年間行事予定の確認、時間割、教室配置、新しいクラスの編成、点票作りと、次年度へ向けて準備に皆てんやわんやしていました。そんな折、進路指導部の部屋にある書棚を新しいものに取り替えました。昨年度ウチの学年を卒業した卒業生が４名駆け付け、スパナやペンチを使って、書棚を組み立て、進路指導部の部屋に備え付けました。「この子たち、役に立ったわよ。ちゃんと考えながら組んでいる。仕事が早い。」と進路指導部長。卒業して１年が経ち、少し成長したようです。今まで使っていた古い書棚を、鉄道研究部の部室に頂くことになりました。職員室にも置いてある引き戸の付いたごついねずみ色の書棚です。部員たちは、ロッカーの移動の時に得た要領で、「乙種輸送」とか言って、巧みに手押し車を使い、書棚を１号館の３階にある進路指導部の部屋から食堂棟にある鉄道研究部の部室に運びました。部室に本棚を設置し、時刻表、活動報告集や鉄道に関する資料をならべ、鉄道模型などを収納したら、結構綺麗に片付きました。部員たちは、部室の壁に鉄道に関するポスターを貼り、部室の落ち着いた佇まいに大満足。部室の真ん中に並べた机の上に線路を敷いて、電車を走らせて遊ぶ気らしい。こ、このスペースは、取材のまとめや学園祭の準備などの作業をするためのものだぞ。