夏期合宿 名古屋鉄道 神宮前駅 2018年8月10日(金)
名古屋駅−(名古屋鉄道)−神宮前駅・撮影−(名古屋鉄道)−堀田駅
名古屋城を見物した後、名古屋鉄道の神宮前駅で、名鉄各車両を撮影しました。神宮前駅は、熱田神宮の前に位置する名鉄主要駅のひとつです。名古屋本線と常滑線の結節点で両線乗換駅としての役割を担っていました。金山方面の複々線化により、常滑線全列車が金山駅まで乗入れ、金山総合駅の整備により金山駅の利便性が向上したので、金山駅が乗換拠点となりました。
神宮前駅には、運転指令所が駅ビル内に併設されています。名古屋本線などを担当する名古屋乗務区や常滑線などを担当する神宮前乗務区が配置されています。一部の列車を除き運転士や車掌が当駅で交代します。また、知立乗務区と犬山乗務区に所属する乗務員も名古屋本線直通運転時は当駅までを担当しています。写真撮影をしていると、目の前で運転手や車掌さんが交代していました。
6000系 1976年に通勤型車両の主力として導入されました。名鉄では久々の3扉車で、ラッシュ時の混雑緩和に力を発揮しました。当初は小型の固定クロスシートが配置されていたが、現在はロングシート化されています。1985年まで増備され続けたため、多くの形式があります。1977年に通勤型車両としては初めてブルーリボン賞を受賞しました。
3500系 通勤型6000系列車両(6000・6500・6800系)の後継車として、1995年に導入されました。VVVFインバータ制御・電気指令式ブレーキ・ワンハンドルマスコンの採用などの新機軸が盛り込まれました。車体は6500系後期車に準じているが、前面スカートや前照灯上の「ECB」のロゴなどで区別できます。片側3扉・オールロングシートの通勤型車両で、最高120km/hで走行でき、車内案内表示器も備えています。
5700系・5300系 1986年に本線系の急行用車両として導入されました。車掌台側のガラスを大型のものにして「パノラマカー」と同じ様に客室からの前面展望が確保されている。
片側2扉の転換クロスシート車で1400mmの両開き扉を採用、出入口付近のスペースを広くしてラッシュ対策を考慮しています。扉付近に折りたたみの補助イスを設け閑散時の着席率向上もはかっています。
1200系 一部特別車(パノラマsuper) 1000系2両の特別車と1200系4両の一般車で構成された6両組成の総称を1200系とよびます。特別車は1988年に導入された特急専用車で、「パノラマsuper」とよばれます。前面を展望できるハイデッカー展望席やバケットタイプの回転リクライニングシートを採用したほか、トイレ・洗面所も備えられています。
2200系 2004年に中部国際空港への鉄道アクセス用として、全車特別車の2000系とともに導入されました。2200系は特急車2000系と通勤車3300系をベースに空港方2両を特別車とし、一般席車4両を併結した6両組成としています。2000系のデザインが「青と白と水の透明感」を表現して、青と白で塗分けられているのに対し、白をベースに名鉄カラーのスカーレットレッドを先頭部と肩部ラインとしました。車内設備は2000系と3300系の共通としているが、2007年の増備車では一般車の2人掛クロスシートの一部を、1人掛に変更した2+1の座席配置としました。
6500系 6000系の発展型として界磁チョッパ・回生ブレーキを採用した省エネルギー車両として、1984年に導入されました。正面を非貫通型としてスタイルを一新したほか、扉の位置を先頭車と中間車を同一にして整列乗車に対応しました。片側3扉のセミクロスシート車であるが、6000系のシートよりも大型化し居住性が向上しました。1988年の増備車からは前面を大型曲面ガラスに側面を連続窓に変更するなどのモデルチェンジが行われました。また、最終増備の2編成はラッシュ時の混雑緩和を考慮してオールロングシート車で導入されました。
3300系・3150系 通勤車の代替として2004年に導入されました。3300系と3150系は名古屋本線系を運用する車両として、はじめてステンレス車体が採用されました。2002年に導入された300系の機器をベースに設計し、既存のVVVF車と併結を可能するため読み替え装置を搭載しています。片側3扉で座席は300系で採用したロングシートと転換クロスシートの組み合わせでしたが、2007年以降の増備車からオールロングシートに変更し、2015年新造時からは前面スカートの大型化と側面上部に赤ラインを追加したデザインとなりました。
1700系 一部特別車 1700系2両の特別車と2300系4両の一般車で構成された6両組成の総称を1700系とよばれます。2008年のダイヤ改正で、空港アクセス特急「ミュースカイ」を除く「全車特別車」特急を、乗車券のみでも乗車できる「一部特別車」特急に変更した。これに合わせ、2008年6月まで特別車として使用していた1600系1編成3両のうち岐阜方2両を方向転換して特別車とし、「一部特別車」特急の基本となる6両組成とするため、新造した一般車4両を併結しています。ボディーカラーはホワイトを基調としてレッドとグレーのラインを施し、2号車の側面には「Series1700」のエンブレムを貼付けました。1700系併結特急は空港特急としても運用することから特別車の車内には荷物棚を追加し、一般車の客室設備は2200系と共通としています。
2000系 全車特別車(ミュースカイ) 2004年に中部国際空港(セントレア)へのアクセス用特急として導入されました。車体外観は洋上空港へ向かう特急車として、「空と海」のイメージから連想する「青と白と水の透明感」をコンセプトとして、車両前面をポリカーボネートで覆い透明感を持たせ、インパクトを与えるデザインとされました。曲線を通過する速度を上げ、到達時分を短縮するための車体傾斜制御装置や、文字・映像案内が可能な液晶モニタによる車内案内表示器を採用する等、早くて便利で快適な空港アクセス特急とするために最新の機器を装備しました。空港へのアクセス特急であることが一見して分かるように、空港の愛称である「centrair」のロゴを用いています。
高2C組 ベッカムP
名古屋鉄道は東海銀行(現:三菱UFJ銀行)・中部電力・東邦瓦斯(東邦ガス)・松坂屋(現:大丸松坂屋百貨店)と共に名古屋経済界の中核名門企業、旧「名古屋五摂家」の1社に数えられ、中部地方を中心に数多くの不動産を所有する企業であり、これらの「開発事業」も経営の重要な柱となっている。レジャー・流通産業など関連事業を中心に多角的な企業展開を行っており、連結決算の対象・非対象併せて200社以上のグループ企業がある。コーポレート・スローガンは「ココロをつなぐ、あしたへはこぶ。」