奥多摩海沢下部曝流帯  2022年8月19日()

新宿駅―(中央線)―立川駅―(青梅線)―奥多摩駅…天地沢出合…海沢下部曝流帯…井戸沢合流点…天地沢出合…神庭―(西東京バス)―奥多摩駅―(青梅線)―立川駅・解散



今回の月例山行は、沢登りをしました。事前に学園のプールで泳ぐ練習をし、ビニールひもで草鞋を作りました。奥多摩駅から徒歩で60分ほどの所にある海沢下部曝流帯へ行きました。



入渓点で滑らない様に足袋を履き、草鞋を付けました。念のためヘルメットとハーネスも付けました。顧問のター先生より、「沢は、一般の登山道とは違い、整備されているわけではないので、十分注意して歩くように。浮石には注意。草鞋全面で地面をとらえないと滑る」などなど諸注意を確認し、海沢に下りました。



海沢に下って川に入ると、部員たちは「水が冷たい」と言いました。今年の夏は猛暑が続きましたが、そろそろ風が前よりは涼しく感じ、トンボも飛んでいました。



川の中は急に深くなっている所もあり、部員たちは少し怖がりました。深い所では周りの岩に伝わりながら泳いで進みました。 水の流れが急な滝を登る時、三点支持をしっかりやって登っていきました。



水の流れの激しい滝では、顧問のター先生が先行し、滝の上にザイルを設置し、カラビナを付けたザイルの先端にビニール袋で作った風船を付け、下流で待っている部員達にザイルを受け渡しました。



部員たちは自身のハーネスにザイルを付け滝を登りました。曲がりくねった急流で岩の先行したター先生が見えない時には、ザイルを3回引き合ったり、笛を吹いたりして連絡を取りました。



お互いに大声で指示を確認するように心がけましたが、水の音が更に大きかったです。最後の大滝を皆で登ってから、林道に出ました。林道に沿って入渓点に戻ると、沢の中では凄く長い距離を登った気がしたのですが、林道で下るとあっと言う間の距離でした。



入渓点で荷物を整え、草鞋から運動靴に履き替えると、凄く歩きやすかったです。バスの停留所に着く頃には、すっかり服が乾いていました。



奥多摩駅に戻り、更衣室で着替えをしました。今回の登山では、沢登りを通じて、泳いだり、岩場を登ったり、身をこなす良い訓練になりました。




高1A組 ヒカルソー 沢登りの感想文
 今回は初めての沢登りでした。最初に駅から一時間ほど歩きました。途中では、綺麗な緑を楽しめました。他にも日常では出会えないヘビなどの生き物も見れました。しかし、本題の沢は、思っていたより流れがあり、泳ごうとしても前に進めずロープが無ければ危なかったです。滝も飛沫で前が見えず苦戦しました。うしろから来ていた小学生くらいの団体や片山は、怖がる様子もなく登っていて驚きました。また、足がつく場所でも流れに逆らって歩いたため、山を登っている時よりも負荷がかかっているようでした。怖い思いもしましたが、いい経験になりました。今後の登山や富士山に向けて、これからもトレーニングをしていきたいです。



中1A組 カズ 沢登り 感想

 見た目と実際に行ってみた時とは全く違い、見た目では易しそうに見えても主観的に、ハードでした。沢では思っての他、滝壺で流されたりしてしまい上手く登ることはできませんでした。沢は一般の登山と違い、登山では思考力、体力が大切ですが、沢登りはそれに加えて、水流に耐える力、泳ぐ力が必要であります。特に滝登りでは、水の勢いで3点支持が保たれず、2点になることがあったので、次回は体力を身につけて様々な登山や沢登りに実践していきたいです。



中1A組 コースケ 沢登り感想
 沢登りでは色々な貴重な体験をしました。川までの道に蛇が出たりとにかく都会にはいない生き物がいました。滝壺がとても深く時間をかけて形が変わるのではなくすぐ地形が変わるそうです。途中とても深い川がたくさんありました。そこにわ綺麗な魚がたくさんいました。いろんなハプニングがあったのですが、みんなで助け合いいろんな壁を乗り越えることが出来ました。また沢登りに挑戦して見たいです。