JR四国 予讃線・土讃線に乗って琴平へ 2018年3月25日(日)
ホテル…松山駅―(予讃線)―観音寺駅―(予讃線)―多度津駅―(土讃線)―琴平駅
本日は、予讃線、土讃線の普通電車を乗り継いで、松山から琴平へ行きました。
予讃線の線路や駅がよく整備されていて、単線で列車の交換などがあっても、凄くスピーディーに観音寺駅や多度津駅まで行きました。
途中、石鎚山登山の下車駅となている伊予西条駅に25分程停車しました。
四国鉄道文化館があり、ホームから大きなカラス窓越しに中に保存されているDF50が良く見えました。
駅に隣接する鉄道歴史パーク in SAIJOでは、子どもたちを乗せて小さい汽車を走らせるイベントが開かれていました。
部員たちは、25分の間に素早く走り回り、伊予西条駅を通過する8600系や鉄道歴史パークの様子を撮影しました。8600系は、2014年6月に特急「いしづち103号」と「いしづち104号」として高松―松山間に投入された特急電車です。
高1D組 ニッシー 予讃線について
予讃線は、瀬戸内海と宇和海に沿って香川県高松市の高松駅から愛媛県松山市の松山駅を経て、愛媛県宇和島市の宇和島駅に至る四国旅客鉄道(JR四国)の鉄道路線(幹線)です。このほか愛媛県内の向井原駅から内子駅までと、新谷駅から伊予大洲駅までの支線を持ちます。この2つの支線は、内子駅から新谷駅までの内子線を経由してつながっており、向井原駅―伊予大洲駅間を結ぶ短絡ルートを形成しています。
日本国有鉄道(国鉄)時代は予讃本線と呼ばれていましたが、民営化後の1988年にJR四国は線路改称を改正し予讃線に改称しました。瀬戸大橋の開通後、本州・四国間連絡を担う区間の一部である高松駅―坂出駅―宇多津駅間には本四備讃線・宇野線とともに「瀬戸大橋線」という愛称がついています。また、2014年3月15日から伊予市駅―伊予大洲駅間の海回り区間に、「愛ある伊予灘線」の愛称がついています。四国の瀬戸内海沿いを走り、香川県の西部と愛媛県を縦貫する路線です。JR四国の路線では距離が最長です。
高松駅―松山駅間はJRの前身である国鉄の時代から四国の重要幹線として位置づけられ、早くから一線スルー化やRC(遠隔操作)化でスピードアップに取り組んでいました。さらに1986年、向井原駅―伊予大洲駅間について内子経由の新線が完成し、これまで伊予灘に面した伊予長浜経由の従来線で運転されていた特急・急行列車は、内子線を含めた内子駅経由の短絡ルートに変更され所要時間が短縮されました。民営化後も高松駅から伊予市駅までの電化による電車の投入や重軌条化、未改良だった駅構内の一線スルー化、弾性分岐器化により高速化が図られ、単線区間を運転する列車の表定速度は日本でもトップレベルです。
内子駅経由の新線の開通により、従来線でしばしば起こった台風上陸などによる運転見合わせが殆どなくなりました。2005年夏に、相当な豪雨のため、並行する松山自動車道や国道56号、長浜経由の旧線と並行する国道378号が全て不通になった時もこの路線だけは不通になりませんでした。しかし、依然として八幡浜駅―宇和島駅間は、旧線と同じくらい険しい道のりです。2006年夏に八幡浜駅―双岩駅間で倒木に上り特急列車の先頭車が接触し損傷してからは、旧線が運転見合わせになった場合、ほぼそれに合わせて徐行または運転見合わせをするようになりました。
近代的な線路と裏腹に、通票閉塞時代の面影を残す駅が多いです。伊予大洲駅―宇和島駅間の交換駅は双岩駅、伊予石城駅以外Y字ポイントで一線スルー化されておらず、特急停車駅でない駅のホーム嵩も低く当時の様子を残しています。JR四国は2006年に国土交通省交通政策審議会・交通体系分科会の地域公共交通部会に提出した資料で、長期的に望まれる投資として伊予市駅―内子駅―宇和島駅間の電化と高縄半島の付け根を結ぶ伊予西条駅―松山駅間の短絡線建設をあげています。
高松駅 - 多度津駅間はIC乗車券「SHIKOKU ICOCA」の広島・岡山・香川エリア(香川地区)に含まれているキロポストは、新線経由も内子線区間も含め高松駅からの距離の表示となっています。