立山で参拝 2017年8月28日()

―夜行(高速バス)―電鉄富山駅―(富山地方鉄道)―立山駅―(立山ケーブルカー)―美女平―(高原バス)―室堂…一ノ越…立山雄山(3003)…大汝山(3015)…真砂岳(2861)…別山(2874)…剣沢キャンプ場・テント設営・炊事



富山より、富山地方鉄道、立山ケーブルカー、高原バスを乗り継いで室堂へ行きました。



室堂で一休みをし、高原の空気に身体を慣らしてから、一ノ越を経て立山に登りました。



大勢の登山客、老若男女で賑わっていました。一ノ越から立山雄山頂上までの登りが急でしたが、子ども達が元気に登っていました。



山溪部の部員達も力強く一気に登りました。



雄山の山頂には、雄山神社本宮があります。峰本社神殿右端の前には、測量の基準である大きな黒御影石の標石(標高点3003m)があり、その約70m南南西に一等三角点(標高2991.59 m、点名は立山)の標石が設置されています。



部員達は、雄山神社本宮でお祓いを受け、登山の安全を祈願しました。



雄山を登った後、大汝山に立ち寄り、真砂岳
(2861)、別山(2874)にも登りました。



立山は日本の飛騨山脈(北アルプス)北部、立山連峰の主峰で、中部山岳国立公園を代表する山の一つです。雄山(標高3003m)、大汝山(標高3015 m)、富士ノ折立(標高2999)の3つの峰の総称です。



雄山のみを指して立山ということもありますが、厳密には立山連峰に立山と称する単独峰は存在しないそうです。剱岳とならび、日本では数少ない、氷河の現存する山です。



「立山」は、室堂や地獄谷、弥陀ヶ原、立山カルデラという立山一帯を含んだ範囲と、立山信仰や遥拝登山など精神的な広がりを含んだ意味を持っています。雄山・浄土山・別山を「立山三山」と呼び、その周辺の山々と合わせて「立山連峰」ということがあります。



広義で「立山連峰」という場合は僧ヶ岳から黒部五郎岳の辺りまでを呼ぶこともあります。古くは、三俣蓮華岳から猫又山に至るまでを立山七十二峰と呼んだそうです。日本三名山、日本百名山、新日本百名山、花の百名山に選定され、富山県のシンボルの一つとされています。



立山について万葉集には「多知夜麻」と記されました。日本を作り終えた神が天界に戻る際に踏み台代わりに足をかけて立った山だから「たちやま」という説もあります。



別山から剱沢や剱岳の雄大な景色が見渡せました。



部員達は、剱沢まで元気に駆け下りました。



剱沢に着くと、剱岳の景色を眺めながら、早速テントを設営し、夕食のカレーを作りました。



そこへ中央大学山岳部の方が、「もしや、ターさんでは?」聞かれました。



中央大学山岳部は、日本学園山溪部OBのムー君が入部していて、ター先生の噂を聞いていたとのことでした。



「どうして分かったの?」と聞いたら、高校生なのにザックがガッシャーブルム、顧問もガッシャーブルムなのでぴんと来たとのこと。



剱沢からは、目指す剱岳、源次郎尾根も良く見えました。明日に備えて、伊藤玲雄奈が天気予報から天気図を作りました。早々に寝ました。