2024年9月30日(月) インドゾウ、ヒガシクロサイ、チンパンジー | ||
やっとのことで、史上もっとも暑かった夏も去り、朝晩の空気には秋の気配が漂い始めてきた中、約5ケ月ぶりにズーラシアを訪ねる。今回は秋を撮ろうと出掛けたが、残念ながらまだ早いようである。 唯一、夏は毎日水浴びをするが、秋からはしなくなるというインドゾウが、夏の名残りを惜しむように豪快な水浴びを楽しんでいる。 |
||
ラスクマンは水浴びが大好き ついでに鼻を使って水を飲んでいる |
自然界で生きるゾウは鼻を使って水を飲むが 動物園で飼育員が水を与えるようになり ホースから直接飲むようにもなったラスクマン 飼育員は水飲みの時に ゾウの舌 歯 牙の裏の汚れをチェック健康検査 このときまでに50リットル程の水を飲んだと飼育員の話 |
|
ヒガシクロサイは行くと、大体は土の上に寝っ転がっていて動かないことが多いが、今日は突然起き上がり、百面相の様に、といっても顔の面が厚いので口をいろいろな形に変えて見せてくれる。 | ||
立ち上がったばかりで まだ眠そうな目はたれ目 |
生気を取り戻したのか威嚇するように口を開く ラスクマンの口に似ているように見える |
|
更に顔を傾げて威嚇の表情 それでも四足は不動 |
何を思ったか 百面相が終ると水飲み場で喉を潤し 餌場に向かうと途中でおもむろに豪快に放尿 餌の草を食べはじめると サイは反芻はしない動物であるが 草を飲み込んだ後3分ほど 何故か口をもぐもぐさせている |
|
近年、人間社会では親による子どもの虐待事件が多く報道され、ひどい親になると死亡させる悲劇も起こしている。DNAレベルで比べると、人間とチンパンジーは1パーセント強しか違いがなく、人間はチンパンジーから進化したと言われている。 動物園でチンパンジーを観察すると、動作、素振り、表情なども人間に共通するものを強く感じ、親しみが湧いてくる。特に、母親の子どもに対する愛情は純粋無垢で細やかである。それなのに、人間の親の中に子どもに愛情を注げないものがいるというのはどうしたわけであろう。 |
||
親の腹に抱えてというより 子供がしがみ付いて木の上を移動する親子 母親は体毛がかなり抜けて高齢なのかもしれない |
落ち着き場所を見つけ お乳を飲む子供 |
|
授乳を終えて母親は昼寝をさせようとでもするように 子供を抱きかかえるが嫌がって暴れる子供 |
やっとのことで子供は眠りについたようである |
さんど
(C)2024 HIRAI. All Rights Reserved.