翌日から 研修が始まった。
下手な息子の英語を心配した他国の研修生が、早めに英語が苦手だと先生に報告しておいたほうが
良いとアドバイスをくれた。
で、早速 先生の部屋をノック
「私は 研修生です。 私は日本人です。 先生の話を理解するのは大変難しいです。」
すると、先生は にこにこしながら I see. I see. Ok Ok. Japan and Koria have not use English
in a company. OK Ok.
先生の話によると、世界中にある息子の勤める会社は、日本と韓国以外の国では 会社のなかではすべて
英語で話すらしい。
で、日本と韓国は スペシャルらしいのだ。
でもそんな息子だが なかなかの人気者で 3度の食事も せっかく一人で食べたいと思っていても
皆がほっとかないらしい。
当然 休憩時間も 必ず皆が声をかけて誘ってくれる。
息子の周りは いつもにぎやかで ちんぷんかんぷんで 大変だったらしい。
一人にしといてくれー。 ほっといてくれー。 と言いたいのを我慢しての 研修期間。
夜 自室に戻ったら ぐったりのぐったり。へたへたのへたりんこだったらしい。
指折り数えた 日本帰国