碓氷峠鉄道文化むら見学 2024年8月13日(火)
碓氷峠鉄道文化むら・見学・昼食…横川駅−(信越本線)―高崎駅―(高崎線)−赤羽駅・散策
横川に戻ってから碓氷峠鉄道文化むらを見学しました。碓氷峠鉄道文化むらは、横川駅近くにある体験型鉄道テーマパークです。信越本線横川駅−軽井沢駅間の廃止とともに役目を終えた、横川駅に隣接した横川運転区跡地に建設されました。碓氷峠の歴史や資料、碓氷峠で活躍した鉄道車両、国鉄時代の車両を展示しています。
信越本線の廃線跡を利用してEF63形電気機関車の体験運転やトロッコ列車の運行が行われています。東海道・北陸・瀬野八・関門トンネルを走っていた電気機関車も展示されています。
かつてアプト区間を走っていたED42形電気機関車も展示されています。ED42形は、鉄道省(後の運輸通信省)が設計・開発したラックレールを使用するアプト式直流用電気機関車です。
横川−軽井沢間(碓氷峠)用の電気機関車で、EC40の置換え用として設計・開発されました。1961年にはキハ57系による急行「志賀」「丸池」、キハ82系による特急「白鳥」が運転を開始したが、これら気動車でも横川−軽井沢間ではED42形が推進・牽引しました。
1963年、横川−軽井沢間が全面的に粘着運転による新線へ切り替えられ、ラック式区間が廃止されたので、ED42形が廃車となりました。
部員たちは、碓氷峠鉄道文化むらの保存車両や鉄道模型ジオラマを見学した後、横川駅から信越本線に乗り、東京へ帰りました。本日は35℃をこえる暑さでしたが、部員たちはアプトの道を元気に歩き、碓氷峠鉄道文化むらを興味深く見学しました。