東武博物館 2021年11月21日(日)
東向島駅…東武博物館・見学…東向島駅
今回の鉄道研究部の活動は、東武博物館と地下鉄博物館の見学です。午前は東武博物館を見学しました。東武鉄道東向島駅にある東武博物館入口に集合しました。
東武博物館の前に保存されている1720系です。1960〜1991年に日光・鬼怒川方面への特急列車として運用していた東武鉄道を代表する列車です。
日光軌道200系。東武鉄道に在籍していた路面電車です。1954年に日光軌道線向けに新製された連接車です。
50050系電車シミュレーションに挑戦しました。せんげん台―武里間を走りました。
ウォッチングプロムナードです。東向島ホーム直下から、東向島駅を通過する電車の台車や床下機器を見られます。
東武5700系電車です。東武鉄道に在籍していた車両。特急用として製造され、後に急行・快速向けとなったが、廃車となるまで40年の長期にわたって優等列車に使用され続けた。5700系5701号車です。5700系は、1951年に特急用として製造され、後に急行・快速向けとなったが、40年間優等列車に使用され続けました。5701号車は、東武博物館がリニューアル開館する2009年7月22日より公開されることになり、非貫通2枚窓の「猫ひげ」に復元されました。
5700系5703号車です。製造元のナニワ工機(現在のアルナ車両)が東武鉄道へ納入した第1号車だったので、アルナ工機に譲渡されました。アルナ車両の鉄道車両製造部門の閉鎖により東武鉄道に引き取られ、2004年より東武博物館内で展示されています。鉄道研究部の顧問が、小学校の修学旅行で日光に行った時、浅草から東武日光まで、この電車に乗ったと思います。
東武博物館を見学してから、東武亀戸線を見学しに、曳舟へ向かいました。
中3A組 K 5号機関車
東武鉄道記念物第12号として東武博物館に保存されています。長さは14217mm(約14m)、幅は2308mm(約2m)、高さは3658mm(約3m)です。明治32年の北千住?久喜の開業に先立って明治31年英国ベヤー・ピーコック社製の機関車12両を輸入しました。今日東武博物館に保存されている5号機関車はそのうちの1両です。当時としては大型で長距離用の機関車だったそうです。昭和40年(1965年)まで伊勢崎線の貨物列車を牽引していました。展示にあたって輸入当時にほぼ復元されています。
中3A組 K デハ5電車
東武鉄道記念物第32号として東武博物館に保存されている車両です。長さは16129mm(約16m)、幅は2734mm(約2m)、高さは4059mm(約4m)となっています。大正13年(1924年)、浅草(今のとうきょうスカイツリー駅に位置する)から西新井までの電化に伴い、東武鉄道最初の電車として8両の木造電車が日本車両の東京支店で製造されました。デハ5電車は、東上線を除く東武各線を走りました。昭和31年からは、西新井工場の車両入換用として使用されたため改造されず原形のままでの保存でした。
中3A組 K 5700系
1951年、戦後最初に汽車会社東京製作所にて新造された日光・鬼怒川線特急車です。東武博物館には5700形5703号が保存されています。18700×2840×4160mmの寸法となっています。自重は38.7t、定員は56名です。5700系は1951年・1953年に2両固定が3編成ずつ計12両が造られ、このうち最初のモハ5700・クハ700形4両は、正面2枚窓の通称「湘南型」の変形ともいえる独特の流線形で登場しました。前面の飾り金の形から「ネコひげ」の愛称で親しまれました。1960年、貫通扉付に改造され、急行・快速・団体用に使用された後、1991年7月に廃車されましたが、東武博物館への展示のため再びネコひげ形に復元されました。