碓氷峠鉄道文化むらとSLぐんまよこかわ 2023年7月30日(日)
碓氷峠鉄道文化むら・昼食…横川駅・SLぐんまよこかわ撮影…碓氷峠鉄道文化むら・見学…横川駅−(信越本線)―高崎駅―(湘南新宿ライン)−新宿駅・散策
碓氷峠鉄道文化むらで昼食を食べてから、横川駅へ行き、SLぐんまよこかわを撮影しました。
SLぐんまよこかわは、高崎駅−横川駅間で運行している蒸気機関車が牽引する臨時快速列車です。D51-498と電気機関車EF65-501が連結されていました。
SLぐんまよこかわが発車した後、碓氷峠鉄道文化むらを見学しました。
碓氷峠鉄道文化むらは、横川駅近くにある体験型鉄道テーマパークです。信越本線横川駅−軽井沢駅間の廃止とともに役目を終えた、横川駅に隣接した横川運転区跡地に建設されました。1999に開園しました。
碓氷峠の歴史や資料、碓氷峠で活躍した鉄道車両、国鉄時代の車両を展示しています。信越本線の廃線跡を利用してEF63形電気機関車の体験運転やトロッコ列車の運行が行われています。
展示品を搬入する際や、同館保有のEF63形電気機関車が車輪削正などのために使われる引き込み線が、横川駅構内と結ばれています。東海道・北陸・瀬野八・関門トンネルを走っていた電気機関車も展示されています。
かつてアプト区間を走っていたED42形電気機関車も展示されています。ED42形は、鉄道省(後の運輸通信省)が設計・開発したラックレールを使用するアプト式直流用電気機関車です。
横川−軽井沢間(碓氷峠)用の電気機関車で、EC40の置換え用として設計・開発されました。1961年にはキハ57系による急行「志賀」「丸池」、キハ82系による特急「白鳥」が運転を開始したが、これら気動車でも横川−軽井沢間では自力走行が出来なかったので本形式の電気機関車による推進・牽引が実施されました。
1963年、横川−軽井沢間が全面的に粘着運転による新線へ切り替えられ、ラック式区間が廃止されたので、本形式は全機が廃車されました。
部員たちは、碓氷峠鉄道文化むらの保存車両や鉄道模型ジオラマを見学した後、横川駅から信越本線に乗り、東京へ帰りました。
本日は37℃の暑さでしたが、部員たちはアプトの道を元気に歩き、碓氷峠鉄道文化むらを興味深く見学しました。