いずはこねふれあいフェスタ 2024年11月23日()

小田原駅−(東海道本線)−熱海駅−(東海道本線)−三島駅−(伊豆箱根鉄道)−大場(だいば)いずはこねふれあいフェスタ・見学踏切・電車撮影…大場駅−(伊豆箱根鉄道)−修善寺駅・サテライト会場見学・撮影−(伊豆箱根鉄道) −大仁駅…足湯・撮影…大仁駅−(伊豆箱根鉄道)−三島駅−(東海道本線)−熱海駅−(東海道本線)−小田原駅・解散



本日の鉄道研究部の校外活動は、伊豆箱根鉄道駿豆線での散策と駿豆線の撮影です。まず、駿豆線大場駅で開催される「いずはこねふれあいフェスタ」を見学しました。小田原駅に集合し、東海道本線に乗り、三島駅へ行きました。



三島駅から伊豆箱根鉄道に乗ると、いずはこねふれあいフェスタへ向かうお客さんで賑わっていました。大場駅で電車を降りてからイベント会場の大場車両基地へ向かいました。



大場車両基地は、大場駅の北側にある分岐線で駿豆線と繋がっています。部員達は、検車区に留置されている3000系電車や1300系電車を撮影しました。



1300系電車は、老朽化した1100系と置き換えるために西武鉄道より新101系を譲り受けた車両です。現在、3両編成2本が在籍しています。電車の洗車作業も見学しました。



緑とクリーム色の軌道線塗装となった駿豆線用30003501編成です。駿豆線の開業120周年にちなみ、かつて三島と沼津の両市内を走っていた旧軌道線の車輌塗装を復刻した塗装です。



大場車両基地でいずはこねふれあいフェスタを見学した後、大場駅より歩いて10分ほどの所にある北沢林道踏切付近で、駿豆線を行き来する伊豆箱根鉄道各車両を撮影しました。富士山と駿豆線の電車を奇麗に撮影できる撮影ポイントなのですが、今日は富士山に雲がかかっていました。



部員たちは、「ラブライブ!サンシャイン!!」や「幻日のヨハネ-SUNSHINE in the MIRROR-」のラッピング電車、駿豆線に乗り入れているJR特急「踊り子」などを撮影しました。



その後、修善寺駅へ行き、修善寺駅構内および西口広場のいずはこねふれあいフェスタのサテライト会場で、限定ヘッドマーク付き機関車 ED の重連展示や、「ラブライブ!サンシャイン?ラッピングバスやタクシー車両の展示を見学しました。



次に大仁(おおひと)駅へ行き、駅前にある足湯につかりました。せっかく、修善寺まで来たので、足だけでも温泉につかりました。足湯につかった後、近くの踏切で、修善寺駅から大場車両基地へ行く電気機関車ED3132号・33号の重連運転を撮影しました。



伊豆箱根鉄道電気機関車ED3132号・33 1947年に製造されました。現在も甲種輸送やレールなどの輸送に使用しています。2024年で導入されてから77年目となります。202477日に伊豆箱根鉄道主催で「電気機関車ED」喜寿祝いを行いました。



電気機関車を撮影してから、三島駅へ戻り、三島駅構内で三島駅を折り返す伊豆箱根鉄道の各電車を撮りました。私の子どもの頃の記憶では、確か50年位前には国鉄の15両編成の急行列車が東京駅を出発し、熱海駅で分割し、10両が伊豆急下田駅まで、5両が修善寺駅まで乗り入れていました。夏休みに家族で伊豆へ行くと、沢山の観光客で賑わっていて、伊豆急電車、駿豆線、東海バスが凄く混んでいました。



伊豆箱根鉄道駿豆線沿線には高校や工場があり、住宅地も広がっています。1015分間隔で電車が走り、通勤・通学での利用者が多いようです。沿線に長岡温泉や修善寺温泉などの観光地が多く、首都圏から東海道本線を経由して特急列車が乗り入れているし、三島駅で新幹線にも乗り換えられることもあってか観光客も多いようです。



「ラブライブ!サンシャイン?」が放送されてから、沼津に移り住む人もけっこういると聞きました。伊豆箱根鉄道のラッピング電車を見ていると、アニメーションもお客さんの誘致に一役買うもんだなと感じました。今日は小田原駅で解散しました。部員たちは一日楽しく過ごしたようでした。