日置先生のブログ“ヒヨコが通る(2011年4月1日の記事)”から転載
春から東京方面の大学に進学するために鈴蘭台道場を卒業する聖斗が、先週土曜日の稽古で最後だったので、サプライズで十人組手を行いました(笑)
突然言ったにもかかわらず、何一つ弱音を吐くこともなく茶帯・黒帯相手に最後まで攻め続けた素晴らしい十人組手でした。
私が鈴蘭台道場の指導を担当するようになった時、すでに聖斗は道場にいました。
少しポッチャリで涙もろいけど、人一倍正義感が強い少年でした。
中・高の受験で休会したり、高校時代には1年間留学で日本を離れていた時期もありました。
しかし、勉強する時は全力で、空手をする時も全力で、まったくブレないスタイルは彼らしい。
そんな彼ですから受験にもしっかり合格して春からは立派に大学生になります。
身長も体重も今では私より大きくなり、「鈴蘭台道場の秘密兵器」と私より異名を受けるほど強く成長しましたが、結局秘密のままで終わりました(笑)
大学に入っても極真空手を続けるそうなのでいつか全日本の舞台で雄姿を見せてくれることを期待しています。
今、関東方面は地震の影響でいろいろと大変とは思いますが、大学生活を精一杯がんばって下さい。
聖斗のこれからの人生に幸あれ!