京浜急行電鉄大師線 川崎大師散策 2022年7月10日(日)
羽田空港第3ターミナル駅-(京浜急行電鉄)-京急川崎駅―(京急大師線)―川崎大師駅・京急発祥の地・見学…川崎大師・散策…川崎大師駅―(京浜急行電鉄)-金沢八景駅・買い物
東京国際空港を散策した後、羽田空港第3ターミナル駅から、逗子・葉山駅行きエアポート急行に乗り、京急川崎駅へ行きました。
京急川崎駅は、1階が大師線、2階が京急本線の2層構造の駅です。京急大師線に乗り、川崎大師駅へ行きました。川崎大師駅の傍らには、京急発祥の地がありあります。1899(明治32)年に、六郷橋―大師(現在の川崎大師駅)間の2kmを結ぶ、関東最古の電車である「大師電気鉄道」が開通しました。
大師電気鉄道は、現在の京浜急行電鉄の前身で、明治維新後の日本の近代化のなか、人間・貨物の往来が急速に増加し、縁日で賑わう川崎大師への参詣客を運ぶものとして計画されました。今でもお正月には、大勢の初詣で賑わう川崎大師ですが、当時から川崎大師が沢山の人々を集める重要な所だったことが伺え知れます。
現在の川崎大師駅舎は、1956(昭和31)年に改築されたものです。駅の赤い円柱は、川崎大師平間寺をイメージしたものです。
駅舎は往時の賑わいをしのばせているほか、駅前の広場にある「京急発祥の地碑」は、京浜急行電鉄創業70周年の記念事業として設置されたものです。
部員達は、京急発祥の地を見学した後、川崎大師へ行きました。参道にあるお土産屋さんで川崎大師名物の「せきとめ飴」を買いました。
川崎大師でお参りをし、おみくじを引きました。大方「吉」でした。川崎大師でお参りをした後、京急大師線を走る1500形を撮影し、金沢八景駅へ行きました。
京浜急行電鉄大師線 高1B組 タケ
京急大師線は、京急川崎駅〜小島新田駅を結ぶ路線です。本線からの直通電車はなく、全ての電車が線内完結運用となっています。とはいっても、本線と線路が分断されているわけでもなく、京急川崎駅北側でつながっています。大晦日や元旦だったりは、川崎大師の参拝者向けに終夜運転を行います。下の地図をご覧ください。京急大師線の沿線を大まかにまとめたものです。
まず、京急川崎駅から始まり、国道15号線の下を通ります。国道15号線といえば、ご存じ1月2日,3日に行われる箱根駅伝のコースとなっています。コロナが収まったら見に行きたいですね。まもなく港町駅に着く頃には、駅では「港町十三番地」の接近メロディが流れます。日本コロムビアが港町にあったために、美空ひばりの曲が使われています。港町駅を出ますと、すぐに鈴木町駅に停まります。鈴木町駅の北に見える工場は味の素の工場。京急大師線と並走する国道409号線にある臨港バスのバス停も、「味の素前」とつけられています。鈴木町から間も無くして川崎大師駅に到着です。正月はものすごく混雑する川崎大師や、京急発祥の地がここにあります。ここで京急大師線がなぜ京急発祥なのか解説しましょう。京急大師線は、もともと沿線の川崎大師への参拝目的として1899年2月21日、京急最古の路線として川崎駅―大師駅間が開業しました。日学と14年違いなんですね。この路線は、「大師電気鉄道」と呼ばれていました。大師電気鉄道は、営業運転を行う列車としては、日本で一番最初に標準軌を採用し、関東での電車での運行は初めてで、日本の鉄道に革命を起こしました。
京急発祥の地についての説明は一応ここまでとして、沿線紹介を続けます。川崎大師を出ると、国道409号線と踏切で交差して南側を走っていきます。少しすると、東門前駅に到着します。この駅の北側に川崎大師の自動車交通安全祈祷殿があります。皆さんが車を運転するようになったら是非寄ってみては。東門前駅を発車すると、産業道路と首都高速横羽線をくぐるためにトンネルに入ります。京急大師線の唯一のトンネル駅、大師橋駅に到着です。大師橋駅はもともと「産業道路駅」という名前で2020年3月13日まで使用されていましたが、翌日14日に大師橋駅に変わりました。大師橋駅を出ると間も無く終点の小島新田駅に到着します。小島新田駅の付近には、川崎大師駅やキングスカイフロント、多摩川スカイブリッジがあります。これからの発展が期待できる街です。実は、小島新田駅から桜本駅まで路線が伸びていた時期がありました。桜本駅で川崎市電と接続していましたが、小島新田駅まで短縮しました。以上で沿線の紹介を終わります。
上の図をご覧ください。京急大師線とその付近を走るバスの路線図です。バスは、川崎鶴見臨港バスでの運行です。このように京急大師線は全線に渡ってバス路線と並行しているのがわかります。ですが、川01系統は、本数がとても少なく平日朝1日1往復の免許維持路線です。そのかわりに快速や急行が運転されています。バスにも種別が設定されている面白い路線です。ちなみに、東扇島にいく川崎市バスの川05系統は、こちらも平日朝ラッシュ時のみですが、特急運転がされています。
京急大師線で使用されている1500形。この電車が主力だが、たまに他の形が紛れ込むことも。
免許維持路線・川01系統。撮影難易度は高め。
京急1500形について 中2A組 いっき
僕達鉄道研究部は京急線で川崎大師、金沢八景、神武寺などの駅に行きました。今回はその京急線を走っている1500形について説明したいと思います。
京急線について まず京急線のことについてです。京急線は東京都港区の泉岳寺駅から神奈川県横須賀市の浦賀駅を結ぶ鉄道路線です。本線の終点は三崎口かと思いがちですが実は浦賀なんですよね。他にも逗子線、空港線、久里浜線や僕たちが行った大師線などの支線もたくさんあります。
京急 1500形について 京急1500形は老朽化した旧1000形の置き換えを目的に都営地下鉄浅草線・京成電鉄・北総鉄道への乗り入れ車両として、1993年(平成5年)までに166両が製造されました。
また1500形は2つのグループに分けることができ、1986年に製造された20両は普通鋼製なのですが、1988年からのグループはアルミ車体でできています。(見た目はほぼ同じです)
京急1500形の運用について 1500形には4・6・8両の編成があり、4両編成は大師線での普通列車運用を主体として、朝・夜の優等列車増結用でも運用される。6両編成は1993年から2003年までは1637編成1編成のみであったのですが、1993年から94年の間は京急空港線内のホームが6両分の長さだったので北総車両の乗り入れができず、北総線直通列車に多用されたそうです。その後は4両編成を6両編成に組み替え、普通列車を中心にエアポート急行にも使用されています。8両編成は登場当初は京急線内のみで運用されたのですが、1989年以降は都営浅草線や京成線・北総線への直通運転に運用されているほか、朝ラッシュ時は金沢文庫まで特急の品川行き快特にも充当されています。また、2100形・600形・新1000形・2000形とも連結可能です。
写真 大師線で活躍する4両編成1500形