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クラッチを切るたびに,「きぃ〜」と貧相な音がするようになった。
車庫入れ時は,「きぃこ,きぃこ,きぃこ」とうるさい上,まるで「私はポンコツです」と言っているようで,哀愁感が漂う。
ネット上の情報を読みあさったところ,クラッチレリーズシリンダーというところがあやしいようだ。
ディーラーに作業を頼んだら,「とりあえずグリスアップをして様子を見ましょう」となって,工賃だけは○千円も取られた,などというレポートも見つけた。
なんだ,それなら自分でやってしまおう。
クラッチレリーズシリンダーは,右フェンダー内にあるというので,右フロントタイヤをはずした。
なんだ,どこにもないぞ?と思ったが,よく探したら,奥の方にそれらしいモノを見つけた。
グリースは,金属用とかゴム用とかあるらしいが,この際無視する。
クレのグリースメイトが丁度安売りしていたので買ってきた。
付属のノズルでは長さが足りなかったので,ストローをテープでくっつけた。
ゴムのジャバラ部をめくり,中にグリスを噴き入れる。
狭いので,ジャバラを抑えるのに初めはプライヤーを使ったが,どうもイマイチだった。
結局,手を突っ込んで抑えながらグリスを噴き入れた。
ゴムジャバラを元通りはめ直して,作業終了。
音が消えるか半信半疑だったが,音はしなくなったぞ。