上田電鉄別所線 下之郷車両基地 2017年4月2日()

別所温泉駅―(上田電鉄)―下之郷駅・車両基地・鉄道資料館・取材―(上田電鉄)―上田駅



私たちは、別所温泉駅を見学した後、下之郷駅へ行きました。



旧西丸子線の駅舎を利用した資料館を見学し、上田電鉄の歴史について学びました。



かつて、上田盆地、丸子一帯は生糸の産地で、カネボウが中心となり、上田電鉄西丸子線や国鉄を経由して、丸子一帯の生糸を出荷していたそうです。真田線は、菅平まで延伸する計画もあったそうです。現在も、上田城址の石垣の下に路線や駅の遺構が残っています。




現在、上田電鉄は東急グループの一つで、旧東急の車両が運行されています。下之郷では状態検査が行われています。



重要部検査は長津田工場で行われています。別所線は急カーブが多いので、18m車両を導入しています。



ステンレス車両ですが、上田市の補助金を利用してラッピングをしています。



別所温泉に近づくと、40‰の急勾配区間があるので、冬の間は空転を防ぐために鋳鉄のブレーキシューを利用しています。運転本数が少ないので、回生ブレーキよりはブレーキシューを多用しています。NHK大河ドラマ「真田丸」の放映で、一時期ずいぶんと観光客が増えたそうです。




高1C組 おーちゃん 上田電鉄の車両と路線
上田電鉄は現在、別所線しかないですが昔は青木線と西丸子線、丸子線、真田傍陽線があり4線とも廃線となっています。上田電鉄は生糸の輸送路線として開業ました。昔はタブレット交換をしたり今とは違う光景でした。現在は東急グループの一員で車両は東急から来た車両おり、その車両をラッピングしたり改造をしています。別所線の距離は11.6kmで2両編成、途中に大学や短期大学があったり温泉があったりして地元の方にも利用されている路線です。上田電鉄といえば丸窓車両でモハ5250が最初の車両とされています。



高2B組 コーチ 下之郷駅
上田電鉄別所線の車両基地は下之郷駅に隣接されています。かつては上田駅にも車両基地がありましたが、長野新幹線の先行開業に伴う上田駅の回収工事の影響で現在の下之郷駅に統合されました。車庫の奥にはかつて走っていた元東急5200系がいました。上田電鉄は東急電鉄の子会社なので車両はバスも東急からのお下がりです。丸窓の7500系も運用以外は下之郷駅の車両基地か留置線にいるのでぜひ見に行って見てください。