東武博物館 2022年11月20日(日)
三ノ輪橋…三ノ輪橋二丁目―(都営バス里22)―百花園…東武博物館・見学…東向島駅・解散
都電荒川線三ノ輪橋停留所にある三ノ輪橋おもいで館で買い物をした後、都営バスに乗って東向島へ行きました。途中、バスは「あしたのジョー」で聞き覚えのある「泪橋」という停留所を通り、部員達を乗せて東向島へ向かいました。
東武鉄道東向島駅は高架駅で、その下に東武博物館があります。東武博物館は、東武鉄道創立90周年記念事業として1989年に開館されました。かつて東武鉄道を走っていた蒸気機関車、電気機関車や電車、バスが展示されています。
電車やバスの運転シミュレータ、東武鉄道沿線を模した鉄道模型のジオラマなどが展示されています。
B1形5号蒸気機関車です。東武鉄道が開業した時の蒸気機関車です。開業時の形に復元されています。蒸気機関車の運転実演、警笛を鳴らして車輪を回転させる演出が行われます。
5700系5701号電車。1951年、戦後最初に新造した日光・鬼怒川線特急車です。 5700系は1951年、1953年に2両固定が3編成ずつ計12両が造られ、このうち最初のモハ5700・クハ700形4両は、正面2枚窓の流線形で導入されました。前面の飾り金の形から「ネコひげ」の愛称がつきました。1960年に貫通扉付(5703号と同タイプ)に改造され、 急行・快速・団体用に使用された後、1991年に廃車されました。東武博物館にて展示されることになり、ネコひげ形に復元されました。
東武鉄道デハ1形電車です。1924(大正13)年、伊勢崎線浅草駅(現在のとうきょうスカイツリー駅)と西新井駅間が電化された時に導入された8両の電車の1両です。8両ともに運転台が両側についている電動車です。
東武鉄道の特急形車両である1720系電車です。日光への旅客輸送で競合していた日本国有鉄道に対抗するために導入されました。速度が速く、日光方面への外国人観光客にも対応する車両です。1960年から1991年まで、浅草と日光・鬼怒川方面を結ぶ特急列車として走りました。
東武鉄道5700系電車です。特急用の電車として製造され、後に急行・快速電車として40年間、東武鉄道を走りました。
東武鉄道200形電車、路面電車に使用された車両です。1954年に日光軌道線向けに製造された連接車です。1953年に100形が導入され、日光軌道線の近代化が進められましたが、さらに多くの乗客を輸送できるように200形が導入されました。
部員たちは、保存車両を撮影したり、鉄道模型を見たり、運転シミュレータに挑戦したりと、東武博物館で楽しく過ごしました。