常念岳 東尾根 2018年3月28日() 

安曇野穂高…穂高駅―(タクシー)―ほりで〜ゆ四季の郷…(80)…東尾根取付(910)(330)1700m付近・幕営



早朝5時に安曇野穂高バス停に到着。穂高駅に移動して朝食をとりながらタクシーを待ちました。



真っ白に雪を戴いたピラミダルな常念岳がそびえていました。タクシーで登山口のほりでーゆ四季の郷へ移動し、歩き始めました。林道では、猿の親子がのんびりと散歩していました。



今回目指す常念岳東尾根は、標高差2000mあり、高度差も距離もある尾根で、体力と確実な歩行技術が必要な、北アルプスのバリエーションルートです。この日のために、部員は日ごろのトレーニングに励み、富士山での雪上訓練を行ってきました。




尾根取り付きは何箇所かありますが、部員たちは「どうせなら末端から登ろう」ということで、敬遠されがちな尾根末端から取り付きました。



下部は笹藪の中を進みます。初めての藪こぎに多少苦戦しながらも進んだのち、明瞭な踏跡を登っていきました。



5月並の陽気で、とても暑く水分が足りなくなってきました。1500m付近から雪道と藪となり、次第に雪が深くなって完全な雪尾根となりました。



重荷と水分不足で、部員たちはこれまでになく苦労しましたが、幕営予定地の2170mの台地に到着しました。



テントを設営後、雪を解かして水を作り、水分を補給してほっと一息。明日の頂上往復に備えて早めに就寝しました。幕営地からは安曇野の夜景がきれいに見えていました。