなく全てにいえる事ですが、試合前にしっかりと試合に向けて練習したのが良かったという事です。
特にサバキが入ると技が複雑になり、既存のフルコンタクト空手の試合よりも高度なテクニックが必要になってきます。
それを、試合前に十分対策し、結果を出たと言うことはいい経験になったと思います。
勉強でも他のスポーツでも対策を講じる重要性を理解して、今後に生かせて頂くことを切に望んでいます。
最後に遠方まで引率、応援に行って頂いた保護者の皆様、本当に有難うございました。
子供達は一生懸命練習し結果を出しましたし自信に繋がると思います。
今後はさらに上達を目指して頑張っていきますので、今後ともよろしくお願い致します。


松長 先生 ・正道会館に挑戦!

平成24年3月5日芦原空手発祥の地、愛媛県八幡浜市の芦原道場に行ってきました。
川本顧問の出身地でもあり、芦原先生との当時の懐かしい思い出話を伺いながら街を散策いたしました。
映画や劇画でのシーンが蘇り感動でした。
昭和43年〜53年の夏の八幡浜は全国から若者が芦原道場に訪れ、熱気がすごかった様です。
今回は40年前にタイムスリップした貴重な時間を過ごす事ができました。

12月11日 旧芦原会館京都支部 現京空会 主催のサバキゲームに出場しました。
一般・ジュニア計10名出場しました。
一般部 松長さん ジュニア 宮崎一真君 が賞を頂き、他ほとんどの選手も好試合をしました。
初めてサバキの試合に出た選手もいましたが、ひき崩しから上段回し蹴りが決まるなど、練習成果がでました。
大会運営もスムーズ且つアットホームで大変好印象な雰囲気の大会でした。
元々は同じ芦原空手を源流としていますので、同じサバキ技術を追求して切磋琢磨して行きたいと思います。
試合は平野礼乃ちゃんの1試合目は最高の内容でした。得意の上段回し蹴りが見事にクリーンヒット、技あり2本で一本勝ち。
アルトマン・ジェイミー伶君の2試合目は上記サバキ+打撃の複合技で技あり2本で見事勝利。
一般部小川雅之君の1試合は修行期間わずか8ヶ月の出場にもかかわらず一本勝ち。
松長さんの2試合目は得意の左上段回し蹴りが決まり一本勝ち。とても46歳の蹴りには見えませんでした。
皆さんそれぞれいい経験になったと思います。少し遠かったですが、また出場したいですね。
 また、試合前には伝統ある『旧大日本武徳会 武徳殿本部道場』に行き記念写真を撮りました。
少し前のグループサウンズのレコードジャケット(笑)みたいですが、重厚な趣のする立派な道場でした。
一度稽古してみたいですね。
 又、5月に開催されますので、頑張りましょう。                                            押忍

10月16日灘のけんか祭りに行ってきました。
数トンはあろうかと思われる神輿を数十人の人たちが担ぎ、ぶつけ合う光景はある意味格闘技よりも迫力がありました。
また、全然知らない地元の人の家に上がり、料理とお酒をご馳走になるなど普段経験できないことでした。
日本古来の伝統ある秋祭り行事を結構近い場所で見ることが出来ました。
兵庫県警の機動隊も事故が無いよう目を光らせて警備しておりました。


9月4日日曜日 深谷美海選手が関西実践空手道選手権大会中学生女子の部に出場しました。
2回戦で前に一度戦い再延長戦で勝利した選手と再戦し、今回は本戦で圧倒的な内容で判定勝ち。
決勝戦は前に出てくる選手だったので、ポジショニングを使って横から攻める作戦。
善戦しましたが、再延長の末判定負け。準優勝でした。
試合後戦った相手と記念撮影。対戦相手は同じ中2で7年修行して初優勝という事でした。
今後は練習でポジショニングからのカウンター攻撃をしっかり練習しないといけない課題もでき意義のある大会でした。

緊張した試合前 緊張している応援団
試合開始
決勝戦
対戦相手との記念写真


円心会館二宮城光館長との懇親会の模様
8月25日木曜日円心会館のニ宮館長が来神され、一般部の有志メンバーと懇親会を行いました。
当塾からは、棚田、横山、福田、森本、松長、藤原、そして川本顧問が出席しました。
実は、川本顧問とニ宮館長とは高校の同級生で、芦原道場で修行した昔からの友人です。
円心の兵庫支部よりも昔の友人との交流を重んじ、我々にも技術や極真全日本大会の事などを
気兼ねなく話して頂きました。我々も『空手バカ一代』世代ですので、一ファンとして接する事が出来ました。
私と横山師範は数年ぶりにお会いしましたが、始めて視る楽しそうなニ宮館長に感激いたしました。
川本顧問なくしては絶対実現する事のない貴重な時間を過ごす事が出来ました。
本当に有難う御座いました。