瀬戸大橋を渡って本州へ 2018年3月25日(日)
高松駅―(予讃線・瀬戸大橋線・宇野線)―岡山駅―(山陽本線)―姫路駅―(山陽本線・東海道本線新快速)―米原駅―(東海道本線)―大垣駅―(ムーンライトながら)―豊橋駅
高松築港駅から高松港を右手に眺めながらJR高松駅へ歩きました。
高松駅の駅舎は、2001年に建設された4代目の駅舎で、ガラス張りの巨大な建物です。駅前の広場では、何人もがギターなどの演奏をして賑わっていました。
JR高松駅は、香川県の県庁所在地である高松市の玄関口で、ことでん(高松琴平電気鉄道)の瓦町駅とともに高松市の2大ターミナル駅となっています。
高松駅は、徳島・松山・高知などを結ぶ特急列車が発着する駅です。80年間、四国と本州を結ぶ鉄道連絡船「宇高連絡船」の接続駅だったので、その名残で線路が全て当駅で行き止まりになる終着駅になっています。
4面9線の頭端式ホームがある地上駅で高松港に隣接します。頭端式であるため、駅周辺の道路や駅前広場からホームまで一切の段差がないバリアフリー構造となっています。部員たちは、素早く讃岐うどんを食べ、高松駅を往来する列車の撮影に励みました。
高松駅から、快速「マリンライナー」に乗って、岡山駅へ向かいました。坂出駅から巨大な本四連絡橋が見えてきました。
今日は天気が良くかったので、「マリンライナー」は順調に瀬戸内海を駆け抜けました。
車窓から坂出港、コスモ石油の製油所、瀬戸内海の島々と船の往来が良く見渡せました。
岡山駅で山陽本線の普通電車に乗り継ぎ、姫路駅へ出ました。姫路駅から新快速電車に乗りました。新快速223系電車は、フカフカのクロスシートで、凄いスピードで一気に米原駅まで駆け抜けました。米原駅では、隣のホームに豊橋行き快速電車が待っていて、2分の接続で出発しました。お陰で、かなり余裕を持って大垣駅に到着しました。
大垣駅で買い物をして、卒業していく高校3年生部員を囲み集合写真を撮りました。夜行の臨時快速「ムーンライトながら」に乗りました。部員たちは、リクライニングシートを倒し、「ムーンライトながら」がスウッと発車すると、岐阜や名古屋の夜景を眺めながら、ゆったりと寛ぎました。
高1D組 ナベ 瀬戸大橋線について
瀬戸大橋線は、瀬戸大橋を通り、岡山県岡山市北区の岡山駅と香川県高松市の高松駅とを結ぶ西日本旅客鉄道(JR西日本)と四国旅客鉄道(JR四国)の鉄道路線の愛称です。
当時の瀬戸大橋ブームも相俟って、指定席がグリーン車のみで即日完売となるなど人気が集中したことから、瀬戸大橋線開業当日には「マリンライナー」2号の続行で2本の臨時列車(1本はキハ181系で茶屋町駅まで)が運行されたほか、翌4月11日からもJR西日本持ちの115系・JR四国持ちの111系などを使用した臨時快速が岡山駅―宇多津駅・坂出駅・高松駅間(一部は岡山駅 - 茶屋町駅・児島駅間の普通を延長運転)に運行されました。
当初、これらの列車は市販の全国版時刻表には掲載されておらず、沿線で配布された修正時刻表にのみ記載される列車でした。その後もバブル景気もあり、瀬戸大橋線の利用が好調であったことからスーパーサルーン「ゆめじ」編成のクモロ211形+モロ210形電動車ユニットも繁忙期を中心に増結に入るようになり、同年7月からは普通車にも指定席を設定するとともに、大型連休・お盆などの多客期の一部の列車は終日12両編成や11両編成で運用されました。
さらにJR西日本の117系100番台(指定席あり)や115系3000番台などを使用した臨時「マリンライナー」や、167系や115系を使用した臨時快速が岡山駅―高松駅間に設定され、213系の増備落成にともなう増発が実施される1989年3月までの間、毎日運転の臨時列車として運行されました。臨時「マリンライナー」はその後も繁忙期に運行された時期があり、JR西日本の221系が使用されたこともありました。