銚子電気鉄道 2025810()

錦糸町駅―(総武本線)−千葉駅−(総武本線)−銚子駅−(銚子電鉄)−外川駅・デハ801見学22000形・撮影犬吠埼・散策犬吠埼灯台・見学…犬吠駅・撮影−(銚子電鉄)−笠上黒生駅…金矢踏切・撮影…本銚子駅・撮影−(銚子電鉄)−仲ノ町駅・撮影−(銚子電鉄)−銚子駅−(総武本線)−佐倉駅−(総武本線)−錦糸町駅・解散



本日、鉄道研究部は、?油の街、銚子に来ました。銚子電気鉄道を撮影しました。今年度の日学祭鉄道研究部の展示テーマは、「昭和の電車を紹介」なので、銚子電気鉄道デハ801や、銚子電気鉄道を走るかつての京王帝都電鉄2000系・5000や南海電気鉄道22000形を撮影しました。銚子駅に着いたら早速22000形に乗り、終点の外川駅へ行きました。外川駅を折り返す22000系を撮影しました。



外川駅には、デハ801が保存されています。デハ801は、1950(昭和25)年に帝国車輛にて製造され、松山の伊予鉄道に導入されました。1985(昭和60)年に銚子電気鉄道に譲渡され、1986年から25年間主力車両として運用されました。2010(平成22)年に引退後、架線点検車として使用されました。2015(平成27)年より外川駅の「昭和ノスタルジー館」として使用しれ、現在は閉館となっています。



外川駅と犬吠駅の間で、畑の中を走る22000系を撮影しました。22000系は、急に乗客が増えた南海電気鉄道高野線の急行電車の混雑緩和のための増結用として導入された車両です。1969(昭和44)年より1972(47)までに2両編成×16本の計32両が製造されまし。



電車を撮影した後、犬吠埼の海岸を散策し、犬吠埼灯台を見学しました。犬吠埼灯台は、関東地方銚子半島の最東端の犬吠埼にあります。世界の灯台100選にも選ばれ、見学者数日本一の歴史ある灯台です。20201223日に、国の重要文化財に指定されました。資料展示館には高さ約5m、総重量約13tの「国産第一号大型一等レンズ」が展示されていました。部員たちは、犬吠埼灯台の歴史や設備、灯台から見渡せる太平洋の景色に興味を持ちました。犬吠埼を散策した後、犬吠駅で昼食を食べました。



笠上黒生駅へ行きました。笠上黒生駅は、上下交換ができる22線の駅です。電車が交換する時、タブレットを交換します。かつては手動でポイントを操作していました。現在はスプリングポイントになり、手動の操作が不要となりました。上りホームの南側に留置線があります。かつてはデハ101が留置されていました。今はユ101が留置されています。ユ101は、国鉄のワム80000を改造して納涼客車とした「澪つくし号」です。今日は草木に覆われていて、上手く撮影できませんでした。



笠上黒生駅で電車の交換を撮影した後、次に笠上黒生駅と本銚子駅の間にある金矢踏切や本銚子駅で樹木に覆われた茂みの中を走る22000形を撮影しました。本銚子駅の駅舎は、2017826日から827日にかけて放送された、日本テレビ系列『24時間テレビ40』の企画である「ヒロミの24時間リフォーム?オンボロ駅を直そう!?」で、本銚子駅の主な利用客である銚子市立清水小学校の生徒より依頼された、という形でヒロミがリフォームしました。本銚子駅の駅舎は外壁、屋根、待合室内を手直しし、外壁がレンガ調の大正風のものとなりました。待合室内には清水小学校の生徒が製作したガラスを用いてステンドグラスが飾られています。



最後に仲ノ町駅へ行きました。仲ノ町駅では、ぬれ煎餅・各種記念切符・硬券入場券・乗車券・各種鉄道グッズなどが売られています。仲ノ町駅の駅舎は銚子遊覧鉄道時代に建てられた木造平屋建てで、銚子電気鉄道の本社があります。ホームの観音駅寄りにハドソンのゲーム『桃太郎電鉄』シリーズの協賛企画「しあわせ三像」のうち「貧乏がサル(去る)」像があります。側線があり、通勤・通学時間帯に運用される車両が待機しています。側線の南側に車庫があります。仲ノ町駅のホームや線路に沿う道路から、車庫に止まっているかつての京王帝都電鉄2000系・5000系電車を撮影しました。仲ノ町を駅を見学した後、銚子駅へ行き、総武本線に乗って帰りました。部員たちは、銚子電気鉄道を走る昭和に製造された電車や犬吠埼灯台の設備に大いに興味関心をもちました。