2008年7月21日〜23日、信州アルプスハイキング3日間(千畳敷カール・八方尾根・姫川源流・親海湿原・栂池自然園)に参加しました。週間天気予報では3日間とも曇り降水確率30%〜60%心配しましたが、晴れ女4人のパワーで晴天続きでした。
新大阪8時50分こだま542号岐阜羽島まで、そこからバスで駒ケ岳・千畳敷カールです。しらび平駅からロープウェイです 登るにつれてガスで前が見えなくなってきましたが千畳敷カール到着時にはガスよりも雲の流れの速さに驚きました。雲の中にすっぽりかと思うとすぐ無くなるといった状態でした。千畳敷カールでは気温29度。残雪は多く、お花のオンパレードでした。


中央アルプスの主峰・宝剣岳の南東斜面を氷河がえぐった、すり鉢状の圏谷(カール)。麓のしらび平から千畳敷までは、ロープウェイで高低差950mを7分30秒のスピードで駆け上がる。終点から遊歩道が整備されていて、1周50分ほどのハイキングが楽しめる。7月中旬〜8月上旬にはチングルマやイワカガミなど200種類もの高山植物が咲き乱れ、9月下旬になればナナカマドなどの鮮やかな紅葉が目を楽しませてくれる。カール内の自然を満喫するのなら、ロープウェイの千畳敷駅に併設されたホテル千畳敷に宿泊するのがいいかも。

ロープウェイ
しらび平駅

今から乗ります。

千畳敷カール
到着です。

宝剣岳

極楽平

八丁坂

岩場を登ります

雪渓を登ってます

ホテル千畳敷を
振り返る

千畳敷カール
最高のスポット
ヤマホタルブクロ チダケサシ ヨツバヒヨドリ  シモツケソウ
ウラジロナナカマド  ミヤマキンバイ チングルマ  アオノツガザクラ
 コイワカガミ  イワツメグサ  ミヤマトウキ  シナノキンバイ
ミヤマアキノキリンソウ ムカゴトラノオ チングルマ ハクサンボウフウ

2日目は八方尾根です。ガイドさん同行です。ゴンドラからリフト乗り継ぎです リフトの下はクガイソウ、シモツケソウ、チダケサシのお花でいっぱいでした。八方尾根ではガスで周りの白馬連峰は望むことが出来ませんでしたが沢山のお花に出会う事が出来ました(八方尾根は八方すべてが見渡せる事で付いた名前だそうです(ガイドさんに聞きました)

八方尾根のゴンドラとリフトを乗り継ぎ、第1ケルンから八方尾根自然研究路をたどって八方池を目指す、人気の定番コース。標高2060mの高所にある八方池は、雪が押し流した土砂が堆積してできた池。水面に映る白馬連峰が神秘的で美しい。またけがれのない自然環境の中で、サンショウウオやモリアオガエルも元気に生息している。 (モリアオガエルの鳴き声があっちこっちでしてました) 

グラートクワッドリフト
登りリフト

下りリフト
 クガイソウの群れ

八方尾根を歩く

残雪の中石畳を
歩く

第2(息)ケルン
到着(記念撮影)

八方ケルンに
向けて出発

もうすぐ八方ケルン

八方ケルンより
石神井ケルンを
振り返る

登って来た石段を
振り返る

八方池

(白馬連峰は
ガスの中)

八方池を望む

八方尾根
残雪とニッコウキスゲ
 カライトソウ  イワシモツケ  ハクサンタイゲキ  オオカラマツ
 エゾシオガマ キンコウカ クルマユリ キバナノコマノツメ
 タテヤマウツボグサ ? ?  カラマツソウ  ユキワリソウ
ショウジュウバカマ ウラジロヨウラク  ハクサンチドリ  ワレモコウ
 ニッコウキスゲ  ハルリンドウ  イブキジャコウソウ  クモマミミナグサ
 オヤマソバ ホソバツメグサ  タカネイブキボウフウ  ハッポウウスユキソウ
 チングルマ  タテヤマリンドウ ムシトリスミレ タカネバラ
 ヤマブキショウマ チシマギキョウ  キバナノカワラマツバ  タカネシュロソウ
 ネバリノギラン キジムシロ キジムシロ ? ヨツバシオガマ
 オニアザミ  オオバギボウシ ミヤマアズマギク  オオコメツツジ
 カライトソウ シロバナクモマニガナ オニシモツケ ワタスゲ


