京都鉄道博物館  2016年12月29日()

市電広場…京都鉄道博物館・見学…京都駅―(東海道本線)―山科駅…京阪山科駅



市電ひろばで京都市電を見学した後、京都鉄道博物館へ行きました。



最初に、プロムナードで、新幹線0系、クハ86形、DD5形、クハ103形、C62形蒸気機車を見学しました。



新幹線0系 国鉄が1964年の東海道新幹線開業用に開発した、初代の営業用新幹線電車です。1964年から1986年まで38次にわたり、改良を重ねながら総計3216両が製造されました。世界ではじめて200 km/h を超える営業運転を達成し、航空機を模範した先頭形状と、青と白に塗り分けられた流線形の外観で、初期の新幹線のイメージを確立しました。



1965
年に、第8回鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しました。1964年の開業から、東海道・山陽新幹線用として44年間運用され、20081130日に定期営業運転を終了、1214日のさよなら運転をもって営業運転を終えました。




クハ86形 戦後、国鉄は電気機関車が牽引する中距離の列車を電車に置き換える計画を進めていました。1949年に73輌の動力分散方式による長距離電車モハ80系湘南電車が誕生しました。クハ86形はモハ80系の制御車で、初期製造車は前面に3枚の窓があるスタイルでした。




DD54 33 国鉄が1966年から設計・製造した亜幹線用液体式ディーゼル機関車です。



クハ103形 国鉄が設計・製造した直流通勤形電車です。国鉄通勤形電車として、当時の国鉄の財政・設備・保守などの各事情を考慮の上で経済性を最重視して設計され、1963年から1984年までに3447両が製造されました。



国鉄通勤形電車として、当時の国鉄の財政・設備・保守などの各事情を考慮の上で経済性を最重視して設計され、1963年(昭和38年)3月から1984年(昭和59年)1月までの21年間に3,447両が製造された。



マロネフ591号車 戦前に製造された皇室・貴賓客用の寝台客車で、12等の合造車。



C62 26 1948年、当時最大の貨物用蒸気機関車D52形を改造した高速旅客用蒸気機関車です。東海道・山陽本線の特急・急行など国鉄を代表する列車を牽引しました。C62形は、1954年に東海道本線木曽川―岐阜間で、蒸気機関車として最高速度試験を行い、時速129km/hという狭軌鉄道の世界記録を樹立しました。



本館1階では、JR西日本を代表する車両、500系新幹線、クハネ581系特急形交直流電車、クハ489系交直流特急電車などを見学しました。DD51形やEF66形の各装置をも見学しました。



230形 イギリスのスタイルを持つ現存する国産最古の量産型蒸気機関車。




クハネ581−35 座席と寝台で両用可能な設備をもった世界初の特急用交直流電車。



EF52 国産初の大型の直流電気機関車で、本機は阪和線などで活躍した。



100系 0系新幹線電車の後継機として活躍した新幹線電車。



クハ489−1 国鉄を代表するボンネット型の特急用交直流電車。



DD51 全国で活躍した液体式ディーゼル機関車で、国鉄の無煙化に貢献した。



EF66 1968年から量産機が製造された直流区間用電気機関車で、東海道・山陽本線の高速貨物列車の牽引を中心に、寝台特急列車も牽引しました。JR貨物より譲渡されました。



新幹線500系 当時世界最速の300km/hでの営業運転を実現した新幹線電車。



キハ813号車 1960年に登場した国鉄初の特急用ディーゼルカー。



トワイライトプラザで寝台特急「トワイライトエクスプレス」の電気機関車や食堂車を見学しました。



スロネフ25501号車  「トワイライトエクスプレス」 1989(平成元)年に登場し、本年312日に引退した寝台特急「トワイライトエクスプレス」のA個室車両です。「スイート」1室と「ロイヤル」4室の客室を備え、特に「スイート」は眺望のための大きな窓があり、移動手段としてではなく乗車時間を楽しむ部屋として大変人気がありました。



EF81 103号機  関西から青森までの直通運転を可能にした交直流電気機関車。



EF58150号機  戦後を代表する旅客用の直流電気機関車。



展示引き込み線を見学しました。カニ2412号車  寝台特急「トワイライトエクスプレス」専用の電源車で荷物室を併設。



オハ25551号車  寝台特急「トワイライトエクスプレス」専用客車。



本館の2階には、巨大な鉄道ジオラマ、駅施設、運転シミュレータ、レストランがあり、大勢のお客さんで賑わっていました。



企画展示室では、「寝台列車の軌跡」について展示されていました。



屋上のスカイテラスからは、山陰本線、東海道本線をひっきりなしに行きかう各列車を見渡せました。



SLひろばで、白い蒸気を噴き上げて出発するSLスチーム号を見学しまし。



扇型車庫にあるC62などの蒸気機関車を次々に撮影しました。



京都博物館の出口にある旧二条駅舎には、蒸気機関車関連の資料館とミュージアムショップがありました。



ミュージアムショップは、「入線制限」と放送されるほどの大盛況でした。



ミュージアムショップで買い物をした後、京都駅へ戻りました。



高2A組 りん 京都鉄道博物館
私は名古屋のリニア鉄道博物館には行くことが出来なかったので、今回京都鉄道博物館に行くことを楽しみにしていました。中に入ってみると、0系が何両か置いてあったり、月光のヘッドマークの583系、ボンネット車などがありました。0系の食堂車は見たことが無かったので驚きました。1度しか乗れなかった500系や、子供の頃によく乗っていた100系も見ることができて、懐かしい気分になりました。残念ながらリニア鉄道博物館の300系は無くなってしまったと聞いていますが、今度は名古屋に行ってみたいと思います。



高1A組 タクヤ 新幹線0系
0系新幹線は国鉄が1964年の東海道新幹線開業用に開発された初代の新幹線である。1964年から1986年まで改良を重ねつつ統計3216両が製造されました。世界で初めて時速200kmを超える営業運転を達成しました。この事が起きたことで、0系新幹線は夢の超特急と呼ばれるようになりました。1964年の開業から、東海道 山陽新幹線として40年以上にわたって運用されたが20081130日に定期営業運転が終了、翌月1214日のさよなら運転をもって営業運転を終えました。



中1A組 ショータ 京都鉄道博物館の蒸気機関車
10701080号機は、1901(明治34)年に英国から輸入され、官設鉄道東海道線で使われたテンダー式蒸気機関車D9651号機(後に62706289号機と改称)を、1926(大正15)年にタンク式機関車1070形に改造し岐阜県の美濃太田機関区に配属されました。その後新潟の日鉄鉱業株式会社に払い下げられ鉄鉱石の輸送で使われました。他にも、C51-233C53-45C59-164D52-468D50-140C58-1C55-1D51-1D51-200などの車両が保存されています。
重要文化財(美術工芸品)230233号蒸気機関車
230形蒸気機関車は、通信症鉄道作業局が汽車製造合資会社に発注し、国産で初めて量産化されタンク式蒸気機関車である。イギリスからされたA8形タンク式蒸気機関車を基にして製造すると共に、日本人の体格に会わせて改良などの工夫がされている。233号機は、1963(明治36)年度に、西日本などで活躍したのち、国鉄高砂工場の入れ換え用機関車となり1962(昭和37)年に開館した交通科学博物館で展示するため、国鉄鷹取工場で復元し、現在の姿になりました。
当機関車は、先に特徴を持つ230形蒸気機関車の中で国内に保存状態の良い機関車であり、「現在最古の国内量産型蒸気機関車」として保存する意義がある車両です。