東海道本線・山陽本線を乗り継いで広島宮島へ 2017年8月1日(火)
小田原駅―(東海道本線夜行ムーンライトながら)―大垣駅―(東海道本線)―米原駅―(東海道本線新快速)―近江八幡駅―(東海道・山陽本線新快速)―姫路駅―(山陽本線)―相生駅―(山陽本線)―岡山駅―(山陽本線)―福山駅―(山陽本線)―糸崎駅―(山陽本線)―宮島口駅
本日の「ムーンライトながら」は満席ということでしたが、東京駅・品川駅を発車した時はまだすいていました。品川駅を出たところで、乗車券の確認が行われました。小田原駅から先は、青春18きっぷを利用して広島まで行く予定です。
座席がゆったりしていたので、横浜駅に着く前に熟睡していました。目を覚ましたら、右手に赤い展望車が走っていました。もう明け方の名古屋でした。右手に清州城や金華山を眺めているうちに大垣に到着しました。大垣駅での「ムーンライトながら」から米原行き普通電車への3分の乗り換えがよく話題になりますが、米原行き普通電車が長い編成でしたので、十分全員がゆったり座れました。
米原駅から新快速に乗って姫路駅へ直行する計画でしたが、一旦、近江八幡駅で降りました。今日は、相模鉄道の新車20000系を下関から回送する日でしたので、近江八幡駅で相模鉄道20000系の回送を撮影しました。なんか、結構多くの鉄道ファンが相模鉄道の新車を撮影していました。
相模鉄道を撮影した後、近江八幡駅から新快速に乗り姫路駅へ行きました。
神戸、須磨を越えると、左手に瀬戸内海と島々が綺麗に見えてきました。明石では明石市立天文科学館や明石海峡大橋がよく見えました。明石海峡大橋は、かなり巨大な建造物でした。
姫路駅から山陽本線の普通電車を乗り継ぎ、予定通り宮島口駅に着きました。いつも思うのだが、大抵全ての列車が時刻表通りに運行されます。何回も乗り継いでかなり遠くまで行くのに、遅れることが滅多にないのは、凄いことだなと思います。
高2D組 ノリリン ムーライトながら
今回の合宿では東京から大垣までムーンライトながらで移動しました。ムーンライトながらは185系という特急車両を使った臨時の快速列車です。このムーンライトながらは旅行者が多く使うので臨時で走る時はほとんど満席になるとても人気の列車です。ムーンライトながらは昔定期列車として走っていましたが、2009年3月14日以降は臨時列車として活躍しています。ムーンライトながらは、東京から大垣間の410kmをおよそ6時間で結び、夜遅くに出て朝早くにつくとても便利な列車です。ムーンライトながらはいろいろな車両が使われていました。JR東日本所属の183系や189系を昔は使っていました。
高1D組 リョー 相模鉄道20000形
今回の合宿中に相鉄グループの新車20000形を見ることが出来ました。この20000形は今年(2017年)に営業運転開始の新車です。主な特徴は、ベビーカーや車いす用のフリースペースを全車両に設置、個別ドアスイッチを全てのドアに導入。他には日差しを遮るブラインドが復活したり、相鉄線の特徴である車内の鏡が復活したりしています。
高2A組 ハヤト 山陽本線
山陽本線は、兵庫県の神戸から岡山、広島を経て瀬戸内海沿いを走り、関門トンネルを渡って九州は福岡県北九州市の門司に至るJR西日本の路線である。支線には神戸駅の隣、兵庫駅から一駅だけ和田岬まで延びる通称「和田岬線」があるが、こちらは今回は省略する。山陽本線は、1888年に兵庫?明石間が開通し、以降徐々に西へ西へと延ばし、1901年には現在の下関まで延び、1906年に国有化、官営鉄道となり、1942年には世界初の海底トンネルとして関門トンネルが開通し、門司まで繋がった。戦後の高度経済成長期には東海道線と共に多くの特急、急行、準急列車が走るようになり、1964年の東海道新幹線開通、また山陽本線全線電化後も新幹線に接続し関西?九州間の特急や、関東?中国、九州間の夜行列車が頻繁に往来するようになったが、新幹線の延伸と高速化、高速バスや飛行機の進展に伴い徐々にその姿は消し、現在全線を直通する定期旅客列車はない。現在の運用は東海道線と一体化しアーバンネットワークを形成している関西圏の米原方面からの列車が到達する姫路と、その他岡山、糸崎or三原、岩国等で運用が分割している。しかしながら、中には地域間を直通して運転される列車もわずかながら存在し、今年3月のダイヤ改正までは下り1本のみながら岡山から下関まで実に384.7kmもの距離を走る列車も存在していた(現在は糸崎始発下関行きとなっている)。本数は、通称神戸線区間である姫路以東は新快速が日中毎時4本、快速が加古川発着と姫路発着でそれぞれ毎時2本、須磨発着と西明石発着の各駅停車がそれぞれ毎時4本、また相生?岡山と岩国、徳山?下関が日中は毎時1本程度となっているが、それ以外は日中でも毎時3本程度は走っており、利便性は高い。
車両は、神戸線各駅停車が321系と207系、快速と新快速が221系、223系、225系が走る他は基本的に全区間で115系などの国鉄型車両が多数を占めていたが、広島地区にJR化後初となるJR車両である227系が2014年に導入され、広島地区の中心となりつつある。115系、227系が中心の現在の山陽本線だが、105系や113系、また岡山地区では117系など、様々な車両を見ることができる。なお、下関?門司間は、JR九州の管轄であり、また門司駅構内には交直切り替えをするデッドセクションが存在するため、415系が運転を担っている。貨物列車は当然新幹線を走ることが出来ないため、多くの列車が東海道線と共に日本の大動脈を担っており、特に深夜帯は見ものである。沿線には車窓にも広がる瀬戸内海、またそれを跨ぐ本州四国連絡橋、所々に広がる山々や田畑など、見所は沢山。また、安芸の宮島や岡山や福山などの城、尾道や下関など、観光地も多く点在している。速くて便利な新幹線もいいが、たまには在来線でのんびり行くのも良いのではないのだろうか。