しなの鉄道 懐かしのカラー車両を撮影 2017年12月30日(土)
高尾駅―(中央本線)―甲府駅―(中央本線)―松本駅―(篠ノ井線)―篠ノ井駅―(信越本線)―長野駅―(信越本線)―安茂里駅・信越本線・しなの鉄道撮影―(信越本線)―長野駅
鉄道研究部は、2017年の最後に冬期合宿として信州へ行き、しなの鉄道を撮影しました。朝、高尾駅に集合し、中央本線に乗り、長野を目指しました。
帰省ラッシュで新宿駅や東京駅が混雑していると話題になっていましたが、下り普通電車がすいていました。
私たちは富士山、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳、諏訪湖などの景色を眺めながら、のんびり電車を乗り継いで、甲府駅、松本駅へ向かいました。
松本駅で昼食を食べ、篠ノ井線に乗りました。途中、姥捨駅から、雪が積もり白くなった長野盆地の絶景を眺めました。
篠ノ井駅、長野駅や安茂里駅近くで、信越本線を行き来するJRやしなの鉄道の電車を撮影しました。
名古屋駅と長野駅を行き来する特急「しなの」、横須賀色や湘南色に塗装された、しなの鉄道の懐かしのカラー車両も撮影できました。
横須賀色 旧国鉄が1950年に横須賀線を走る電車に採用したクリーム色と青色を配した塗装です。「スカ色」とも呼ばれています。その後、車両の転用などにより、長野県内、関東や関西などで運用されるようになりました。長野県内の営業列車では、2015年の秋まで、JR中央東線などを走りました。しなの鉄道線の前身である信越本線の軽井沢−篠ノ井間では、1987年頃まで旧国鉄の70系電車で見られました。しなの鉄道115系が横須賀色になるのは初めてのことです。
中2A ショー 湘南色
湘南色の始まりは、かつて東海道本線を走っていて、それは80系まであった。同系列は、1950年当初から黄かん色 緑2号の塗り分けで
運行開始した 。それ以前は 、国鉄旅客車両の 塗装が客車も「ぶどう色」となった 。初期の湘南色では、目立色・識別容易であるということからオレンジ色と目立たない濃い緑色が使われた。しかし、オレンジ色は「錆止め塗料か」と批判があり、オレンジ色に変更された、それ以来
JR東海では「黄かん色」「緑2号」が使用されることとなった。その後、国鉄は湘南色を 直流電化区の近郊型と急行型の車両正式色とし地域関係なく広まった。東海では、80系をはじめとし 80系クハ85形、111系、113系、115系、 153系、155系、165系、185系、OM3編成、211系、E217系、E231系、 E205系、600番台、E233系、3000番台、キハ11形、キハ40形、などの車両に使われている その中でも E205系 E211系、E217系、E231系、E233系では 窓下やドア などに湘南色をイメージした テープを 貼付 をしてある。
高2C ヨッスィー コカ・コーララッピングについて
「コカ・コーラ」レッドカラー塗装は昭和62年のJR発足と共に誕生した全国初のフルラッピング電車である。長野地区の115系1編成に塗装変更が施され、車内にコカ・コーラ社の自動販売機が設置されたこともあり人気を博したが、約4年の運行を経て終了した。しなの鉄道では信州デスティネーションキャンペーンの一環の115系復刻塗装化の一部としてクラウドファンディングを活用し、このコカ・コーラ電車を復活させようというプロジェクトをスタートさせ、2ヶ月で目標の290万円を大きくこえる約396万円を集めることに成功した。現在、当該のS11編成をコカ・コーラ電車にすべく準備が進んでいるものとみられる。幻のコカ・コーラ電車が見られる日も近いのでこれからのしなの鉄道からは目を離せない。
高2A ハヤト 長野色
1963年より111、113系の山岳路線用車両として大量に製造された国鉄115系電車は従来、オレンジと緑色を纏った所謂「湘南色」、クリーム色と紺色を纏った所謂「スカ色」を中心に製造されました。しかし1987年、国鉄が民営化しJRとなって以降は地域ごとに独特の塗装を纏う車両が増え、長野支社もまた例外ではありませんでした。長野支社は当初、アイボリーホワイトをベースに、さわやかな山をイメージした緑、紅葉と県民の暖かさをイメージした赤の2色を纏っており、今の「初代長野色」と呼ばれる塗装でしたが、1998年の長野オリンピックの開催に向けて、塗装変更して10年足らずの1993年以降、アルパインブルーとリフレッシンググリーンの2色に再変更されました。この色は現在「長野色」と呼ばれる他、初代長野色と区別するため「新長野色」や「信州色」、「新信州色」などと呼ばれています。115系と169系から始まったこの長野色の塗装ですが既に169系は全廃、115系もしなの鉄道のS15編成3両1本が残すのみで、中央東線を中心に走る211系や篠ノ井線、大糸線を走るE127系100番台にその塗装が継承されています。