そのルーツは富山県東砺波郡にあり、この地の出身だった入植者が(実家も御多分にもれず東砺波の出身で梅が島というところ)丘珠と篠路に入植し故郷を偲び、又は心の拠所として豊年感謝の意味を込めて舞われました。その獅子は、頭の部分だけで17kgあり、まず頭を操るものが1人いてその後ろの胴体部分には7人が入り、その長さは凡そ6mにも達します。

丘珠の獅子舞は「雄獅子」といわれ雄壮で男性的であり、篠路の方は「雌獅子」といわれ優雅で「女性的」とされ、「雄・雌が決して共に舞うことはない。」という悲しい慣わしがあります。獅子の先頭には「獅子取り」と呼ばれる二人の子供がつき、他に笛太鼓(この笛の音が郷愁を掻き立てます。25歳から7年間、本州に行って見られなかったので、私にとってこの笛の音=故郷なのです。)の囃子衆を含めて20人程で構成されています。赤・青・黄の色鮮やかな衣装で踊るこの伝統行事は、祭りムードを盛り上げるのに欠かせない存在です。子供相撲大会(出場できるのは小学生〜中学生まで)あり、また獅子舞終了後、子供の無事な成長を願い獅子に頭を噛んでもらうということも開催されています。一ファンとして、この伝統ある獅子舞がいつまでも続いて欲しいと願うのみです。                      

千鶴

 

私の実家は札幌市の東区にある丘珠でした。過去形なのは丘珠空港のジェット化に伴い、実家の土地は国の収用の対象となり今は更地となっています。そこを車で通ると今でもチョッピリ複雑な気持ちになるけれども、丘珠といったらなんてったって丘珠獅子舞」!!・・・。                         我が心の故郷・原風景なのです。子供のころ丘珠のお祭りになるとまずやったことは出店に入り浸り、おもちゃの指輪・バックを買いあさり、金魚すくいはいくらお金をつぎこんでも一匹も釣れず・・・。昔は長閑というか、お祭りには親戚中が我が家に集まり、座敷にテーブルが横一直線に並べられ、その上にご馳走が並んだものでした。今と違い出前があるわけでもなく、その支度にさぞ母は大変だったのだろなと・・・。

 

この獅子舞は、北区は篠路、東区は丘珠で開催され、何とルーツを同じくした獅子舞です。(毎年、篠路は9月8日、丘珠は9月15日開催。)

丘珠の獅子舞は明治25年から舞われ以来111年の歴史があり、昭和49年には札幌市の無形文化財代1号に指定されました。

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荒 社会保険労務士 行政書士事務所 社労士 荒 千鶴   所在地 札幌市 北区

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丘珠獅子舞

荒 千鶴のよもやま話