水海道車両基地公開イベント 2016年11月3日(木)
つくばエクスプレス総合基地―(送迎バス)―水海道車両基地・見学…水海道駅―(関東鉄道)―取手駅―(常磐線)―上野駅・解散
つくばエクスプレス総合基地を見学した後、水海道車両基地を見学しました。
モーターカー 1987年12月20日、帝都高速度交通営団(現東京メトロ)の船橋軌道区に堀川工機製の軌道モーターカーが納入されました。その後、2006年8月に東京メトロから東葉高速鉄道に譲渡され、東葉高速鉄道で役10年使用後、2016年3月24日関東鉄道常総線に譲渡されました。水街道車両基地に納入後、関東鉄道仕様に改造され2016年5月12日に竣工使用を開始しました。クレーン仕様3段式、最大2.5t吊り上げ可能。
DD502形ディーゼル機関車 1956年、日本車輌製造。導入当時は貨物輸送に活躍し、貨物輸送廃止後は工事用車両や新製車両の牽引などに活躍していましたが、現役を引退後は車両基地に保存されています。
キハ314・313に試乗しました。
工場棟では、C600空気圧縮機、液体式変速機などを見学しました。キハ2300の蓄電池、列車選別車上子、充電調整器などについて解説されていました。
空気バネ式ボルステレス台車 NP128D(動台車) 車輪直径860mm、重量 動台車5425kg。動台車には、駆動用の減速機が付いています。
密着式小型自動連結器 NBC2形 連結する時は、連結器同士で押し付けると連結され、開放する時は開錠引棒を引くだけで開放できます。
高さ調整装置 LV4 自動隙間調整器 DCSA44E 横ダンパー(5000形)
C600空気圧縮機 全客車使用
放熱器(ラジエター)
液体式変速機 TACN-22-1607 コンバータ―・コントロール・システム 変速1段・直結2段 逆転機構内蔵
工場棟に置かれていたキハ2306の各装置を見学しました。
元空気タンク 200ℓ 空気圧縮機で作られた圧縮空気を蓄えておくタンクです。気笛、ドアの開閉、保安ブレーキなどに使用される空気の元になっています。
燃料タンク
ブレーキ制御装置 MBS-70B
接触器箱 左から、帰路スイッチ(各回路のマイナス線)、次がGCS(エンジンコントロールシステム)、その下が機関始動回路のリレーなど、次が機関始動スイッチなどの操作盤、次が変速機用のCCS(コンバーターコントロールシステム)。
クーラーコンプレッサー
充電調整器 CAD971形 発電機回転数及び負荷の変化に応じ、発電機の界磁電流を自動的に加減して、発電機出力電圧および出力電流の調整を行う装置です。
蓄電池(バッテリー) 6Vのバッテリーが、4個直列に接続して24Vで使用しています。
列車選別車上子 常総線の快速運転用に設置されたもので、運転台の選別スイッチにより「快速」「普通」を選択すると、デジタル電文が発信され、地上側で演算され、踏切の鳴動時分などを制御します。
クレーンによる車両の吊り上げも実演されました。
車両展示会場では、キハ5004・5003、2102・2101、006・005、101の撮影会が行われていました。
水海道車両基地を見学した後、車両基地の外をぐるっと回り、車両基地の外から気動車の写真を撮ってから関東鉄道に乗って帰りました。
高1C組 おーちゃん 関東鉄道
関東鉄道は京成グループの一員であり略称は関鉄である。昔は常総筑波鉄道、鹿島参宮鉄道の二つの会社だったが合併し、今の関東鉄道となっている。常総線、竜ヶ崎線の二つがあり共に非電化なのでディーゼル車を使用している。常総線の車両はキハ2300が主となっている。竜ヶ崎線はキハ2000が主となっている。どちらもワンマン運転対応である。つくばエクスプレス(TX)との関係はライバル関係の面も見られたりするが協調面も見られたりする。バス事業に関してはライバルだが鉄道に関しては水海道などの常総線の駅にTXを使用すると早く行けるので「TX常総ライン往復きっぷ」を作るなどして連携を図っているのがわかる。2009年3月から交通系ICカードの使用開始の為さらに便利になっている。
高2B組 コーチ 関東鉄道
関東鉄道は茨城県に2つの路線を持つ鉄道会社です。現在は常総線と竜ヶ崎線だけですが、昔は鬼怒川線、筑波線、鉾田線もありました。全線非電化で車両はすべて気動車でワンマン運転対応しています。常総線の車両は複線用のキハ0形、キハ310形、キハ300形キハ350形、キハ2100形、キハ2300形で単線用はキハ100形、キハ2200形、キハ2400形です。竜ヶ崎線の車両はキハ532形とキハ2000形だけです。あとはDD502形機関車とホッパー車のホキと東葉高速鉄道から来たモーターカーです。取手駅や守谷駅も都内からすぐ行けるし色々な車両が走っているのでぜひ関鉄に!