天空の白鷺

天空の白鷺

姫路城
2012年08月06日

法事が終わって、一段落。
姉夫婦を姫路駅までお送りしたとき、姫路城のことが話題になりました。

暑い日ですが、見学コースには冷房が入っているそうなので、早速見学してきました。

姫路城は、平成の修理が進められているため、
すっぽり周りを「足場」で囲われています。

主な修理箇所は、漆喰壁の塗り直し、
屋根瓦の葺き直しを中心に
約５年間を掛けて行う工事だそうです。

「足場」だけでなく、体育館の中にお城がある
感じになっています。
体育館みたいな建物を
見学設備「天空の白鷺」と呼び、
工事の様子を期間限定で、見ることができます。

今回の保存修理工事にかかる費用は
約２０億だそうですが、
その内の１０億が仮設工事に
費されています。

今回は鬼瓦や鯱瓦を新調したようです。特徴のある立体的な紋と平面的な紋の２種類があります。
鯱瓦は、以前の型を忠実に再現して作るものばかりと思っていましたが、
そのようなことはなく、ひと目で平成製だとわかります。
4体製造し、そのうち焼きむらのない2体を選んで姫路城大天守の最上層に設置したそうです。