きょうは お月さまを みながら おそとで ねむることに
            しました。
そして、つぎの日
「きょうこそ ぼくのすきな 
    ごちそうを もってくる。」
そうおもって りりたんは 
 ねこがくるのを
     わくわくしながら
           まちました。
ところが、うすぐらくなったころ、 ねこは やっぱり ねずみを
   くわえて やってきました。
それを みていた ねずみは   にたっと わらうて、
    そっと こやの すみに 
       かくれます。