ひたちなか海浜鉄道  2016年5月2日(月)

水戸駅―(常磐線)―勝田駅―(ひたちなか海浜鉄道)―阿字ヶ浦駅・保存車両撮影―(ひたちなか海浜鉄道)―那珂湊駅・気動車・バス撮影―(ひたちなか海浜鉄道)―勝田駅―(常磐線)―北千住駅・上野駅・解散




鹿島臨海鉄道を見学し、大洗の町を散策した後、午後には、にたちなか海浜鉄道を見学しました。




まず、阿字ヶ浦駅へ行き、静態保存されているキハ2005(赤い車両)とキハ222(青い車両)を撮影しました。キハ2005は49年間、キハ222は54年間走り続けました。




次に、那珂湊駅へ行き、那珂湊機関区にある気動車や貨車、車庫に止まっているバスを撮影しました。




2015年に東海旅客鉄道及び東海交通事業より購入されたキハ11、2002年に茨城交通が自社発注して購入したキハ37100、2008年に兵庫県の三木鉄道で使われていたものを、同鉄道の営業廃止により2009年に購入したミキ300、1979年に留萌鉄道より購入され、現在は旧国鉄準急色に塗装されているキハ2004などを撮影しました。



最後に、那珂湊駅構内に住み着いた黒猫、駅長のおさむ君を撮影しました。



部員たちは、東京では気動車を目にしないので、ディーゼルエンジンの音や架線の無い鉄路に興味を持ち、列車の往来を眺めていました。



ひたちなか海浜鉄道
ひたちなか海浜鉄道は、勝田?阿字ヶ浦を結んでいる。
元茨城交通湊線で、経営赤字から茨城交通が2007年廃止を決定したが、第三セクター方式により、存続された。
主な車両
現役 3710形・37100形・キハ11形・ミキ300形・キハ20形※a
引退 キハ2000形※b・キハ22形※c・ケハ600形※d・キハ20形(角形ライト)※a
※a.205号車が現役で、気動車標準色に塗られている。202号車が那珂湊駅で首都圏色に塗られ、保存されている。
※b.2004号車が準急気動車色に塗られ、那珂湊駅で保存されている。また、2005号車が急行色に塗られ、阿字ヶ浦駅で保存されている。
※c.222号車が旧気動車標準色に塗られ、阿字ヶ浦駅で保存されている。
※d.ケハ600形は日本初のステンレス製気動車で車体は那珂湊駅で保存されている。
また、キハ11形はJR東海・東海交通事業からの譲渡車であり、ミキ300形は三木鉄道からの譲渡車である。



OB シバ 連休合宿の感想
今回はGWを利用して合宿を行いました。3月まで中学生だった人も高校生になり、時間が経つのが早いなと改めて思い知らされました。私は3月に日本学園を卒業したので、OBとして参加しました。今回の合宿では、千葉・茨城の地方ローカル鉄道に乗りに行きました。初日は銚子電鉄と鹿島臨海鉄道に乗りました。銚子電鉄は、テレビやラジオなどでよく取り上げられますが、そんな銚子電鉄に私は1度も乗りに行ったことがありませんでした。なので、今回の合宿が初乗車になりました。京王電鉄で走っていた車両が第3の人生を銚子電鉄で迎えました。(第2の人生は伊予鉄道)車歴が50年経っているにも関わらず、未だに現役で走ることが出来るのはなかなかないと思います。日本人の知恵と言うのはすごいなぁと改めて思いました。次に鹿島臨海鉄道。鹿島神宮(鹿島サッカースタジアム)?水戸を結んでいる第3セクターの会社です。沿線には、鹿島アントラーズの本拠地がある鹿島サッカースタジアムや大洗マリンタワーのある大洗、そして茨城県の県庁がある水戸など、沿線には見所がたくさんある路線です。40年物の気動車が元気に走っています。鹿島臨海鉄道では、大洗車両区の見学をしました。車両区について、説明をしてくださった方々にお礼を申し上げます。ありがとうございました。2日目は、ひたちなか海浜鉄道に乗りました。この路線は、旧型気動車の置き換えの真っ最中でした。全国的に数を減らしている旧型気動車を見ることが出来たので良かったです。また、機会があったら行きたいです。