秩父鉄道に乗って長瀞散策 2023年7月23日(日)
池袋駅・集合―(東武鉄道東上線)−小川町駅−(東武鉄道東上線)−寄居駅−(秩父鉄道)−長瀞駅…長瀞散策…荒川橋梁・秩父鉄道撮影…上長瀞駅−(秩父鉄道)−御花畑駅…西武秩父駅−(西武鉄道秩父線・池袋線)−飯能駅−(西武鉄道池袋線)−所沢駅・散策
今日は夏休みの初日、鉄道研究部はさっそく電車に乗って出かけました。朝、池袋駅に集合し、東武東上線に乗って、寄居を目指しました。部員たちは、東武電車の中から、東武東上線を行き来する東武車両、東急車両、東京メトロ車両、相鉄車両などを撮影していました。
東武東上線の快速急行電車が、部員たちを乗せて、小川町駅へ結構な勢いで駆け抜けました。寄居駅で秩父鉄道に乗り換え、長瀞駅へ行きました。
長瀞駅は、関東の駅百選の第1回選定駅です。駅前に長瀞町観光情報館という観光案内所があり、長瀞観光の拠点となっています。駅前通りが宝登山、宝登山神社方面に続いています。今日は、大勢の観光客で賑わっていました。
部員たちは、長瀞駅前にある秩父鉄道オリジナルグッズを売っているちちてつ長瀞駅売店に立ち寄りました。ちちてつ長瀞駅売店の前にある秩父鉄道の硬券が買える200円のガチャガチャを買いました。長瀞駅を行き来する貨物列車を撮影しました。
秩父鉄道は、武甲山などで採掘された石灰石を、太平洋セメント熊谷工場へ輸送しています。今日も30度を超える暑さだったので、アイスやかき氷を食べました。
長瀞駅で貨物列車や電車を撮影した後、長瀞渓谷、岩畳へ行きました。長瀞駅の東側には、長瀞渓谷(岩畳)へ商店街が続いています。
岩畳や荒川ライン下りを眺めながら、秩父鉄道の荒川橋梁が眺められる河原まで、遊歩道を歩きました。遊歩道の道のりが、部員たちにとっては、結構な冒険になったようです。大騒ぎになりました。
荒川橋梁は、1914年に建設されました。秩父鉄道で最も長い橋です。秩父鉄道の路線は、荒川左岸を秩父まで延伸していく計画でしたが、現在の親鼻橋の西側付近の地盤が弱かったので、荒川を渡り、荒川の右岸から秩父へ至るルートに路線が変更されました。荒川橋梁は、花崗岩とレンガ積みにより造られました。4段目をコンクリートで補強していますが、現在も現役で使われています。
多くの鉄道ファンが、荒川橋梁を秩父鉄道の列車が渡る風景を撮影しに来ます。部員たちは、昼食を食べ、川遊びをしながら、荒川橋梁を渡る列車と水面に映る列車の撮影を試みました。
荒川橋梁で電車や貨物列車を撮影した後、上長瀞駅で秩父鉄道に乗り、御花畑駅へ行きました。
西武秩父駅まで歩き、西武秩父駅に停車しているレストラン列車などを撮影しました。レストラン列車は、4000 系4009編成車両を改装し、2016年より“西武 旅するレストラン「52席の至福」”として運行を開始した車両です。スイッチバック式の飯能駅で、4000系や001系(ラビュー)を撮影しました。
4000系は、西武秩父線の開業20周年を迎えた1988年に導入されました。4両編成2扉セミクロスシートの車両で通勤、行楽に対応し秩父鉄道線内にも直通運転しています。2003年から飯能駅−西武秩父駅間でワンマン運転が行われています。
001系(ラビュー)は、「次の100年に向けた出発点である車両」であることを表現するため、100年を逆から表し「001」表記とし、「00」には「∞(無限)」の可能性の意味も込め「001系」としました。愛称「Laview(ラビュー)」には、都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込む特急、多くのお客さまに特急電車での旅を楽しんでいただきたいという想いが込められているそうです。西武鉄道の未来を担うフラッグシップトレインとして、2019年に導入されました。最後に所沢駅にて、西武池袋線、西武新宿線を行き来する西武鉄道、乗り入れ車両を撮り、解散しました。