日時 1999年7月28日〜30日
コース 扇沢〜柏原新道〜爺が岳〜冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳〜下山
第1日 (7月26日)晴れ扇沢アルペンホテルまで
予定通り出かけるが途中あずさに遅れが出てヒヤヒヤする。
松本での乗り継ぎが心配になる。車内アナンスで塩尻で長野行に乗り換えるよう指示あり。
松本でも3分しか乗り継ぎの時間がなく大忙しである。
信濃大町からバスで扇沢まで入る。
バスターミナルから少し下った所に今夜の宿扇沢アルペンホテルがある。
15:50チェックイン。
第2日 (7月27日)晴れ冷池山荘まで
連れが膝を痛め3年ぶりの山行。
扇沢の流れを左に見ながらよく整備された石畳の道をひたすら登る。
展望なく足もとのゴゼンタチバナの花に慰められる。
樹相が変わってきててんぼうも少し開けてくる。
雪渓の横断も雪切りがしっかりされていて不安なく歩ける。ガスが掛かってきて残念。
11:15種池山荘着。連れの膝の具合が芳しくなくゆっくり休憩。
まだ写真を1枚も撮っていないので、取り合えず爺岳まで行くことにして出発。
足もとに花が多くなり眺めながら行くうちに山頂に着く。
山頂は広く晴れていれば最高のロケーションと思われえるが、
残念ながら鹿島槍も剱もぼんやりかすんでいる。
振り返ると種池山荘の赤い屋根が印象的である。
ハイ松の稜線を行くと冷乗越に出る。そこから登り返すと
今日の宿冷池山荘の「水」と書かれた旗が目に入ってくる。1:50着。
小屋の周りを散歩したり花を眺めたりのんびり過ごす。
第3日 (7月28日)晴れ種池山荘まで
小屋の周りではあまり写真も撮れそうにないのでのんびり寝ていたら、
窓の外がうっすら赤く焼け始める。
慌ててカメラを向ける。少々遠いが赤く焼けた剱とその横に大きな虹がかかり最高。
膝痛を押して来た甲斐あり!!
5:40山頂に向かう。樹林帯を抜けお花畑を登る。
6:40布引岳を越え右手にお花畑を見ながら登り、7:40鹿島槍
南方に着く。すでに大勢の先客で賑わっている。
眼前の大きな五竜や八峰キレッとを覗き次回縦走したいと思いながら
無理せず下山することにする。
冷池山荘9:40着。.我々の住まいのすぐ近くからアルバイトに来たという受付嬢と
おしゃべりをしたりしていよいよ下山。
爺が岳12:00.種池山荘12:30着。充分下りられるが、明日の朝の写真を期待して
泊まることにする。針の木や蓮華岳を眺めたりのんびりする。
第4日 (7月29日)曇り帰宅
4:30起きて外に出てみるが残念ながら雲が多く山は霞んでいる。
かすかに針の木や蓮華岳の稜線が見えるだけである。
早々に5:40出発。降りてくると天気もよく非常に暑い。
山の上と下界ではこうも違うものかと恨めしくなる。8:50扇沢に着くが
バスがなく。10:25のバスまでぶらぶらする。
大町温泉でおり温泉に入って帰宅。
最高の天気とは言えなかったが、降られずよかった。
膝痛を押しての山行で無理がきかず残念な部分もあったが気がかりだった
鹿島槍に登頂でき良かった。