関西の一大ターミナル駅 京都駅を散策 2016年12月29日()

ホテルステーション京都…京都駅・散策



今日は、朝に京都駅を散策しました。京都駅の正面改札には、劇場も備えた巨大なガラス張りの駅舎があり、駅舎の屋上から京都の街並みが展望できました。



京都駅は、政令指定都市、近畿圏の主要都市のひとつ、年間を通じて多くの観光客を受け入れている京都市の玄関です。東海道新幹線の全列車が停車し、北陸・山陰・関西空港・南紀方面へのJR各線、奈良・橿原神宮・伊勢志摩方面への近鉄電車など、各地を結ぶ特急列車が発着します。



JRについては在来線特急の発着種類が日本一多い駅です。観光客、京都市内や各線乗換利用の通勤通学客も多く、1日平均の乗降人員が各社合計で67万人を超えるターミナル駅です。第1回近畿の駅百選に選定されました。




京都駅の駅舎のうち、JR西日本の烏丸中央口側のものを「京都駅ビル」とよびます。地上16階、地下3階 (高さ60m)、敷地面積38000m2、延床面積は238000m2、東西の長さは470m、鉄道駅の駅舎としては1997年に完成した日本有数の規模です。



現在の駅舎は4代目です。1915年、大正天皇の御大典に併せて古典様式の2代目駅舎が渡辺節の設計により建築されたが、1950年に火災により焼失、その後1952年に鉄筋コンクリート造の近代的な3代目駅舎が竣工しました。



しかし、駅の発展とともに増築を重ねたため、地下街を含む商店街や連絡通路など構内が複雑になり、不便なものになっていました。また駅舎本体にも老朽化に伴う問題が生じました。そこで、抜本的対策として駅ビルの新築が計画されました。これは1994年の平安遷都1200年記念事業の一環でもありまし。




京都駅ビルは、東側にホテルグランヴィア京都、西側に百貨店のジェイアール京都伊勢丹があります。その間の中央コンコースは、4000枚のガラスを使用した正面と大屋根で覆う吹き抜けになっています。吹き抜けの最上部には地上45mの空中径路があります。



吹き抜けから東西へは階段が設けられています。伊勢丹側の大階段は段数171段、高低差は11階建てビルに相当する35m、全長は70mです。大階段はコンサートや、毎年2月の「JR京都駅ビル大階段駆け上がり大会」などイベント会場としても利用されます。



私たちは、京都駅を行き来する東海道本線、山陰本線、奈良線や湖西線の電車を撮影した後、梅小路公園へ行きました。