親海湿原 : 標高750mにもかかわらず亜高山帯から高山帯にかけて生息する低層・高層の湿原植物が大変豊富です。特にホロムイソウの自生地としては県下で唯一のものと言われていて、学術的にも価値が高いとされています。木道やチップ舗装で整備され散策しやすくなりました

姫川源流 : 親海湿原の北側にある荒神の森を隔てて姫川の源流があります。 ここの涌き水を源とする姫川は、54kmの距離を国道148号線と平行して糸魚川へと流れ日本海に注いでいます。 国道沿いに大きな河川の源流が見られるのは全国的にもまれなことと言えます。

親海湿原入口近く・オカトラノオと蝶 親海湿原・ドクセリ
親海湿原 : ドクセリの群生の木道を歩く 親海湿原 : サワギキョウ
 コバギボウシ(紫)クサレダマ(黄色)コオニユリ 親海湿原・板道を歩く・コオニユリの群生が
写真右・ホロムイソウ(花は見ることは出来ませんでした)
親海湿原 : ミソハギ 姫川源流に向けて歩く
ここが姫川源流(湧いてきています) 姫川源流木道にオオウバユリが
姫川源流 ・ シデシャジン 橋の下にはバイカモが一面に
バイカモ 姫川源流の涌き水は昭和60年に日本の
名水百選にも指定されています


3日目最終日です。朝から晴天、栂池自然園です
10時から14時まで自由行動です。地図を片手に散策です あっちこっちに時間は大丈夫ですかの看板ありました。ここでもお花のオンパレードです・・・どうにか一周することができました


約100haの広さの園内には5.5qの遊歩道があり、他に類を見ないほど、様々な種類の花々が咲き誇ります。オオシラビソの原生林に囲まれた高層湿原 「栂池自然園」、季節ごとに移りゆく、大自然の壮大な営みを実感出来ます。

【栂池湿原は尾瀬ヶ原湿原に似た湿原で、規模は尾瀬に及ばないが、広性植物が豊富に見られる所である。しかし近年までこの湿原に至る車道がなかったので、一部の登山者に知られるだけの秘境であった。昭和43年から始まった県の自然園開設計画で、45年に自然園として整備されてこの湿原は世人に知られるところとなった。】

自然園入口

キヌガサソウの群れ

風穴
の中には
夏でも残雪が
ワタスゲ湿原
往路・
標高1860m

浮島湿原に向けて
小連崋山(手前)
白馬岳(奥)

浮島湿原
ワタスゲの群生
標高1910m

浮島湿原から
杓子岳を

オオシラビソ、ダケカンバ
の木立を展望台に向けて歩く

やせ尾根から
雁股池を望む
標高2020m


展望台から
杓子岳・白馬鑓ヶ岳

展望湿原に
向けて
白馬鑓ヶ岳


展望湿原から
白馬連峰を
標高2010m

湿原展望から
大雪渓を

モウセン池
水に漂っているのはホソバノタマミク

アップダウンのきつい
木道をワタスゲ湿原
復路に向けて

シナノキンバイと
白馬連峰

ワタスゲ湿原
ワタスゲの群生

ロープウェイ下山です
ミヤマカラマツ  イワイチョウ  ツマトリソウ  コイワカガミ
タテヤマリンドウ ミヤマキンポウゲ  キヌガサソウ  オオバミゾホウズキ
ベニバナイチゴ わずかに残っている水芭蕉 チングルマの終わり  エンレイソウ
 コバイケイソウ  シラネアオイ  シナノキンバイ サンカヨウ
 ゴゼンタチバナ  ミツバオウレイ ? ?  グンナイフウロ
 サラサドウダン  ハクサンシャクナゲ  ウスバスミレ  オニシオガマ
クルマユリ  アカモノ イブキトラノオ  ハクサンコザクラ
マイズルソウ  ニッコウキスゲ ? ?  オトギリソウ
? ? ? ? クガイソウ ? ?

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