えちぜん鉄道勝山永平寺線 2016年8月8日()

福井口駅―(えちぜん鉄道)―勝山駅―(えちぜん鉄道)―福井駅―(北陸本線)―小松駅…アパホテル小松・宿泊



福井口車両工場を取材した後、えちぜん鉄道勝山永平寺線に乗りました。九頭竜川を左手に眺めながら、勝山駅へ向かいました。



勝山駅の駅舎は1914(大正3)年、開業の時に建設されたもので、2004年に登録有形文化財に登録されました。2013年には内観の一部を建設時の吹き抜けに戻す等改修工事が行われました。



勝山駅を過ぎて線路が100m先まで続いています。これは京福大野駅まで伸びていた時の名残です。当該区間の廃止後、留置線として使用されています。



勝山駅には、京都電燈テキ6形電気機関車が保存されています。京都電燈福井支社越前電気鉄道部が保有していた、軸配置Bの箱形電気機関車です。



勝山駅から、福井県立恐竜博物館へバスで結ばれています。恐竜博物館には、2013年7月に設立された、アジア恐竜協会の事務局が置かれています。



永平寺口駅にある旧駅舎、旧京都電燈古市変電所が国登録有形文化財に登録されています。



2002年に永平寺線、永平寺口駅―永平寺駅間が廃止されました。永平寺線跡地は、「永平寺参ろーど」
という遊歩道に整備されました。



福井駅で集合写真を取りました。2013年4月3日に来た時とは変わり、北陸新幹線の高架線を利用した高架駅になっていました。




福井駅前広場も再開発が進み、バスターミナルが整備され、福井鉄道の駅が福井駅前まで延伸していました。2013年4月3日に訪れた時とはすっかり変わっていました。



福井勝山は、恐竜の化石の発掘で有名です。福井駅にも恐竜にちなんだモニュメントが沢山ありました。



中3A組 リョー えちぜん鉄道の紹介
えちぜん鉄道株式会社は、福井県福井市から勝山市、坂井市を結ぶ鉄道路線を運営する、福井市・勝山市などが出資する第三セクター方式の鉄道事業者です。本社は福井県福井市にあります。かつて、京福電気鉄道が福井県下で運営していた越前本線(現在の勝山永平寺線)・三国芦原線を引き継いで運営するために設立ました。



高2A組 りん えちぜん鉄道
えちぜん鉄道とは、福井県福井市から勝山市、坂井市(堺ではありません)を結ぶ第三セクターの鉄道です。福井から三国芦原線の三国港駅、勝山永平寺線の勝山駅の約53kmの路線を運用しています。現在は500060007000系の三種類の計29と福井鉄道との乗り入れのためキーボという路面電車を運用しています。ちなみに今のシーズンは花火大会などで全ての車両を使うため、大きな点検はせずに全ての車両を動かせるようにしているそうです。



卒業生 シバ えちぜん鉄道の車両紹介
えちぜん鉄道には20168月現在、電車と低床電車、除雪車の計5種類の列車が在籍しています。今回は、電車と低床電車の4種類の列車を紹介します。



MC5001
えちぜん鉄道の前身である京福電鉄で50015002の2両が1999年に製造されました。車体は阪神電鉄武庫川車輌で新造され、台車・冷房装置は福井鉄道の600形と同様、豊橋鉄道1900形廃車発生品が使用されました。主電動機は国鉄101系列と同じMT46を搭載しています。製造当初2編成在籍していましたが、50022001年の正面衝突事故で廃車され、えちぜん鉄道に譲渡されたのは5001のみです。えちぜん鉄道が保有する車両では唯一のオールロングシート車で、また京福電鉄時代から運行している最後の電車でもあります。
MC6001形、MC6101
愛知環状鉄道より片運転台の100形と両運転台の300形を無償で譲り受け、片運転台の100形は両運転台に改造され、えちぜん鉄道塗装になり大きくイメージが変わった。MC6001形とMC6101形は交流電源とエアコンユニットが異なります。車内はセミクロスシートで他の車両と同様、自転車を車内に持ち込むことができ、自転車固定用のワイヤーが取り付けられています。元100形のMC6001形は基本的に2両連結で使われますが、運用によっては分割もあり、逆に元100300形のMC6101形は基本的に1両で使われるが、朝や夕方の運用によっては併結運転もあります。また全車両ともスノープローを兼ねたスカートが取り付けられています。
MC7000
JR東海の飯田線で活躍していた119系のうち、インバータ方式による冷房搭載・ワンマン化改造を受けた5300番台の12両を譲り受けた車両です。主電動機を直流モーターから交流モーターに、制御方式VVVFに、標識灯・客室灯・行先表示灯をLEDに変更しました。飯田線時代に使用されていたトイレは撤去され空きスペースとなっています。えちぜん鉄道移籍時に運転台の位置を下げる改造も行われ、車両正面はMC60006100形と似た外観になっています車内は飯田線時代のセミクロスシートが継承され、車椅子スペースが設置されています。
L
2016327日より福井鉄道福武線との相互直通運転開始に伴い、導入された車両です。ki-bo(キーボ)という愛称がついています。2車体連節構造の低床電車(LRV)であり、えちぜん鉄道発足後、初めての完全新造車です。車内には8つのボックスシートが設置され、前面は顔のようなデザインになっています。福井鉄道のF1000形は3車体連接構造ですが、えちぜん鉄道L形は日中運用が中心となるため、3車体連接構造の採用は見送られ、2車体連接構造が採用されました。えちぜん鉄道の他の車両はえちぜん鉄道全線を走行するのに対し、L形は相互直通運転運用がメインになるため、えちぜん鉄道線内は回送電車を除き、三国芦原線の田原町〜鷲塚針原間に限定されています。